エコリフォームのマンション > マンションリフォーム事例 > 【スケルトン】今の暮らしに合わせてスケルトンリフォーム
新築に劣らない機能+自然の木に囲まれた快適さを実現 |
K様がお父様より譲り受けたマンションは、築30年。 【墨田区 K様 築30年】 |
お客様よりうれしいご感想をいただきました! |
話を良く聞いてくれて、ちょっと希望を伝えると、すぐに、図面やパースなどを持ってきてくれたので、自分たちの希望に合った住まいが作れそうと感じて、エコリフォームさんに決めました。 自分達が要望していないようなことも、「どうですか?」と聞いてくれました。 私達は細かいことまではよくわからないから、エコリフォームさん側からいろいろと話してくれたのがとても良かったです。 工事中も、段階段階で細かく対応してれて、変更があっても納得して進められました。 |
工事の裏側はブログでチェック! |
K様邸のリフォーム工事では、日一日と進んでいく現場の様子を確認いただくため、ブログを開設!
工事中は非公開でしたが、今回、事例として掲載させていただくにあたり、一部を修正して公開することをご了承いただきました。ありがとうございます! ※ブログの公開は終了しました。
※ブログの公開は終了しました。
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お客様のご要望と、決定したリフォームプラン
【1】とにかく古いマンションなので、暖かく使いやすく、きれいに明るくしたい
新しくこちらに越していらっしゃるK様にとって、今の生活に合う設備に交換するというのは、今回のリフォームにおいて重要なポイントでした。
【2】つながり感のある、オープンな間取りにしたい。普段はそれぞれの居室も扉を開けて使うつもり。
【3】できれば自然素材を使いたい。床は無垢のフローリングを規模。
新しいお住まいは、あったかい家にしたい、とお考えで、自然素材の無垢を使うことをお望みでした。
リフォーム前の図面です。台所兼食事室には窓が無く、ご家族団らんの場なのにちょっと暗いスペースになってしまっていました。
設備も今のマンションに比べると心もとなく、和室の押入れは躯体結露の為、カビが発生してしまっていました。
外から帰ってきたときに、玄関が暗い感じがするのも改善したいとお考えでした。
コーディネーターの薄井です。
お客様がこちらのお住まいで、どのように暮らされたいのか、どういったものを置きたいとお考えなのか、何度もヒアリングし、こちらの間取りに決定いたしました。
たとえば、熱帯魚を趣味にされているので、水にぬれても大丈夫なスペースを造ったり、水槽を洗いやすいステンレスのミニキッチンを洗面台に使用したり…などなど、K様邸ならではのちょっとユニークな工夫も盛り込んだオリジナルなお住まいになりますよ。
K様のマンションは築30年。
建築当初から交換していなかったキッチンやお風呂などの設備も古くなってしまっていました。
新しくこちらに越していらっしゃるK様にとって、今の生活に合う設備を整えると言う事は
今回のリフォームにおいて重要なポイントでした。
全ての設備を見直し、新築に劣らない性能を実現! | |
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【設備の見直し】給水管・給湯管を新しいものに変更!
配管も古くなると漏水事故を起こしてしまうことがあります。この度、全て新しくなります。
こちらのマンションは、ベランダにガス給湯器が設置されており、給湯器で温まったお湯が部屋の床下のコンクリートに
埋め込まれた銅管を通って、お風呂や洗面、キッチンへ供給されていました。
しかし、銅管は、古くなると「ピンホール」と呼ばれる小さな穴が開いてしまう事があります。そしてそこからお湯が漏れてしまうのです。
実際に、リフォーム前、K様とご一緒に、マンションの理事長様へ挨拶に伺った時、他のお宅で、お湯の胴管からの漏水事故が何軒も起きているというお話を伺いました。
そこで、この機会に、給湯器?お風呂・洗面、給湯器?キッチンのお湯の配管を全て新しくさせて頂きました。
しかし、古い管は、コンクリートに埋め込まれている為、撤去できません。
管に残っていた水を綺麗に吸い取った上で、新しい管へ繋ぎなおし、移行を行いました。
新たに配管の経路を確保することで追い炊きの管も追加し、お客様のご要望だった、お風呂の追い炊き機能を付けることができました。
※追い炊きの機能がないマンションでは、後から追い炊きをつけること自体が難しいケースもあります。また、可能であっても、工事の規模が大きくなってしまうことがありますので、事前の調査、検討を十分にされることをおすすめいたします。
音の問題 | |
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古い給湯管を使うのを止めて、新しい給湯管を
引きなおすにあたっては、床下のコンクリートの一部を壊して配管をえざるを得ませんでした。
壊した部分のコンクリートは、通常のものとは異なり、少し気泡を含んだようなそれほど硬くないコンクリートだった為、壊すこと自体はやり易かったのですが、それでもやはり大きな音が出てしまいます。 それほど世帯数の多いマンションではありませんでしたので、
ご近隣の方には、何度も伺ってお願いをさせて頂き、
ご迷惑をお掛けしてしまうことをご了承いただいた上で、
慎重に工事をさせて頂きました。 |
どこのマンションでもできる工事ではありません |
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気をつけていただきたいのですが、どのマンションでも、このような給湯管の工事が出来るわけではありません。 古い銅の給湯管には、水漏れの危険性があることが分かっていても、 個人で勝手に交換をしてはいけないという場合もあります。 K様のマンションは少し特別なケースと言って良いでしょう。 もともと、奥様のご実家は戸建て住宅でこの土地にあったのですが、30年前、ご近所の方と共同でマンションを建てることになり、皆で移り住んだという経緯があるのだそうです。 古くからお住まいの方は奥様も顔見知りの方が多く、今回の工事に当たっては、とても幸運な条件だったと思います。 しかしどこのマンションもこちらのお住まいのような背景がある訳ではありませんので、 どこまで設備の交換が可能なのか?必ず確認されることをおすすめいたします。 |
【設備の見直し】ガス給湯器も新しく!
今回のリフォームで、追い炊きの機能が追加されますので、ガス給湯器も追い炊き機能付きのものに交換いたします。
一般的なガス給湯器から、最新の省エネ・ガス給湯器「エコジョーズ」に交換をさせていただきました。
エコジョーズにすると、一般的なガス給湯器と比較して、光熱費が約15%くらいカットできます。
マンションの場合、施工的な問題でエコジョーズへの交換が難しいことが多いのですが、こちらのマンションではそれが可能でした。
墨田区のエコジョーズ設置の助成金も受けることができました。
※平成22年度の墨田区エコジョーズ設置の助成金は20,000円でした!
【設備の見直し】キッチンの性能が飛躍的にアップ!
築年数の経ったマンションのキッチンを、現代の暮らしに合う性能の良いものに交換できるかというのは、
お客様にとって大きな問題かと思います。
キッチン設備はリフォーム前と同じ位置にしました。
キッチンに関して、お客様、特に奥様が望まれていたのは以下の点です。
キッチンの交換工事だけされる場合は、ご要望全てをかなえることは難しかったかもしれません。
しかし今回の工事は、キッチンの周囲も解体し、配管も全て見直すスケルトンリフォームです。
ですから、上の図のように、キッチン周りの壁をふかす(スペースを作った)ことで、様々な配管の問題が解消でき、
結果、奥様のご要望を満たしたキッチンを実現することができました。
【ご希望1】レンジフード含め、お手入れのしやすいキッチンを
解体して、ダクトから変更できたからこそ実現した「整流版」付きレンジフード
こちらのお宅のキッチンのレンジフードは、もともと「平型」と呼ばれるタイプでした。
平型は汚れの掃除がしづらい、音が大きいといった欠点があり、奥様は整流版のついたお手入れの楽なレンジフードに変えたいとお考えでした。
しかし、レンジフードは、外壁の排気を外へ出すための換気口の位置に直接取り付いており、そして、その換気口の位置は動かすことはできません。
その為、計画当初はリフォーム後も同じ型の平型しか取り付けができない予定でした。
しかし、解体後に上手く工夫することで、この問題が解決でき、整流板に変更が出来ました。
リフォーム前の状態です
キッチンと、その横の壁を解体。右上の穴が換気口です。
この換気口のままだと整流板が取り付けられないので、ダクトを使うことに! 換気口にダクトを取りつけ、このように配管します。
再び壁を作ります。換気口に繋いだダクトの先が、壁から出ていますね。
ちなみに、壁の幅を少し縮めることができたので、キッチンのサイズを大きくすることが できるようになりました♪
新しいキッチンを取り付けます。飛び出ていたダクトの先は、新しいキッチンの整流板に繋げられました。
完成!ダクトが上手く埋め込まれて整流板が実現。
しかもキッチンのサイズも大きくなるという嬉しい結果になりました!
レンジフード交換と同時に吸気穴にも工夫をしました!
レンジフードからは、お料理で汚れた空気を外に出しますが(排気)、
その分、新しい空気をどこかから取り入れなければなりません(吸気)。
最近のキッチンはレンジフードの中で、吸気と排気の両方が出来るようになっているのですが
そのためには、「レンジフードを取り付ける位置の壁面」に、吸気穴と排気穴が開いている必要があります。
しかし、こちらのマンションの場合、昔のキッチンの仕様に合わせ、吸気穴と排気穴は離れて付いています。
吸気用の穴はキッチンの壁にあり、そこから外の空気を取り込める仕組みになっていますが、
この穴、いつも外とつながっているという状態でしたので、
キッチンに立つと、冬場は寒いと感じることがあったそうです。
そこで、新しいレンジフードを取り付けたと同時に、こちらの吸気口にも
工夫をしました。
普段は閉じていて、レンジフードのスイッチを入れた時には連動してシャッターが開き、吸気が出来るようになる部材を
吸気口に取り付けました。
これなら、冬に寒いと感じることも無いですし、必要なときにだけ、吸気が出来ます。
使い心地がずっと良くなりました!
【ご希望2】 足元が引き出しになっているキッチンを
キッチンの収納量をより多く確保できる「足元スライド型」のタイプは、お客様からとても人気があります。
ところが、マンションの場合は、ガスや水道の配管がキッチンの足元に設置されている場合があり、
そういったお宅では、足元スライドタイプのキッチンが設置できないことがあります。
K様邸のキッチンも、解体前に配管をのぞいた感じでは「足元スライド型」にするのは難しそうでした。
しかし、解体後、キッチンの背面の壁を厚くしてそこに配管を通すという形を取ることで、配管を移動できることがわかりましたので、
無事、足元スライドのキッチンが取り付けできるようになりました。
こういった、配管から変えることができるというのも、スケルトンリフォームならではのメリットです。
【ご希望3】 大きめのキッチンを取り付けることが実現しました
既存より一回り大きいキッチンの設置を実現することができました。ガスコンロも広くなり、奥様大満足!
キッチンのサイズについては、
「計画当初に決まっていたものよりも大きなサイズのものを取り付けることはできませんか?」
という要望がございました。
その時点で既にリフォーム工事が始まっていましたが、弊社では常に自社スタッフによる現場管理を行っております。
ですから、計画の変更に関しても、柔軟に対応することができ、
結果的に奥様のご要望に沿った大きめのキッチンを取り付けることが出来ました。
こちらのお住まい、以前のキッチンは210cmサイズでした。
奥様は、計画当初の時点では、前と同じサイズで良いかな、とお考えだったそうです。
【奥様より】
どんなガスコンロの機種を入れようか色々調べていたら、
グリルでピザを焼いたりしたいわ、と思うようになりました。
その為には、ガスコンロを大き目の幅75cmサイズにする必要がありました。
でも、コンロを大きくすると、肝心の作業スペースがとても小さくなってしまうので、どうしたら良いかと悩んでしまいました。
(工事も着工してしまい、早く決めなくてはと焦っていました!)
リフォーム工事が始まって、解体後。
キッチン横の壁の幅を狭めることで、キッチンを大きくすることが可能なことがわかりました。
そこで、現場を監理している建築士の塩谷の方から、キッチン巾を15cm広い、225cmに出来ますよ、という提案をさせていただきました。
【奥様より】
ラッキーでした!迷わず、75cmのワイドグリルコンロを選びました。
結果、とても満足しています!
コーディネーターより | |
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K様邸のように、解体後に、必ずキッチンが大きく出来ると断言できる訳ではありません。 でも、工事の監理責任者である建築士の塩谷と、お客様と、お問い合わせの段階から関わり、お客様のご要望を良く理解しているコーディネーターとが密にやり取りをすることで、お客様のご希望を最大限、現場で活かせるのが、私達エコリフォームのとても良いところだと思っています。 |
【設備の見直し】換気扇が増えるため、排気ダクトも見直し
通気を良くするため、ダクトを新しく
最近のマンションであれば、お風呂、トイレ、洗面所、と
それぞれに換気扇が付いていることは当たり前のことです。
しかし、ひと昔前のマンションでは、そのような設備が
整っていない事もあります。
こちらのマンションでもそうでした。
K様邸では、もともとお風呂とトイレには換気扇がありましたが
今回の工事で洗面所でも換気をできるようにしました。
そして、通風も今までよりも良くなるように、ダクトサイズに変更することになりました。
【ダクトの仕組み】
浴室やトイレの換気は、最近のマンションも昔のものも、
たいてい100mmの換気ダクトを使用しています。
浴室やトイレの換気扇から繋がるダクトは、100mmが基本サイズです。(これは新しいマンションでも古いマンションでも同じです。)
ダクトは、左の図のように途中からサイズを広く、例えば125mmや150mmにしておくと、通風が良くなります。
最近のマンションでは最初からそのような仕様になっている事が多いのですが、築30年が経過したこちらのマンションでは、そういった仕掛けはまだ無く、換気扇から排気口まで同じ大きさ、100mmのダクトが繋がっていました。
途中までは既存の100mmのダクトをそのまま使用しますので、専門の金物を使い二つのサイズのダクトをしっかりと結合しています。
【ダクトを長く引かなければならない訳】
マンションの場合、共有部分と見なされる外壁に部分には新しい穴をあけることは出来ません。
ですから、換気扇を増やしても、元々あった穴からしか排気をすることが出来ません。
穴が1個であれば、換気扇が3箇所でも、その1箇所の穴から
排気をするしかないという訳です。
見えなくなる箇所だからこそ、大切なのです | |
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こちらの工事のように、換気扇一つ取っても、
どの様につなげば効率よく、将来にわたり、
不都合なく快適にお使いいただけるか、という視点で工事を進めるのはとても大事なことです。
私たちの会社では、一級建築士の塩谷が毎日現場に立会い、よく確認た上で方針を決め、 それぞれに指示を出します。 こういった箇所は完成すれば、見えなくなってしまいますし、 なにも不具合が無ければ、特に気にすることも無い箇所です。 でも、そういった箇所こそ、快適にお暮らしいただく為に、 当たり前にきちんと仕上げることが大切です。 |
【設備の見直し】窓に断熱・結露防止効果を!
4つある窓の全てに、断熱効果のあるインナーサッシを取り付けました
30年前のマンションですと、窓サッシの性能も当時のものになってしまいます。
K様も、寒さのことと、ご主人様が趣味で熱帯魚を飼育していらっしゃる為、室内に水槽があり、その影響もあってお部屋の湿度が高くなってしまうので、結露のことを心配されていっしゃいました。
トステム社のインプラスという製品を採用しました。
開け閉めは2度手間になってしまいますが、暖かさ、断熱性能という点で、暮らし心地がアップしました。
音を遮る効果もあるため、外部からの騒音が聞こえ難く、室内が静かに感じられるようになりました。
【設備の見直し】インターネットの設備を新設!
今はインターネットを使用する時代。30年前のマンションですから端子を新設する必要がありました。
以前、こちらのお住まいではインターネットは使われてはいませんでした。
でも、リフォーム後、K様ご家族がお住まいになる時には、必ず必要になりますよね。
無線ならば良いのですが、もし光ケーブルやケーブルテレビの回線を使用する際、お部屋の中にまる見えの線をひきまわさなければならなくなってしまいます。
そうならなくて済むように、あらかじめ各お部屋ごとに準備をしておきます。
CD管という中が空洞になった管を、あらかじめ壁の中に配管しておきます。
(写真、オレンジの管がCD管です)
これで、後からインターネットの線を通すことができます。
リビングに設置したパソコンデスクを置く場所と、
洋室(1)洋室(2)に、インターネット用の端子を準備しました。
【設備の見直し】テレビの端子を増設&地デジ対応へ
室内にはもともとテレビの端子が2箇所しかありませんでした。
新しい間取りでは、4箇所に増やしたいというお客様の要望がありましたので、今回のリフォームで増設することになりました。
こちらのマンションでは、区のケーブルテレビを導入されていました。
ただ、こちらのマンションの場合、ケーブルテレビの線を工事すると、他の階の方が少しだけテレビを見られなくなる時間が出来てしまうという弊害がありました。その為、一軒一軒ご了承をいただいた上での工事となりました。
ご近隣様とのコミュニケーションは大事です! | |
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古いマンション特有のことだそうですが、ケーブルテレビの線が階をまたいで縦に通っており、どこかで工事をすると、部品を交換する10分程度の間だけなのですが、他の住戸のテレビも見られなくなってしまうという状況でした。
K様邸は9階でしたが、9階で工事をするとその間、8、7、6階の方のテレビも10分ほど見られなくなってしまうということで、前もってお願いに伺い、承諾をいただきました。 マンションのような集合住宅では、特にご近隣の方にこのようにやむをえずご迷惑をお掛けしてしまうことがあります。 これから先お住まいになられるお客様の為にも、ご近隣の方とよくコミュニケーションをとるように、心がけております。 |
【設備の見直し】電気設備を新しく!
容量を増やす
K様のマンションはオール電化でありませんが、ご家族3人で住まわれるご予定なので 20Aでは足りません。
管理会社さんに確認したところ、アンペア数を上げてもOKとのことでしたので、 今回のリフォームで40Aに変更いたしました。
分電盤の回路も増えました!
配線もほとんど見直します
家の中の電気配線も、ほとんどやり直しました。
間取りが若干変わるので、それに合わせてスイッチ、コンセントの位置が変わりました。
コンセントは、数を増やしています。
コンセントプレートもかっこ良く
スイッチやコンセントのプレートには、
新金属プレートを選ばれました。
デザイン面で選ばれたものですが、こちらの
アルミ合金製のプレートは、耐久性が高いという利点もあります。
お店や工場など、多くの人が触り耐久性が求められる
場面で使われることの多いプレートです。
自然素材を使ったK様の住まいに、アルミの
プレートの軽快な感じがアクセントになりました。
【設備の見直し】エアコン設備を新しく!
リフォーム前はエアコンを設置できる場所が2つしかありませんでしたが…
こちら、リフォーム前の間取りです。
バルコニーに面した2部屋はエアコンが設置できるようになっていますが、
面していないお部屋にはエアコンの設置スペースが無い状態でした。
そこで、リビングもエアコンを設置できるように、エアコンダクトを新設することになりました。
1箇所増設!
リビングに新たにエアコンを設置できるようにするため、
設置するエアコンのダクトを
バルコニーへ置いた室外機とつないで配管をし、
元々位置が決まっているスリーブ穴から、
バルコニーに出さなければなりません。
配管用のスペースが必要になりますので、
お嬢様のお部屋とご夫妻の寝室の間に、空間を
つくり、そのスペースに、エアコンのダクトを通しました。
キッチンへまわす新しいお湯の管も、このスペースを利用して通しています。
ですから、もともと用意されている穴をいかに利用し、間取りにあわせてなるべくきれいに無駄の無いように配管計画を行うかが重要です。
K様邸では、上の図解のように、梁の下に壁を造ることで、違和感のないような配管を上手く行うことができました。
壁を造ることでスッキリとお持ちの家具が置けるようになりました! |
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配管用スペースを造る為に増設した壁は、奥行きが30cmほど。 限られたマンション空間の中では、少しもったいない スペースとなってしまいました。 しかし、図にもありますとおり、こちらのスペースには マンション特有の梁があります。 梁の下は、天井高さが1m90cmほど。 しかし、このお部屋には、お客様がお持ちの高さ2メートルの婚礼タンスを 置かれるご予定でした。 しかし、タンスの高さは2m以上あり、梁が邪魔になってしまいそうでした。 なので、あえて、梁の下の1メートル90センチの部分は壁にして タンスをぴったり壁に付けて置けるようにすることにしました。 大切な品であるご婚礼タンスを置く場所を確保しつつ、 設備的な面でも、ご要望をクリアできた訳です! |
様々な設備が新しくなり、築30年が経過していたK様のマンションは
新築のお住まいと変わらないほど、性能が上がりました。
完成したお住まいは自然素材にかこまれた、明るく快適なお住まい。
それも、設備が全て整ったからという条件の上だからなのです。
スケルトンリフォームのメリットを充分に発揮できたリフォームとなりました。
完成の様子を次のページで詳しくご紹介しています。
是非ご覧ください!
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