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リフォーム、特にマンションのリフォームの場合は、かかる工事の期間をかなり短くお考えの方が多いです。
しかし、今回のA様邸のように、住まい全体に手を入れるリフォームの場合、やはりある程度の長い準備期間を要します。
住まいというのは本当に多くのエレメンツの集合体です。
毎日生活をなさる場所ですから、心残りになってしまうことがないように
できるだけ、お客様の意向を反映したものをお選びしよう、ということになりますと、
ショールームを回ったり、何度も打ち合わせをして、確認する必要が出てきます。
したがって、時間もかかります。
そして、集合住宅であるマンションの場合、忘れてはならないのが、管理組合への届出です。ここで許可が下りなければ工事を始めることはできません。
また、工事をする際には必ず音が出ますし、搬入搬出で、共用の廊下やエレベーターを使わせていただくのですから、ご近隣様へのご挨拶も必須です。
そして、実際の工事に入る際には、大工さん、水道屋さん、電気屋さん、内装屋さん、ガス屋さん、等々、何人もの職人さんが出入りすることになります。
さまざまな職人さんが出入りする中で、手違いが起こることなく、
スムーズにリフォームができるようにするには、
各業者さんとの打ち合わせ、工程管理表の作成など、ある程度の下準備も必要です。
ですから、マンションでもリフォームの規模によっては、リフォーム計画を開始してから完成までは、半年以上かかる場合も珍しくないのです。
A様の場合は、5ヶ月ほどの期間を要しました。
A様邸くらいの規模のリフォームの場合、どのような手順で計画が進み、実際に工事が行われるのか?
こちらで、実際の流れをレポートさせていただきます!
2011年10月:リフォーム計画始動
A様邸のリフォーム計画が本格的に動き出したのは、2011年秋のことです。
A様のご希望をうかがい、まずは概算のお見積もりを出させていただきました。
ここで、お考えのご予算と、弊社の概算の間に大きな開きがないか確認いただき、
また、大切なお住まいをお任せする業者として信頼いただけるかどうか、ご判断いただきます。
A様とは、概算のお見積もりの後、
プランニング契約をいただだくことになりました。ありがとうございます。
2011年11月~12月:リフォームプランを立てる
プランニング契約を結ばせていただき、
いよいよ、A様ご家族だけの詳細なリフォーム計画を立てることとなります。
何度かの詳しいヒアリング、お打ち合わせの後、リフォームプランを作成し、そのプランをべースに、さらに細かいところまで練ってゆきます。
イメージ図やサンプルを見ていただいたり、設備はショールームで実際に見ていただくこともしばしば。
必ずコーディネーターが同行し、細かいアドバイスをさせていただきながら、一つひとつ決めてゆきます。
水道や電気といった設備の工事が入る場合は、必ず担当する業者さんに来てもらい、どういった状態で、どんな工事になるのか、費用はどのくらいかかってくるのか、場所ごとにしっかり確認いたします。
その中で、やはり、ご希望とご予算が合わないことも出てきます。
では、どこを優先するのか?また、どういうところを抑えたら減額できるか?という詳細案も、その都度柔軟に作成し、お客様のご希望、ご予算、リフォームの内容がマッチするように近づけてゆくのです。
そして、リフォームプランがお客様の納得の形になったところで、正式なご契約となりました。ありがとうございます。
2012年1月:リフォームに向けての準備
正式なご契約を経て、いよいよ実際のリフォーム工事に向けた様々な準備が始まりました。
実際のリフォームの工程表を作成いたします。滞りなく工事を行う為に、工程表は絶対に必要なものです。 | |
各職人さんの正式な手配を行います。 | |
資材の発注を行います。 | |
マンションの管理組合にリフォームの申請をします。 | |
リフォームの許可が下り、いよいよお客様が仮住まい先へお引越しなさいます。 | |
ご近隣の皆様へ、リフォームを行う旨の挨拶を行います。 |
2012年2月上旬~3月上旬:リフォーム工事
■ 着工前
荷物がすっかり無くなったお住まいです。
工事中は複数の職人さんが出入りしますので、全員が「再使用するもの」を認識できるように このような目印の紙を必ず張ります。
そして、マンションごとに厳守しなければならない決まりもあります。
そういった決まりごとを、出入りする職人さん全員に徹底できるよう、かならずこのような張り紙を目立つ箇所に貼ります。
■ 着工し、早速、解体が行われます
■ 水道工事
こちらはお風呂、洗面、洗濯機置き場のスペース。 水周りスペースですから、床の下には、このようにたくさんの管が通っているんです。
そして、古い配水管も今後は使わないので、こちらは塞いでしまいます。
■ 床暖房設備の設置~フローリングの施工
この管の中を温水が通ることで、あったかくなるんです。
■ エアコンを新規に設置するためのダクト工事
ただ、マンションですから廊下側に勝手にダクト穴を空ける事はできず、ベランダ側の既存のダクト穴から出す必要があります。
このように、壁の裏を這わせてベランダ側へ引っ張っていきます。
■ 換気ダクト工事
最近のマンションは最初からこのようになっている事が多いのですが。28年前のマンションなので、同じ太さの換気ダクトが通っていました。そこで、改善を行います。
左側が新しい部分、右側が既存のダクトです。 左のほうが少し筒が大きいのがおわかりになるでしょうか。
今回の工事では、壁も解体しましたので、合わせてこういった改良も行うことができたのです。
■ 新キッチン設置/パソコンスペース/電気設備の改善
■ 内装仕上げ
2012年3月 お引き渡し
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