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キッチンリフォームで家事動線がスムーズに!
HOUSE DATA
[O様邸]
建物種別:マンション
所在地:東京都江東区
築年数:10年
工事種別:部分リフォーム
工期:3週間




採用設備
- キッチン:タカラスタンダード「レミュー」
- ダイニング収納:造作家具
- ダイニング壁面:サンゲツ「マグネットクロス」
- トイレ:TOTO「ピュアレスト」「アプリコット」
- トイレ手洗い:TOTO「スリムタイプ手洗い」
リフォームプラン
キッチンをスタイルチェンジしたい!
今までは建築当初からのL型キッチンをお使いでしたが、スペースが独立している為、リビングにいるお子さんの様子が見えづらいことが長年のお悩みでした。
L字型→セパレート型のキッチンに
キッチンは大幅にスタイルチェンジし、L字型からセパレート型へと変更。 シンクの前面はオープンなカウンターを設け、お料理中もリビングダイニングにいるお子様の様子に目を配れるようになります。
一直線で使いやすい家事動線
キッチンとダイニングの間の壁が無くなり、ダイニング・キッチン・洗面浴室が一直線で行き来できるようになりました。掃除・洗濯・料理などの動線がスムーズになり、家事効率がグンとアップします!
壁にぴったりの造作収納が欲しい
以前は既製品の棚をお使いでした。壁の幅にぴったりと合うものを探すのは難しく、使い勝手もイマイチだったとのこと。
壁の幅に合わせたオリジナルの造作収納を製作!
この機会に合わせ、壁の幅に合わせた収納を造り付けます。 中に収納するものや、生活スタイルに合わせて使いやすいよう計画します。
収納の上の壁にも一工夫
あえて天井までの壁一面を収納とはせず、収納棚は下半分のみ。
上半分の壁は、以前はお子さんの絵などを画鋲で止めて飾っていましたが、ここに磁石が付くマグネットクロスを施工することで、壁に穴を開けずにお子さんの絵や予定表などを貼れるようにします。
トイレを新しく使いやすくしたい
以前のトイレには幅の広い手洗いカウンターが付いていましたが、使用頻度が低く、もったいないとお考えでした。
手洗いを縮小し、収納棚を設けます
手洗いはミニサイズのものに縮小し、その分余ったスペースを収納棚として利用します。 あえて扉を付けず、オープンな棚にすることで、狭いスペースも有効活用することができます。
トイレも新しくお取替えします
器具の傷みがあるトイレも新しいものに交換。最新式のトイレで節水も期待できます。
インテリアを明るく一新します
一部分の壁をアクセントにすることで、明るくオシャレな雰囲気に。 飾り棚を設置して季節の小物を飾っていただけるようになります。
旧キッチン解体
いよいよ工事開始です。
まずは既存のキッチンを解体し、壁を取り除きました。床はそのまま使うため、他に傷をつけないよう養生を施し、丁寧に解体します。
配管
天井内部の配管を施工しています。キッチンのレイアウトが変わることにより、コンセントやスイッチの位置が変わり、配線も新しく引き直す必要があります。
天井にはその他たくさんの配線があるので、一つ一つ確認しながらの作業です。
新キッチン施工
新しいキッチンを搬入します。
システムキッチンといっても、部材がバラバラに搬入されてくるため、職人さんが一つ一つ組み立てていきます。
ディスポーザー取付け
ディスポーザーを取り付けます。
キッチンが付いた後、ディスポーザーの専用業者がキッチンのシンクを加工して取り付けます。
そしてついに完成!
約3週間の工事を経て完成したO様邸を
写真でご紹介します。
L字型からセパレート型のキッチンに!
ダイニングへ直接繋がって動線がスムーズになりました
セパレートキッチンは、シンクとコンロを別々のワークカウンターに設けたスタイルで、複数人での作業がスムーズに出来る、作業スペースが広く取れる、といった利点があります。
新しいキッチンは、弊社ではお馴染み、タカラスタンダードさんのホーローキッチン。明るい印象のウッドホワイトをお選びになりました。 お手入れしやすいホーローパネルで、いつまでも綺麗な状態が長持ちします。
ご提案イメージ図
リビングの様子を見ながら作業ができるカウンターを新設
キッチンとダイニングとの間の壁がなくなったので、キッチンとリビングダイニングが一体感のある空間となりました。
シンクの前面は食器などを一時置きできるカウンターにし、お料理中もリビングダイニングに居るお子さんの様子に目を配ることができます。
デッドスペースをリビング収納に有効活用!
キッチンのレイアウトを変更したことでできてしまうデッドスペースを、リビング側から使える収納に造り替えました。 取っ手はその他の扉と同じものを見つけることができたので、まるで以前からあったものかのように馴染んでいます。
!キッチンの位置変更ができないマンションもあります
インテリア
コーディネーター
千葉 容子
マンションのリフォームでは、必ずしもキッチンの位置変更ができるとは限りません。
こちらのマンションでは可能でしたが、築年数の長いマンションですと、キッチンの交換はできても、位置は変更できない場合もあります。ご注意ください。
ここがポイント!
角を利用した電話台
以前は対面キッチンのカウンターに置かれていた電話置き場を、キッチンとダイニングの間の一角に設けました。
棚板は、隣に造作した家具のカウンター材と同じパイン材を使用。本物の木がお部屋にあると、ナチュラルで優しい雰囲気になります。
段差を上手くカバー
今までお使いのディスポーザーを今後も使用される関係で、キッチンとダイニングの間に段差が出来てしまったのですが、カウンターや収納の天板(最上部の板)に使用したものと同じ集成材の板を張り、インテリアとして統一感を持たせて目立たなくしました。
壁の幅ぴったりのオリジナル収納家具を造作!
散らかりがちな小物がすっきりと片付きます
以前は、同じ位置に既製品の収納家具を置かれていましたが、既製品だとピッタリという訳にはいきません。そこで、壁の幅いっぱいの収納を造り付けすることに!せっかくの造作収納ですから、O様が毎日使いやすいようなスタイルのものを計画しました。
天板にはキッチンカウンターや、キッチンとの間の段差部分に使用したものと同じパイン(松)の集成材を使用しています。各所に同じ木材を使うことでインテリアに統一感を出すことができるのは、造作家具ならではのメリットです。
ご提案イメージ図
!お持ちのバスケットに合わせ、奥行きも細かく調整しました
大工さんが丁寧に造作した棚の上部のスペースは、イメージ画にあるように、バスケットを引き出し代わりにして使えるよう、あえてオープンにしています。
ここには既にお持ちのバスケットがぴったりと収まるよう、バスケットの寸法を測ってから設計しました。
こうした細かい調整ができるのは造作家具ならではのメリットです。
また、扉の中は職人が一つ一つダボ穴を開け、棚の高さが細かく調節できる自由度の高い収納スペースになりました。
ここがポイント!
磁石が付くマグネットクロス
収納の上の壁にはマグネットクロスを採用しています。画鋲で壁に穴を開けることなく磁石でお子さんの絵を貼ったり、予定表を貼ったりと、便利に使用できます。
見た目は普通のクロスなので、他の壁とも調和し目立たないのも嬉しいところです。
パイン材の天板
天然の木の板は経年しても汚れた感じにならず、使い込んでいくことで「味」のある風合いになっていくため、インテリアの良いアクセントになります。
白い収納棚とパイン材の木目を活かした天板の組み合わせで、ナチュラルな優しい印象に仕上がりました。
オレンジのアクセントクロスで明るい印象に!
器具・収納も一新して使いやすくなりました
器具の傷みがあったトイレは最新のものに交換し、内装も新しくしました。
トイレのような小さい空間はインテリアでも冒険がしやすい箇所なので、奥にオレンジのアクセントクロスを取り入れています。
窓の無いトイレですが、このオレンジのクロスでとっても明るい印象になっています。
以前このトイレには、幅の広い手洗い付きのカウンターがあったのですが、大きな洗面ボウルはトイレには不要とのことで大きくスタイルを変える事になりました!
カウンターだった部分には、オープンな収納棚を造り付け、手洗いはミニサイズのものを端に設置。今までデッドスペースとなっていた部分も、収納として活用することができます。
ご提案イメージ図
ここがポイント!
お客様支給の鏡
手洗いの上には可愛らしい鏡が付きました。こちらの鏡は、手洗いの幅に合わせてお客様ご自身でお好みに合うものを選んでいただいたものです。
パイン材の収納棚
トイレの収納棚も、キッチン・ダイニングに使用したパイン(松)の集成材で造作しています。パインの色合いはオレンジのクロスとも相性が良く、明るく清潔な印象に仕上がっています。
壁の下半分にはキッチンパネル
下半分の壁にはキッチンパネルを貼りました。壁面に汚れが染み込まないため、汚れてもさっと拭くだけ。お手入れが簡単になります。
担当コーディネーターより
インテリア
コーディネーター
千葉 容子
O様邸のリフォーム工事では、キッチンのレイアウトを変えるリフォームだったので、キッチンとリビングダイニングが長期間に渡って使えなくなってしまう期間ができてしまいます。その為、お子様の夏休みに合わせてリフォーム工事の日程を組ませていただきました。
リフォーム期間中、海外にご旅行に行かれていた際には、工事当初からご用意しておりましたお客様専用の工事ブログで、ご旅行先からも工事の進み具合をご確認いただきました。
なるべくご負担が少なくなるよう、工期短縮を工夫しましたが、それでもO様のご負担は大きかったと思います。ご協力ありがとうございました。
難しいキッチンのレイアウト変更も無事完了!以前はシックな色合いのキッチンだったのですが、奥まっていたため、キッチンが暗く感じ、独立型キッチンの為、ご家族の様子が見えにくかったそうです。
今回キッチンのレイアウトを変えたことにより、リビングにも開放感が出て、空間全体が広く感じられるようになりました。また、新しくなったキッチンは扉の色を明るいお色にされたことで、明るくさわやかになりました。
通常、マンションでキッチンのレイアウトを変えるのは、かなり難しい工事となりますが、今回のリフォームでは、オープン型へのキッチンに変更することができました。お料理中でもお子さんの様子を確認し、会話もできるようになり、O様の理想の形に近づくことができたのは私たちもとても嬉しく思います。
O様、ありがとうございました。
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O様
お客様より
O様
スタッフの方々には、マンションへの確認や近所の方への対応、工事途中の変更可能な箇所の確認など、本当に丁寧に工事を進めて頂きました。
トイレも掃除がしやすく明るくなりましたし、キッチンも明るく広く、収納もたっぷりできるようになり、とても使いやすくなりました。
新しく作って頂いた収納も 活用しています。
今まで使い勝手の悪かった部分も全て活用できている感じで、とても満足しています。