TOP > リフォームお役立ち情報 > 住まいと暮らしのお役立ち > 暮らしを楽しむ > 疲労回復や美肌効果も!甘酒のすごい効能。
最終更新日:2023/01/20(2023/01/20公開)
「飲む点滴」と言われるほど 健康効果が注目されている甘酒。 美容にもうれしい栄養素がたっぷりです。
新しい年が始まり、初詣に行った方も多いと思います。 そこでよく振る舞われるのが、温かい甘酒。冷えた体にうれしい、ほっとできるひとときですよね。 今回は、ここ数年体にいい発酵食品として注目されている甘酒のさまざまな効果や、簡単なアレンジレシピなどをご紹介します。
「甘酒」といわれてイメージする味は人によって違うかもしれません。なぜなら甘酒には大きく分けて2つの種類があるからです。2つの甘酒は原料も特徴も異なります。
「飲む点滴」といわれ健康効果が注目されているのは、米麹甘酒です。 米を蒸して発酵させた米麹と水を使用。麹菌の働きが活発になる60度前後に保つことで、米のでんぷんがブドウ糖やオリゴ糖に変化して甘くなります。アルコールは含まれないので、子供やお酒が弱い人も飲むことができます。
日本酒などを作るときにできる酒粕を水に溶かし、砂糖で甘さをつけたものです。アルコールが含まれているため、子供や妊婦さんは飲めません。 「レジスタントプロテイン」という油を排出する成分を含んでいるので、ダイエットサポートにいいといわれています。
江戸時代には夏バテを防ぐ飲み物として親しまれていたという米麹甘酒。現代人の私たちにとっても、うれしい効果が期待できる栄養素が含まれています。
麹菌...メラニンの生成をおさえて、シミやそばかすを防ぐ。
ビタミンB2、B6、ナイアシン...肌を構成するたんぱく質の代謝を促す。
ブドウ糖...消化を助け血糖値を上げることで満腹中枢を刺激。間食が抑えられる。
食物繊維、植物性乳酸菌...腸内の善玉菌を増やし、便通を改善。
ビタミンB群...糖質をエネルギーに変えるための代謝を助ける。
米麹甘酒に含まれている酵素は60度を超えると死滅してしまうといわれています。寒い時季に温めて飲む場合は、温めすぎに気をつけましょう。 ちなみに市販の甘酒の多くは殺菌のために加熱されているので、酵素は生きていないそうです。
米麹甘酒コップ1杯(200ml)で約162kcal。飲み物としてはカロリーが高い方なので、健康にいいからといって飲みすぎは避けましょう。
甘酒は甘味料として砂糖の代わりにも使えます。また、家庭で手作りしたものであれば酵素が含まれているため、唐揚げの下味などに使用すると肉がやわらかく仕上がります。
皮付きのまま小さく切ったりんごと水、甘酒をミキサーにかけ、マグカップなどに注いで電子レンジで温める。
ちぎったバナナ、甘酒、水、豆乳をミキサーにかける。
コーンクリーム缶と甘酒をミキサーに入れてなめらかになるまで撹拌したら、鍋に移して牛乳、コンソメ、塩、こしょうを加えて温める。
甘酒大さじ3、みそ・酒・しょうゆ各大さじ1を混ぜ合わせるだけ。甘じょっぱくて、肉や魚の炒め物などにぴったりです。
お店に並ぶ色々な甘酒を飲み比べるのも楽しそうですね。 ヨーグルトメーカーや炊飯器などを使えば 手作りも簡単なので、ぜひトライしてみてください。
住まいと暮らしのお役立ちに戻る
株式会社エコリフォーム
リフォームお役立ち情報