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最終更新日:2023/02/20(2023/02/20公開)
猫を家族に迎え入れたいと思ったら 「保護猫を引き取る」という選択肢もあります。 今回は猫と出会える保護猫カフェを紹介します。
お茶やコーヒーを楽しみながら、かわいい猫と触れ合えることで人気の猫カフェ。最近この猫カフェに新しいムーブメントが起きていることをご存じですか? それが、里親募集中の猫たちと触れ合える「保護猫カフェ」です。 今回は猫を飼いたい人と保護された猫をつなぐ、保護猫カフェについてご紹介します。
従来の猫カフェはいろいろな種類の猫たちの動きを眺めたり、一緒に遊んだりするのが目的。1988年に開店した台湾の喫茶店で、「他の店にはない特徴を出したい」と店主が自分の家で飼っていた猫を連れてきたのが始まりといわれています。 保護猫カフェは、保護された野良猫や捨て猫たちの普段の姿を見せながら里親を探すのが目的。2007年に沖縄でオープンした非営利目的の猫カフェが始めたところから広まったそうです。
猫が好きで一緒に遊びたいけど、家で飼うのは難しい…という方も少なくないと思います。 実は保護猫カフェに足を運ぶだけでも、猫の助けになるんです。カフェで飲食をすると、その代金が保護猫たちのごはん代や医療費として使われるそうです。
保護猫カフェで触れ合って、「うちの子として迎えたい」と思ったら里親になって引き取ることができます。 譲り受けるまでは次のような流れです。
カフェによって異なりますが、 ◎完全な室内飼いができる ◎家族の同意がある ◎避妊・去勢手術をする ◎安定した収入がある ◎毎年ワクチン接種を受ける ◎60歳未満である など、さまざまな条件があるようです。 野良猫や捨て猫だったときに傷ついた経験がある猫が多いため、また傷ついたりしないようにとの想いから、譲渡条件は厳しめなところが多いといわれています。
猫との相性を確認するため、実際に家に迎え入れて一緒に暮らしてみます。期間は2〜3週間が目安です。トライアル期間中に問題がなければそのまま譲渡となりますが、猫が慣れないなどのトラブルが発生した場合は譲渡されないこともあるそうです。
避妊・去勢手術費用やワクチン代金などが含まれた譲渡費用が2〜3万円必要になります。
ACのCMで認知が高まった地域猫活動。飼い主のいない猫による糞尿や鳴き声などの問題を地域の環境問題として捉え、その地域の住民が主体となって避妊・去勢手術や餌やり、トイレの管理を行っています。 避妊・去勢手術を受けた猫は耳がV字にカットされ、その形から「さくら猫」とも呼ばれています。耳のカットは全身麻酔を受けている状態で行われるので、痛みを感じることはないそうです。この目印があることで、再び捕獲されるのを防ぐことができます。
野良猫や捨て猫の状態で保護された猫たちの多くは、栄養失調や病気を抱えています。そんな猫たちの治療や体調のケアをするため一時的に引き取るのが猫シェルターです。シェルターで元気を取り戻した猫は保護猫カフェなどに引き渡されます。
保護猫カフェでは、実際に引き取る前に一緒に遊んだり、 トライアルで一緒に暮らしてから飼えるので 猫にとっても飼い主にとっても良い出会いになりそうですね。
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