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最終更新日:2023/03/30(2023/03/30公開)
定番のスイーツだけでなく
おかず系レシピにも使えるホットケーキミックス。
意外と知らない豆知識やアレンジレシピをご紹介します。
朝食やおやつ用としてストックしている方も多いホットケーキミックス。子供の頃、お母さんがフライパンで焼いてくれるのが楽しみだった…という方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなみんな大好き!なホットケーキミックスの魅力に迫ります。
あまりにも身近な存在すぎて、いつからあるんだろう?なんて考えたことがないかもしれませんが、ホットケーキミックスの歴史はけっこう古いのです。
1848年、小麦粉に膨張剤として使われていた酒石酸(しゅせきさん)と重曹を混ぜたものが作られ、これがホットケーキミックスの始まりといわれています。
1931年、日本で初めて無糖のホットケーキミックスが発売されましたが、あまり浸透しなかったそうです。
1957年、今も親しまれている森永のホットケーキミックスが発売され、人気を博します。当時は「ホットケーキの素」というネーミングでした。1962年頃には17社ほどの会社がホットケーキミックスを販売していたといわれています。
現在、森永のホットケーキミックスはシェアの約40%を誇っているそうです。
適当に作ってもそこそこおいしくできるのが、ホットケーキミックスのいいところ。でもポイントを抑えてやってみると、ぐんとバージョンアップしますよ。
粉を先に入れてしまうと混ぜすぎになりがちです。
泡立て器で20回くらい大きく、さっくり混ぜます。少しダマが残っても大丈夫です。混ぜすぎると膨らみが悪くなります。
高めの位置から生地を落とすことで、きれいな円形になります。高さの目安は30cmくらいです。
泡が出すぎると膨らみが悪くなります。
ホットケーキを水平に落とすため一気に返しましょう。水平に落ちないと形が崩れてしまいます。
基本のホットケーキにちょい足しすることで、フワフワ感やモチモチ感がアップします。
(分量:ホットケーキミックス100gに対して大さじ1)
分厚くてフワフワな仕上がりに。マヨネーズの味はしません。
(分量:ホットケーキミックス100gに対して無糖ヨーグルト25g)
しっとり、口の中で溶けていくような食感に。
(分量:ホットケーキミックス100gに対して絹豆腐70g)
空気を含んだようなフワフワと軽い食感に。豆腐はあらかじめ泡立て器で滑らかにしておきます。
(分量:ホットケーキミックス100gに対して切り餅1/2個)
生地のきめが細かくモチモチの食感に。餅と牛乳を容器に入れて電子レンジで3分温めてから使用します。
スーパーで定番のホットケーキミックスを買うのもいいですが、たまにはいつもと違うものを使ってみても。ときには冒険してみると楽しみが広がります。
人気のスフレパンケーキが焼けます。メレンゲを作る手間いらずでお店のような分厚いパンケーキに。パウダーシュガー付きなのでデコレーションも簡単です。
小麦粉と砂糖、バターミルクパウダーは北海道産を使用。香料・保存料・安定剤は不使用なので、子供のおやつに安心できるものを与えたい方におすすめです。
「ルパティシエタカギ」の高木シェフが監修。2種類の小麦粉と米粉を使用し、表面はさっくりホロッ。軽い食感とミルクの味わいが特長です。
ふんわりとした食感やおいしさはそのままに、糖質を50%カット。食物繊維や乳酸菌も含まれています。甘さひかえめなのでオムレツなどのおかずにも合います。
九州産の玄米粉と米粉を使用。アメリカのグルテンフリー認証機関GFCOからグルテンフリー認証を取得しています。卵や牛乳を使わず水とサラダ油だけで焼けます。
岐阜県のぎふクリーン農場で、化学肥料や化学合成農薬の使用をできるだけ減らして栽培したお米を使用。米粉ならではの弾力のある食感が楽しめます。
1食でたんぱく質30g、亜鉛6mgを補えます。ホエイとカゼインの2種類のプロテインが配合されています。砂糖不使用なのでダイエットを意識している方にもおすすめです。
ホットケーキミックスはお菓子作りの強い味方。細かい計量や粉ふるいなどの手間を省けて、失敗なくお菓子が作れます。
コンビニやデパ地下などでおしゃれなスイーツはいくらでも買えますが、家で焼くホットケーキの甘い香りと素朴なおいしさにはささやかな幸せを感じますよね。
今度の週末、焼きたてフワフワのホットケーキをゆっくりと味わってみませんか。