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最終更新日:2023/01/05(2023/01/05公開)
観葉植物は手入れが大変...という方に!
本物そっくりのフェイクグリーンを取り入れて
お部屋にグリーンのある生活を始めてみませんか。
グリーンのある生活に憧れてお部屋に観葉植物を置いても、水やりや日当たりのことなどを常に気にしながら生活するのは、ちょっとしたストレスになるかもしれません。
そこでおすすめなのが、本物そっくりに作られたフェイクグリーン。最近はリアルなだけでなく、消臭や抗菌などの効果が期待できるものも登場しています。
「作り物なんて...」という先入観を捨てて、ご覧ください。
それぞれのメリットデメリットがわかると、自分が大事にしたいことや毎日できることに合わせて選べます。
光触媒仕様のフェイクグリーンを選べば、消臭・抗菌効果などが期待できます。
光触媒とは、太陽や蛍光灯の光などで光触媒物質(二酸化チタン)と化学反応を起こし、空気中の元素と反応して酸素や水素に分解されるクリーンな技術のこと。高速道路の外壁や病院のタイルなどにも利用されているそうです。
この光触媒の効果は半永久的といわれています。(製品により異なります)
化学反応による強い酸化力で雑菌や細菌を消滅させて、水と二酸化炭素に分解します。ホルムアルデヒドなどの有害物質も分解できるので、部屋の空気をきれいに保てます。
タバコの匂いや細菌などを除去し水に分解してくれるので、マイナスイオンと同じような効果が期待できます。
カウンターや棚の上など、目線の高さに置くなら高さ20〜30cmくらいの小ぶりなものがおすすめです。リビングなどの主役として置くなら、高さ150cm以上のものを選ぶと存在感がでます。
サイズは一番長い枝の先端部分を指すことが多いようです。
茎の部分にワイヤーが入ったタイプだと、自由に形が変えられます。
葉のボリュームを抑えたいときは縦方向に調整し、ボリュームを出したいときは横広な形に整えればOK。ワイヤー入りでなくても、樹脂製や形状記憶タイプのものでも微調整できます。
フェイクグリーンは土がいらないため、グリーンに対して鉢が小さめな場合も。本物の観葉植物は土や根を支えるため鉢が大きめなので、そのサイズ感に合ったものを選ぶとリアルさが出ます。
マットで起毛したタイプを選ぶとより本物感がでます。逆にあまりツヤツヤしたものだと、作り物感が強くなり安っぽい印象になるので注意しましょう。
本物の植物は決して画一的ではなく、葉や枝ひとつひとつのカーブが異なり、傾きがあったります。
フェイクグリーンの場合、ラインが直線的なものもあるので、自然なカーブを描いているものを選びましょう。どうしても作り物感が出てしまう不自然な節や連結部分などが葉で隠れているものもおすすめです。
虫眼鏡レベルで葉脈までチェックするのは厳しいですが、シルエット、葉のサイズ、色が本物に忠実だとリアルさがアップします。
さらにリアルを追求したいときは、気根(茎や幹から伸ばされた根)が出ている、枝分かれしている部分が自然な位置であるかなどもチェックしましょう。
リビングやダイニングなど広い場所にぴったりのツリー型。大きいものほどグリーンだけでなく鉢も目立つので、ナチュラルなカゴタイプなど、好みに合わせてこだわってみると家の中心的なインテリアになります。
棚の上に置いたり、上から吊るしたり、飾り方は自由自在。吊り下げ型は天井にフックなどを取り付けて下げると、風などでゆらゆら揺れて見るたびに癒やされそう。天井が難しい場合はカーテンレールや突っ張り棒にフックをかけて吊り下げても素敵です。
ダイニングテーブルや勉強机に置くなら邪魔にならないミニタイプがおすすめ。上から見る機会が多いので、多肉植物などの寄植えタイプのものを選ぶと見るたびに「かわいい!」とテンションが上がりそうです。
どこから見ても立体的。リビングの壁はもちろん、トイレなどの小さな空間にもぴったりです。
ウンベラータやアイビー、モンステラなど爽やかなイメージのグリーンがおすすめ。また、色によっても雰囲気は変わります。
部屋を明るく見せたいならライトグリーン系やライム系、 落ち着いた感じにしたいならダークグリーン系がよいようです。赤系や黄色系などもナチュラルなインテリアに合わせると、いいアクセントになります。
スタイリッシュな部屋には少しくすんだ色味が好相性。枝物や多肉植物、エアープランツなどがおすすめです。
また、シルバーやゴールドなどフェイクならではのカラーリングのものを置くとおしゃれ度がランクアップします。
主張しすぎない淡いカラーのものがおすすめ。ユーカリやオレガノなどのハーブ、オリーブといったくすみグリーンのもの、シルバーリーフやライム系などを置くと柔らかな印象になります。ラベンダーなどのかわいらしい花がついたものもマッチします。
今回は気軽に飾れるフェイクグリーンについてご紹介しました。
やっぱり作り物には抵抗があるという方は、いきなり大物ではなく、テーブルなどに置ける小さい物から取り入れてみるのがおすすめです。憧れのグリーンのある暮らしへ、一歩踏み出してみませんか。