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最終更新日:2021/10/20(2019/11/28公開)

「エココロ通信」2019年まとめ

2019年1月号~12月号

リフォームと暮らしに役立つ情報をお届けするニュースレター「エココロ通信」です。

人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年12月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 中華街に行ってきました!

塩谷 理枝

先日、エコリフォームのみんなで、育児休暇中の梅田の新居にお邪魔して、1歳になった愛娘の奈歩ちゃんに会ってきました。ずいぶんお姉ちゃんになって、可愛い盛りです。梅田もすっかりお母さんが板についていました。

その帰りにちょっと足を延ばして、久しぶりにみんなで横浜中華街へGo!餃子で有名な「山東」さんで、ワイワイ楽しい夕食タイムです。山東さんの餃子、めちゃくちゃ美味しいので、中華街に行かれた際には行ってみてください。

言わずと知れた横浜中華街ですが、その歴史は古く、160年前の横浜港が開港した頃に遡ります。鎖国が解かれて欧米からの商人が多く訪れるようになったので、政府は外国人のための居留地を設けました。

この地に、欧米の商人と共にやって来たのが、中国の外国人商館で働いていた中国人です。欧米の言葉を話せる中国の人々は、日本人とは漢字の筆談でやり取りすることができたので、欧米の商人の番頭役や通訳として横浜の地に定住するようになりました。これが横浜中華街の始まりだそうです。

そんな中華街にも、最近、大きな変化が起こっているようです。以前とは様子が変わってきたようで、安い食べ放題の店や、占いの店、甘栗売りの店が増えているように感じました。横浜開港から終戦の頃までに移民した人は「老華僑」、80年代以降に移民した人は「新華僑」と呼ばれますが、こうしたお店は新華僑の人々が営んでいるのだそうです。老舗の中華料理店の多くが姿を消し、今や横浜中華街の約3分の2が、新華僑のお店だとか。横浜中華街も時代の波が押し寄せ、変貌していくのですね。

それでも、他の街では味わうことのできない、独特の雰囲気は魅力的です!みんなで円卓を囲んでいただいた餃子とビール、最高でした!!

■山東 <http://www.santon.co.jp/

インテリアのあれこれ♪ タオルのお話

コーディネーター 阿部 容子

国産のタオルと言えば、雑貨屋さんやセレクトショップで見かける「今治タオル」が有名ですが、今私が使っているバスタオルは三重県津市のタオルメーカー「おぼろタオル」のものです。私が雑貨屋さんでおぼろタオルを手に取ってみていた時に、店員さんが「このタオル、私も使っているのですが、すごく良いです!このふわふわ感はぜひ使って欲しいです」とすごく勧めてくれたので、バスタオルを買ってみました。

おぼろタオルは創業100年を超えるメーカーで、日本画家でもあった創業者が、色のついた糸を混ぜて白いパイルの中におぼろげな模様を描く技術を開発したことから始まりました。この技術で作られたおぼろタオルが爆発的に人気になったため、社名もおぼろタオルとしたそうです。使い始めはそこそこのフワフワ感ですが、洗濯するとよりフワフワになります。

そしてこのタオルの良さは乾きやすさにあります。ホテルで使っているような厚手のタオルは、肌触りは良いけれど、なかなか乾かないのが難点です。おぼろタオルはフワフワなのにすごく軽くて、すぐに乾きます。通常のタオルには使わない細い糸を使って、特殊な製法で織り上げているので、肌に触れるときはふわっと柔らかいのに濡れても乾きやすいタオルが出来るそうです。100年かけて磨いてきた技ですね。

おぼろタオルは吸水性が良く、体に触れるだけでどんどんお水を吸い込んでくれるので、敏感肌の人にもおすすめです。タオルの色も、淡い色ばかりで気に入っています。肌へのストレスが限りなく少なくなるよう、より繊細な糸を使って織り上げた洗顔専用のタオルもあるそうなので、今度はそれを試してみたいと思います。

■おぼろタオル株式會社 <https://www.oboro-towel.co.jp/

いつでもハシを 実は健康マニアの私です

経理担当 権守 久美子

2年程前に、玉ねぎの皮のお茶が健康に良いと聞いてから、エコリフォームでは毎朝玉ねぎ茶を沸かし、社員みんなで愛飲しています。事務所でも家でも玉ねぎの皮を捨てずにせっせと干していますが、お茶だけでは消費できずに、どんどん玉ねぎの皮が溜まっています。

そこで、我が家では、玉ねぎ茶をアレンジしたスープを作ることにしました。ずいぶん昔に買った『腸の大掃除で健康になる』という本に出ていたレシピです。玉ねぎの皮・ごぼう・舞茸・パセリ・生姜を食べやすい大きさに切り、大きめの鍋にたっぷりの水と一緒に20分位煮込むだけです。味付けはお塩のみ。生姜の辛みと舞茸の出汁が出ているので、薄めの味付けでも充分です。

どの材料も食物繊維たっぷりなせいか、お通じの調子が悪い時にこのスープを飲むと、確実に効果を実感します!腸は「第二の脳」とも呼ばれ、腸内環境を整えることが健康につながると言われています。このスープは、便秘を解消する以外にも、老廃物の排出や抗酸化作用、代謝を促し冷え性を改善する効果もあるそうです。私は、お酒を飲み過ぎた時にも効いている感じがします。

身体に良いと聞くと直ぐに飛びついてしまい、あれもこれもと色々な物を食べたり飲んだりしています。エコリフォームのみんなから、「結局、何が効いてるのか分からなくなってるね」と笑われています。でも今はこのスープが気に入っているので、しばらくはマイブームが続きそうです。

身になるはなし 熱海、いかがですか?

Web担当 柴田 江身子

台風後の休日、熱海の温泉で一泊してきました。高校の時の友人8人グループのうち、今回は6人が参加です。20年くらい前にはかなり寂れていた記憶のある熱海ですが、今回久々に行ってみると、びっくりするほど賑わっています。中でも熱海プリンがものすごい人気らしく、道の向かいにある待合所の中まで列が伸びていました。

予約した「月の栖 熱海聚楽ホテル」に到着し、何はともあれ温泉へ。小ぶりですがリラックスできる、いいお風呂でした。そしてすぐにお部屋で夕食。こちらのお宿、うれしいことに夜も朝も部屋食なのです。お刺身とか金目鯛とか美味しいものをバクバク食べて、ビールを飲んでワインを飲んで、高校の時の思い出話で盛り上がりました。

夕食の後もだらだら飲み、もう一度お風呂に入って戻ると、布団が6組敷かれて合宿っぽい趣です。布団に入ってまたお喋りしようかと思っていたらあっさり眠ってしまい、もう昔のような体力はないことを実感しました。

翌朝も朝風呂を満喫してから、お部屋で朝食です。朝から釜飯とか蟹汁とかすごいボリュームでした。お腹いっぱいでぶらぶらと観光へ。パワースポットだという來宮神社に行ったら、若い女子や外国人観光客がいっぱいで大変なことになっていました。境内におしゃれなカフェがいくつもあるんですよ。やり手の神社です。

ビールとアジフライでランチの後は、駅前の商店街を試食しながら散策。熱海は本当に観光地らしい観光地だな!と思いました。一部で台風被害もあったようなので、私たちの旅行が少しでも応援になればうれしいです。東京から小一時間で着く熱海に、みなさんも出かけてみませんか?

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年11月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 秋の味覚 さつま芋

塩谷 理枝

秋の味覚と言えば、栗、松茸、さんま...など数え切れませんが、今回は大好きな「さつま芋」のお話です。毎年、川越に住む叔母が送ってくれるさつま芋が、エコリフォームの秋の定番の味覚になっています。今年も早速、炊飯器でさつま芋を蒸かして、「おさつパーティー」です!焼いて良し、蒸かして良し、揚げて良し。こんなに美味しくて、お菓子にも惣菜にもなっちゃう、万能な食べ物ってありますか!?

農林水産省のホームページ「農産物たんけん隊」によると、さつま芋の歴史は相当古く、紀元前800~1000年ごろには、中央アンデスでさつま芋が栽培されていたそうです。15世紀末にコロンブスがさつま芋をヨーロッパに持ち帰り、そこから植民地であったアフリカやインド、東南アジアに広まったといいます。それからだいぶ経って400年ほど前、江戸時代の初めごろに、さつま芋は中国から琉球(沖縄)へ渡ってきました。その後、沖縄から薩摩の国、今の鹿児島県に伝わり、「薩摩の芋=さつま芋」と呼ばれるようになりました。

さつま芋は、やせた土地でも比較的育ちやすいのですが、寒さには弱く、北関東より南の地方で多く生産されています。叔母のいる川越は、関東屈指のさつま芋の産地です。江戸の昔には、川越が日本橋から十三里あるのにかけて、川越のさつま芋のことを「十三里」とも呼んでいたそうです。焼き芋屋が、「栗(九里)より(四里)うまい、十三里」と売って回り、その洒落が江戸っ子にウケて、大ヒット商品となったらしいですよ。ちなみに、「十三里」の呼び名から、さつま芋の旬でもある10月13日が「さつま芋の日」とされました。

太古の昔から食されてきたさつま芋。現代人にとってさつま芋は、お腹を満たすだけではなく、食物繊維やビタミンC、カリウムなどが豊富な、優れた健康食品です。皆さんも秋の味覚をたくさん美味しく召し上がってくださいね。

■農林水産省「農産物たんけん隊」 <https://www.maff.go.jp/j/agri_school/a_tanken/

インテリアのあれこれ♪ コレド室町テラス

コーディネーター 阿部 容子

9月27日にオープンした、日本橋のコレド室町テラスに行ってきました。先月のエココロ通信で塩谷がご紹介した、モダンな錫の器などを作っている「能作」が出店しているとのことで、オープンした時から行ってみたいと思っていました。これまでずっと、能作のオンラインショップで見ていた商品を、実際に手に取ることができました。大きさや重さ、細かい形も感じられて、やはり写真で見るよりテンションが上がりました。

その他にも「日本百貨店」というお店があり、ニッポンのモノづくりとスグレモノがテーマだそうで、日本各地の美味しい物や伝統工芸が販売されていました。雑貨はいくつか見ましたが、食材はゆっくり見られなかったので、また改めて行ってみようと思います。

コレド室町テラスのインテリアは、他のコレド同様、和の雰囲気で作られていて、エントランスの正面にある大きな暖簾が目を引きます。暖簾の模様は、五角形の入れ子枡のデザインです。五街道の起点となる日本橋と、たくさんの人が入る様を表現しているそうです。個々の店舗の入り口にもそれぞれ暖簾がかけられていて、可愛らしい暖簾をたくさん見ることができました。柱には日本の伝統文様を組み合わせた藍色のタイルが張ってあったり、エスカレーターの壁には江戸時代の人と現代人が行き交うようなデザインになっていたり、見ていて面白かったです。

室町テラスは通路がゆったりとしていて、出かけたのが平日の夜ということもあり、ゆっくりとお買い物することができました。美味しそうなスイーツもたくさんあったのですが、時間が遅かったせいか、売り切れで買えませんでした...。今度はもっと早い時間に来てみようと思います。

■まち日本橋 <https://www.nihonbashi-tokyo.jp/

いつでもハシを あっぱれスープジャー!

経理担当 権守 久美子

温かい食べ物が恋しい季節になりましたね。毎日、子供と自分のお弁当を作っている我が家では、スープジャーを愛用しています。もっぱらカレーやスープを入れているのですが、「いやいやそれだけではもったいない!スープジャーにはもっと優れた使い方がある」と思い、調べて作ってみました。

スープジャーの一番の魅力は、高い保温力を活かして「保温調理」が出来ることです。朝、スープジャーに半分調理した材料を入れておけば、ちょうどお昼ごろにはばっちり出来上がります。熱々のスープにパスタを入れてスープパスタにしたり、春雨を入れて中華スープにしたり、生米を入れればリゾットやおかゆになるそうです。私はトマトスープに雑穀米を入れてリゾットを作ってみました。雑穀米がちょうどいい具合に柔らかく膨らんで、味も良くしみ込んでいました。

他に、おしるこにも挑戦しました。小豆を一度吹きこぼし、もう一度沸騰させてから、一晩スープジャーに入れておきます。翌朝、小豆を鍋に戻し、黒糖を加えて温め直したものを再度ジャーに入れておくと、おやつの時間にはちゃんと柔らかくなっていました。ここに焼いたお餅を入れれば、おしるこの出来上がりです。温泉卵も簡単でした。常温に戻した卵をスープジャーの中にそっと入れ、卵が隠れるくらいまで熱湯を注ぎ、蓋を閉めます。15分放置してから卵を取り出し、冷水で冷やせば出来上がりです。

便利なスープジャーですが、難点はパーツがたくさんあって洗うのが大変なことです。特にゴムパッキンは、よく洗わないと匂いが移ったりします。そんな時は、内蓋をする前に軽くラップをかけると、パッキンがベタベタ汚れないそうです。

スープジャーには保冷効果もあるので、夏は冷たいデザートも作れるそうです。ネットで検索すると他にもたくさんのレシピが見つかるので、皆さんもぜひ試してみてください。

身になるはなし オクトーバーだからビール

Web担当 柴田 江身子

10月はオクトーバー。オクトーバーと言えば、ビールの祭典・オクトーバーフェストですよね。夏に採れたホップで作るビールが飲み頃になるシーズンです。去年ははるばるミュンヘンまで出かけて最高に楽しかったんですが、毎年行けるほどの余裕はないので、横浜の赤レンガ倉庫で開催されていた横浜オクトーバーフェストに行ってきました。

台風の影響で2日間中止となったため、予定変更で連休最終日に出かけると、あいにくの雨模様。寒い寒いと言いながら、お馴染みハッカープショールのヴァイスビアを飲んでカリーブルストを食べ、友人と「もう今日はサクッと帰ろうか...」と言っていると、ハッカープショールファンの皆さんが集まっているのに遭遇!ビアフェスやイベントでちょいちょい会うので、顔見知りの方もたくさんいるのです。実はFacebookで一緒に行こうと呼びかけていたんだとか。Facebook見たけど、ちゃんと読んでませんでした。

そこからついついビールが進み、限定のオクトーバーフェストビア(うまい)、ミュンヘナーゴールド(うまい)、ケラー(これもうまい)などを飲んだような気がします。みんなで勝手に乾杯の歌を歌ったり、外国人と適当英語で喋ったりしているうちに、ステージでは演奏が始まって、腕を組んで歌ったり踊ったりしていたような気もします。

久々にはしゃぎすぎて記憶が曖昧ですが、めちゃくちゃ楽しかったです。これからの時期はドイツフェスやクリスマスマーケットなどでドイツビールを楽しめますので、みなさんもぜひ飲んでみてくださいね。

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年10月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 株式会社 能作

塩谷 理枝

先日、「ガイアの夜明け」で取り上げられていた会社がすごかったのでご紹介します。富山にあるその会社は「株式会社 能作(のうさく)」と言います。社長さんの苗字がそのまま会社名です。私もこちらの会社が作る錫(すず)の小物が大好きで、愛用しています。

株式会社 能作は、鋳物のまちとして知られている富山県高岡で1916年に創業しました。以前は下請けの仕事が中心でしたが、現在の5代目社長が、卓越した鋳物の技術を身近なものへ活かしたいと思い、自社商品の開発を始めたそうです。その最初のオリジナル商品が、エコリフォームにも置いてある「ベル」です。真鍮製の素敵なデザインで、何よりとても良い音色がします。

しかしこのベル、当初はいっこうに売れなかったといいます。そんな時、デパートの売り場の店員さんの「風鈴にしたら」の一言で、大ヒット商品となった風鈴が生まれました。そこから能作さんの快進撃が始まり、先人が培った技術と現代のデザインを融合させた、世界で一つの魅力的な品々を産み出しています。

例えば、世界初・錫100%で作られた「曲がる食器」など、他にはないユニークな商品ばかりです。下請けの町工場が、世界に認められる「ブランド鋳物メーカー」に変貌を遂げたのです。能作さんにこんなドラマがあったとは、私も知りませんでした。

話はここで終わりません。能作さんは次に、衰退してしまった鋳物の街・高岡を復活させようと挑戦しているのです。凄い!この秋、日本橋に誕生した「コレド室町テラス」にも、能作さんの東京直営店がオープンしました。日本には、尊い技術がたくさんあります。

能作社長も仰っていましたが、素晴らしい技術を持つ日本の職人さんたちは、みな謙虚です。謙虚な職人さんの技術を多くの人に知ってもらうには、能作さんのような企業が必要なのかもしれません。職人技を後世に伝えるためにも、こんな企業が、もっともっと出てきたらいいなぁと思いました。

■株式会社 能作 <https://www.nousaku.co.jp/

■まち日本橋 <https://www.nihonbashi-tokyo.jp/

インテリアのあれこれ♪ ブラックペッパークッキー

コーディネーター 阿部 容子

たま~に気が向くとお菓子を作るのですが、今回はスイーツではなく、お酒のおつまみにぴったりのクッキーを焼いてみました。ブラックペッパーとパルメザンチーズのクッキーです。ビールやワインと一緒に食べると美味しいし、ほんのり甘さもあるのでコーヒーにも合います。すごく簡単なので、レシピをご紹介します。

<材料>

  • 小麦粉 70g
  • バター 40g
  • 砂糖 15g
  • パルメザンチーズ 20g
  • ブラックペッパー 1g
  • 塩 少々

<作り方>

  1. 材料をすべて混ぜます。(混ぜている時に手につくようなら、小麦粉を少し足します。)
  2. 生地をラップで包み、冷凍庫で20~30分寝かせます。
  3. 生地を冷凍庫から出し、厚さ6mm~8mm程度に切ります。
  4. 170度で予熱したオーブンに入れて15分焼きます。
  5. こんがり焼き目がついたら取り出して冷まします。
  6. 粗熱を取ってできあがり。

私は平たく伸ばして冷凍庫へ入れ、固くなった状態で細長くカットしました。この方法だとクッキーの型が無くても好きな形で作れます。私はブラックペッパーが大好きなので、レシピよりもたくさん入れました。これが、エコリフォームのみんなに大人気!簡単なので、みなさんもぜひ作ってみてください。

いつでもハシを 恐竜大国福井

経理担当 権守 久美子

お盆に福井に帰省した時に、ご近所さんからこんなカボチャをいただきました。恐竜にそっくりですよね!「恐竜かぼちゃ」と呼ばれる植物で、食用ではないのですが、福井では観賞用に多く栽培されているそうです。なぜ福井で恐竜かぼちゃが人気かと言うと、福井は「恐竜大国」と呼ばれているからかもしれません。日本で発掘された恐竜の化石の8割が福井で見つかっているのです。

福井県内のあちこちに、恐竜に出会えるスポットがあります。中でも、かつやま恐竜の森にある「福井県立恐竜博物館」には、日本一の規模の展示物があります。恐竜の全身骨格標本が44体もあったり、実物大に近い動くジオラマがあったり、どれも迫力満点です。かつやま恐竜の森では化石発掘体験もできて、一日中楽しめます。

他にも、福井駅の構内では白衣を着た恐竜博士がベンチに腰かけて乗客を出迎えてくれるし、駅前広場では福井で生息していた恐竜が3体、動きながら雄叫びをあげています。駅の壁画にも10体の恐竜が描かれていて、ライトアップされる夜はさらに見ごたえがあります。北陸新幹線も2022年度には福井まで延伸される予定です。たくさんの方が恐竜大国福井に遊びに来てくれるよう願っています。

身になるはなし 伊賀でニンニン

Web担当 柴田 江身子

今年の夏休み、兄が母を連れて弟夫婦に会いに行くというので、一緒についていくことにしました。弟夫婦は1年ほど前から三重県伊賀市に住んでいて、訪ねていくのは初めてです。往復の新幹線と一泊分のホテルを予約してのんびり構えていたら、出発当日は雨。しかも台風が接近中という最悪の天気でした。忘れていましたが、うちの兄は昔からかなりの雨男なのです。

新幹線で名古屋に出て、近鉄名古屋線・大阪線を乗り継ぎ、伊賀鉄道で伊賀上野へ。4時間くらいかかって到着しました。伊賀って遠いんですね...。でも伊賀鉄道では松本零士先生デザインの忍者列車に乗れたので良かったです!2両編成で都電みたいな雰囲気でした。

伊賀鉄道の上野市駅まで、弟が車で迎えに来てくれていました。駅前の小さなアーケードのお店は軒並みお盆休みだったので、ファミレスでご飯を食べ、弟が経営しているコンビニに行ってコーヒーを飲み、夜は焼肉を食べに行きました。伊賀と言えば伊賀牛ですが、けっこういいお値段なのでこの日はふつうの焼肉です。酒を飲みすぎて弟に怒られたりもしましたが、久々に兄弟3人揃っていい思い出になりました。

翌朝、ホテルで伊賀牛のひつまぶし朝食をいただき、美味しさに感動しました。周辺を観光する予定でしたが、雨も風もひどく、どこに行ってもイベント中止、営業時間短縮という状況。兄の雨男パワーが半端ないです。それでも忍者ドライブインと道の駅を巡ってお土産を買いあさり、モクモク手づくりファームは半分閉まっていたので、地ビールを飲んだだけで移動。忍者博物館はショーが中止なのでスルーして、伊賀上野城には登らず下から眺めました。

午後には台風が上陸したので、早めに伊賀を出発。電車は少し遅れたものの、無事に帰ってくることができました。わざわざ伊賀まで行って、大して観光もしないで帰ってきましたが、母が弟に会えて喜んでいたので、まあまあ良かったかなと思います。

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年9月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために またまた甘酒ブーム到来

塩谷 理枝

ずいぶん前にも甘酒のことを書きましたが、ここへきて発酵食品が脚光を浴び、手軽に飲める甘酒が注目されているようです。最近では、スーパーやデパートでも、いろいろな種類の甘酒が陳列台に並んでいます。

甘酒は「飲む点滴」と言われますが、近年、美肌効果がクローズアップされて、若いお嬢さんたちにも大人気のようです。我が家でも夏バテ防止に、毎朝一杯の米麹甘酒を飲んでいます。。

皆さん、甘酒は、酒粕派?米麹派?どちらでしょう。私は味噌の宝来屋さんが作る麹甘酒が大好きですが、冬の寒い日には、温かい酒粕の甘酒で暖まりたいです。市販の甘酒は、日本酒の蔵元さんやお醤油屋さんが作っている物が多いです。発酵食品を作っているところなら「麹菌」があるので、甘酒作りもお手の物なんですね。。

甘酒は飲むだけではなく、お料理にも使えます。ここで、うちのレシピをご紹介しちゃいます♪野菜の味が楽しめる簡単浅漬けです。

【簡単甘酒おしんこ】
※分量の目安:米麹の甘酒...野菜の重さの30% 塩...野菜の重さの3%

  1. きゅうりや大根、人参などをひとくち大に切る
  2. 1をジップロックなどのビニール袋に入れる
  3. 米麹の甘酒と塩をまぶして、冷蔵庫で一日おいたら出来上がり

甘酒に入っている麹のつぶつぶも一緒に食べちゃってくださいね。私のおすすめは、かぶのおしんこです!

他にも、甘酒をお味噌やお醤油と合わせてお肉を漬けたり、今流行のスムージーに入れてもいいですね。インターネットでも甘酒の持つうま味と甘みを調味料として使ったレシピがたくさん見つかります。お菓子のレシピもたくさんありますよ。甘酒って万能な発酵食品ですね。これからも大いに楽しみたいと思います!

■宝来屋 <https://www.e-horaiya.com/

インテリアのあれこれ♪ スカイツリーに行ってきました

コーディネーター 阿部 容子

東京に住んでいても遠くから眺めているだけで、なかなか登る機会がなかった東京スカイツリーですが、結婚のお祝いにスカイツリーにあるレストランのチケットをいただいたので、初めて行ってきました。地上345メートルの展望デッキにある「634(むさし)」というレストランです。

夏休みということもあり、展望デッキへのエレベーターは長蛇の列でしたが、レストラン専用のカウンターから別の入り口を通って、列に並ぶことなくエレベーターに乗ることができました。まるでディズニーランドのファストパスのようで、とてもリッチな気分になりました(笑)。

エレベーターは高速なのに揺れることもなく静かで、日本の技術に感心しながら展望デッキに到着しました。「ここが地上345メートルか...」と思うとちょっと怖かったですが、ぐるっと一回りして景色を楽しみ、いざレストランへ!

雑している展望デッキとは違い、レストラン内は静かで広々とした大人の空間です。景色が良く見える窓側の席に座り、美味しいお料理と素晴らしい眺めをゆっくりと楽しみました。「634」のお料理は、フランス料理をベースに東京に集まる旬の食材を取り入れた「東京キュイジーヌ」で、江戸の文化とフランス料理の融合をコンセプトにしているそうです。ひとつひとつ器もこだわっていて、とても優雅な一時を過ごすことができました。

しばらく荒れたお天気が続いていましたが、私たちが行った当日は良いお天気で、遠くまで見渡すことができましたが、富士山が見えなかったのは残念でした。春から夏にかけては靄がかかっていて、富士山が見える日はほとんどないそうです。冬のお天気の良い日は富士山が見えるようなので、今度は冬に来てみたいなと思います。

いつでもハシを はじめての北海道

経理担当 権守 久美子

長男がこの春から札幌に転勤になりました。実はまだ一度も北海道に行ったことがなかったので、これ幸いと家族みんなで札幌に行って来ました。

札幌は暑いくらいの晴天でした。初めてなので定番の観光地を回る予定で、なんと言っても美味しいものをたくさん食べるのが楽しみでした。

1日目は札幌観光です。北海道庁旧本庁舎と時計台を見て、大通り公園を散策してから、お昼にホタテ味噌バターラーメンを食べました。次に羊ヶ丘展望台まで足を延ばしてクラーク博士像と一緒に記念撮影。夕張メロンソフトで休憩して、サッポロビール園に行きました。赤レンガの工場や、ビール仕込み用の大きな釜や樽などがあり、とても趣がありました。ジンギスカン&サッポロビール飲み放題で満足し、最後に札幌駅のJRタワーから札幌の夜景を眺めて終了です。

2日目は早起きして北海道大学を散策しました。広い敷地内は緑が多く、心地よい風も吹いていてなんとも清々しい気持ちになりました。来年受験生の末息子もすごく刺激を受けたようです。それから小樽に行き、運河や旧倉庫街を散策し、お目当ての海鮮丼を堪能しました。夜は札幌に戻り、すすきのの炉端焼き屋で、ほっけやししゃもや毛ガニをお腹いっぱい食べましたが、お店を出てから屋台の焼きトウモロコシを見つけ、迷わず買ってしまいました。その後、藻岩山で夜景を見てからホテルに戻りました。

3日目は、お土産を買ったりしてのんびりと過ごしました。締めはもちろん空港で食べた札幌醤油ラーメンです。

久しぶりの家族旅行でしたが、子供たちもすっかり大きくなり、逆に私を引っ張ってくれて、楽しい旅行となりました。お目当てだった美味しいものもほぼ全部食べることが出来て満足しました。次回は北海道をもう少しあちこち見てみたいです。

身になるはなし すごいぞ三国志

Web担当 柴田 江身子

東京国立博物館で9月16日まで開催中の「特別展 三国志」に行ってきました。『三国志』は中国で魏・呉・蜀の三国が覇権を争った時代の歴史書ですが、後世に書かれた小説『三国志演義』の方が日本では馴染みがありますよね。かく言う私も子供の頃からゲームやマンガで三国志に親しんできました。

今回の展覧会は「リアル三国志」がテーマで、リアルな三国時代の文物が見られるのがすごいところ。青銅で作られた様々な武器や、玉の精巧な装飾品、手の込んだ焼き物など、「本当にそんな古いものなのかな?」と感じました。何しろ三国時代は西暦3世紀頃、日本で言えば卑弥呼が邪馬台国を治めていた時代です。当時の圧倒的な文化レベルの差を感じました...!

展示もなかなか凝っていて、赤壁の戦いで10万本の矢を集めた逸話をイメージした部屋や、近年発掘された曹操高陵(お墓)を模した部屋がありました。魏・呉・蜀それぞれの風土と文化の違いを比較しているコーナーも面白かったです。「リアル三国志」と言いつつ、横山光輝先生のマンガ『三国志』の原稿や、NHK人形劇『三国志』の美麗な人形など、リアル以外の三国志も楽しめます。お時間のある方はぜひ足を運んでみてください。

ちなみに、私が出かけた日は「トーハク BEER NIGHT! 2019」というイベントを開催中でして、博物館前の広場で数量限定の青島IPAを堪能することができました。蒸し暑い日だったので、より美味しかったです。いやあ、たまたまイベントをやってて良かったです!! (本当は知ってました)

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年8月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 酵素って何?

塩谷 理枝

お客様から酵素ジュースのレシピをいただき、自作して飲み始めました。「酵素」ってよく耳にしますが、いったい何でしょうか?今回は酵素のことをお話しします。

酵素は誰の身体の中にもあります。動物も植物も、この世に生きる生命体の体内には、すべて酵素が存在するそうです。人の体の中には、5000種類もの酵素があると言われています。それぞれの酵素が、私たちの体内で、消化、吸収、代謝をはじめとした様々な化学反応を助けているのです。酵素は、なくてはならない、生物の生命を支えている大切な物質なのですね。

多くの酵素は、遺伝子情報に基づいて体内のタンパク質から作られます。ところが、体内で1日に作られる酵素の量は決まっているのだそうです。また、加齢とともに体内酵素を作り出す力が衰えるとも言われています。病気や疲労などでたくさんの酵素が使われると、酵素不足になって健康が損なわれることもあるのだとか。酵素をムダ使いしないことが重要ですね。特に食べ過ぎ、飲み過ぎはダメだそうです。必要以上の食べ物を摂ると、消化、吸収にたくさんの酵素が使われてしまいます。わかってま~す、「腹八分目!」ですね。

巷には「酵素」と名の付く健康食品もありますが、食べ物から酵素を摂取することはできるのでしょうか?実は、酵素は体内で作られるだけではなく、食べ物にも「食物酵素」が含まれているそうです。体内の酵素は「消化酵素」と「代謝酵素」の2つに分けられますが、食物酵素は消化酵素の働きをサポートし、消化酵素を節約して代謝酵素を増やすことにも役立つのです。

消化酵素をサポートするのは、キャベツやレタス、大根、玉ねぎなどの野菜と、パイナップルやリンゴ、バナナなどのフルーツです。納豆や味噌、醤油、ヨーグルトなどの発酵食品は、代謝酵素の増加に効果的と言われています。食物酵素は肉や魚にも含まれていますが、熱に弱いため、生でなければいけません。また、食物酵素が多く含まれる食品を、食事の最初に食べると、後から胃に入ってくる食品の消化を助けてくれるそうです。

こうして見ると、重要な役割を果たす食物酵素が含まれているのは身近な食材ばかりです。ちょっと工夫して、食物酵素を摂るようにしてみてはいかがでしょうか。その前に、まずは腹八分目を心がけます...。

インテリアのあれこれ♪ お気に入りのラーメン屋さん

コーディネーター 阿部 容子

私はラーメンが好きで、いろいろなラーメンを食べに行っています。最近気に入っているラーメン屋さんを2軒ご紹介します。

1つ目は新宿の南口にある「麺屋海神」です。毎日仕入れているという新鮮なお魚のアラで出汁をとった、塩ラーメンの専門店です。看板メニューの「あら炊き塩らぁめん」はあっさりとした細麺で、透き通ったスープに、ネギとみょうがとシソのトッピングが美味しさを引き立てています。お好みで「へしこ焼きおにぎり」付きのセットもあります。麺を食べた後で、へしこの焼きおにぎりをスープに浸し、雑炊にして食べることができるのです。この雑炊がまた美味しくて、行く度についつい食べ過ぎてしまいます。

もう1つのお気に入りは、中目黒にある「AFURI」です。神奈川県の丹沢山系にある大山は、別名を阿夫利山と言い、この阿夫利山の清らかな天然水から生まれたラーメンを出しています。素材にとてもこだわっていて、人工着色料や保存料、化学調味料などは使わず、誰でも安心して食べられるラーメンを目指しているそうです。

看板メニューの「柚子塩らーめん」は、こだわりのスープが絶品で、上にちょこんと乗ったゆずの香りがとてもさわやかに感じられました。AFURIさんは中目黒を含めて7店舗ありますが、どのお店もいつも並んでいて、私もまだ1回しか食べたことがありません。店舗の内装もオシャレで、女性でもカフェ感覚で入れるラーメン屋さんです。

どちらもさっぱりとしたラーメンです。さっぱり系が好きな方は、ぜひ行ってみてください。

■麺屋海神 <https://menya-kaijin.com/

■AFURI <https://afuri.com/

いつでもハシを 福井のお店に行って来ました

経理担当 権守 久美子

私の故郷、福井のお店が日本橋にあるとのことで、先日スタッフみんなで行って来ました。「熟成魚場 福井県美浜町」というお店です。残念ながら福井県の知名度は全国的にも低く、馴染みのない食べ物が多かったようなので、福井の食べ物をご紹介しようと思います。

福井の若狭湾では昔から鯖が多く取れ、鯖をよく食べます。福井の鯖は、鯖街道を通って京の都まで運ばれていたそうです。鯖の食べ方にもいろいろありますが、まずは「へしこ」という、塩漬けした鯖を糠で漬けた発酵保存食が有名です。保存食だけあってものすごくしょっぱくて、匂いも強烈です。くさやに似ているかもしれません。へしこは軽く糠を取って炙ったり、薄くスライスしてお茶漬けにするのが一般的で、お店でもへしこ炙りとへしこ刺しを楽しみました。クリームチーズと合わせたり、ペペロンチーノに入れるのも美味しいそうです。

また、私の故郷の大野市では、7月初めの半夏生に、鯖の丸焼きを食べる風習があります。その昔、田植えで疲れた身体を癒し、暑い夏を乗り切れるように、大野のお殿様が領民に鯖を配ったのが始まりと言われています。半夏生の時には、丸々一匹を串刺しにして炭火で焼いた大きな鯖が、魚屋やスーパーに豪快に並んでいます。肉厚で油がのった焼き鯖は私も大好きです。ご飯も進むし、ビールにもぴったり!焼き鯖寿司も定番です。

大野弁で半夏生のことを「はげっしょ」と言いますが、お店で焼き鯖を食べながら、はげっしょのことを思い出しました。他にも福井ならではの郷土料理がたくさんあるので、またの機会にご紹介しますね。

■熟成魚場 福井県美浜町 日本橋本店 <http://www.funfunction.co.jp/shopinfo/mihama-nihonbashi/

身になるはなし ベルギービールとクラフトビア

Web担当 柴田 江身子

今年も行ってきました、ベルギービールウィークエンド! 雨の多い梅雨でしたが、なんとか曇りの日を選んで日比谷公園へ。なんと嬉しいことに、私の誕生日が近いということで、友人がラウンジ席を予約しておいてくれたんです! ゴージャスな気分でベルギービールを楽しむことができました。

まずは日本初上陸だというデュベルの樽生。ベルギービールはボトルで提供されることが多いので、樽生は久々。ちなみにデュベルは悪魔って意味で、悪魔的美味しさなのです。そして今年も私の好きなマレッツ醸造所のマレッツ・トリプルを飲み、日替わりのブティックビールに大好きなパウエル・クワックを見つけて、大喜びで飲みました。

このイベントが何より素晴らしいのは、フリッツ(フライドポテト)専門店のフリットコットがあることです。もうここのフリッツは本当に絶品です。思わずお持ち帰りの分も買ってしまいました。次回は9月に六本木ヒルズで開催されるので、ぜひ行ってみてください。

また別の日、舞浜で「イクスピアリ・クラフトビア・コレクション2019」というイベントが開催されていたので、ちょこっと行ってきました。イクスピアリ内にあるハーヴェスト・ムーンを含め、国内の5つの醸造所のビールが楽しめます。3種類のクラフトビアを飲みましたが、何を飲んだか今となってはちょっと曖昧です...。ともあれ、美味しかったのは確かです! それからビアホールでさらに2杯ばかりビールを飲みました。なぜならハッピーアワーで安くなっていたからです。今月も美味しいビールが飲めて幸せでした。

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年7月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために オリジナルなお菓子、できちゃいます!

塩谷 理枝

6月4日の創立記念日&私たちの結婚記念日に、スタッフから素敵なプレゼントをもらい、「こんなのできるの~?!」ってビックリ仰天しました。よくお店で見かけるチロルチョコなんですが、なんと私たちの顔やエコリフォームのロゴなど、オリジナルな写真が包み紙に印刷されているではありませんか。

食べ終わった後には、チョコレートと同じ形のマグネットが用意されていて、包み紙をマグネットとして再利用できちゃうんです。凄いアイディアですね~。マグネット以外にも、包み紙をキーホルダーやバッジにして楽しめるグッズもあるそうです。チロルチョコの「DECOチョコ」というサービスです。

最近では、こんな風にオリジナルの商品を作れるところが増えています。大手メーカーのグリコのお菓子や、カルビーのかっぱえびせんのパッケージ、サクマドロップスの缶もオリジナルで作れます。ベビースターラーメンのオリジナルパッケージなんかもあるみたいです。お祝いごとの引き出物や、出産の内祝いにいいですね。パッケージに写真を入れたお菓子を、結婚式で配る若い方も多いようです。

パッケージばかりでなく、食品に直接プリントができちゃうサービスもあります。クッキーやマシュマロなどに、好きなデザインを食べられるインクでプリントしてくれます。手描きの絵や文字をスマホで撮影して送れば、そのままどら焼きにプリントしてくれるところも。プリントの精度が上がっているせいでしょうか?とっても綺麗に仕上がるようです。

昔ながらのお菓子もありますよ。オリジナルな絵や文字を入れた金太郎あめは、絵がそのまま再現されていて驚きます。カステラに焼き印でメッセージを入れてくれるところもありますね。以前エコリフォームのロゴで焼き印を作ったので、今度オリジナルカステラにチャレンジしてみようと思います。

毎年のことですが、うちのスタッフたちは、アイディアいっぱいの楽しい物を贈ってくれます。今年も存分に楽しませていただきました。感謝です。

■DECOチョコ <https://decocho.com/

インテリアのあれこれ♪ 深川ワインガーデン

コーディネーター 阿部 容子

先日、エコリフォームのみんなで、ずっと行ってみようと言っていた「深川ワインガーデン」に行ってみました。深川ワインガーデンは赤札堂の屋上にあります。赤札堂を知ってますか?赤札堂は、門前仲町にあるスーパーマーケットで、深川で暮らす人たちには、なくてはならないお店です。

その日は、涼しい風が吹くさわやかな陽気で、暑くもなく寒くもない、外で飲むにはピッタリの気候でした。権守は「オシャレで麻布にいるみたい!!」と、とても気に入ったようです。私が座った席からは、赤札堂の看板が正面に見えていて、どうしても下町感が出てしまうのは否めませんでした。でも、暗くなればだんだんと雰囲気が出てくるし、お酒が進めば気にならなくなるかなと思います(笑)。

ワインは、エコリフォームの近くの古石場にある深川ワイナリーさんのワインや、国産のワイン、世界のワインまで取り扱っています。樽から直接グラスに注ぐタップワインも飲めます。瓶に詰める前のワインなので、フレッシュな味わいなのだそうです。残念ながら私はワインが飲めないので、ビールを飲んでいました。

ワインを飲んでいたみんなのおすすめは、8種類の中から3種類のワインを選べて、おつまみがついてくる飲み比べセットだそうです。この日はおつまみがローストポークか生牡蠣でしたが、権守は生牡蠣が3つも入ってお得だと言っていっぱい食べていました。

お近くの方は、猛暑になる前に行ってみてくださいね。なお、屋外にあるので、雨天や強風の日はお休みだそうですので、ご注意ください。

■深川ワインガーデン <https://www.winegarden.tokyo/

くらしごと お世話になりました

コーディネーター 成田 夏希

この度、一身上の都合により6月20日をもちまして、エコリフォームを退職することになりました。エコリフォームに入社してから1年。振り返ってみて思い出すのは、お客様の笑顔です。私たちの提案を受け入れてくださったことや、リフォームが完成したところを見てお客様が喜ばれる姿、「ありがとう」と言ってくださったことが、とても嬉しく幸せな瞬間でした。お客様の家を造る貴重な機会に立ち会い、微力ながらそのサポートができたことを大変光栄に思います。

また、異業種からの転職で何も分からなかった私を受け入れて、一からご指導くださった塩谷夫妻をはじめ、阿部さんや梅田さん、スタッフの皆さんには、感謝してもしきれません。

インテリアコーディネーターという仕事は学べば学ぶほど奥が深く、業務が広範囲にわたる難しさと面白さがありました。毎日の積み重ねによって培った経験は、私にとっての財産です。歩む道は変わりますが、この経験を今後も活かしていくことが皆様への恩返しになると信じ、頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。

いつでもハシを 赤坂 yoi machi はしご酒

経理担当 権守 久美子

「食べないと飲まナイト」って知っていますか?いろんなお店をはしごするイベントです。まずは5枚つづり4000円のチケットを買い、イベント参加店の中から1軒を選んで、チケット1枚で、ドリンク1杯とおつまみ1品の「たべのまセット」をいただきます。そうして順番に5軒のお店を回って楽しめるのです。

私はもう5、6回、赤坂に行っています。赤坂のイベントは、今年から「赤坂 yoi machi はしご酒」という名称に変わりました。イベントが開催される2日間は、赤坂の街中が、イベントマップを見ながら「次はどのお店にする?」と盛り上がっている人たちであふれています。

年々参加するお店も増え、おつまみもどんどん充実してきて、お店で出会ったお客さんたちと「今、何件目ですか?」「ここのお店、良かったですよ」と情報交換したりして、想像以上に楽しめます。何より1軒800円でワンドリンクとおつまみが楽しめるのは、とってもリーズナブル!たくさんあるお店の中から1軒を選ぶのは難しいですが、このイベントなら気軽にお店に入って、また次のお店に行けるので、いろんなお店を知ることができます。今回は、和食にワインバル、中華、担々麺、岩手料理のお店を回って、お腹いっぱいになりました。

身になるはなし 梅雨の晴れ間にヒビヤガーデン

Web担当 柴田 江身子

今月のグルメイベント特集はお楽しみいただけましたか?私の趣味でビールイベント多めでお送りしました。特集にも掲載している「ヒビヤガーデン」、今年は6月と9月の2回開催ということで、梅雨の晴れ間に友人と出かけてみました。なぜなら私の大好きなハッカー・プショールも出店しているからです!

いつものヘーフェヴァイスビアを飲んで、カリーブルスト(カレー粉とケチャップがかかったソーセージ)を食べて、さて次は何を飲もうかな~とウロウロしていると、知り合いのお兄さんを発見。勧められるがままに、リトルクリーチャーズのペールエールをいただきました。これがまたスッキリかつホロ苦でうまいんです。リトルクリーチャーズはオーストラリアのブルワリーだそうで、今後注目していきたいと思います。

ポテトを食べながらデレデレ飲んでいたら、ポイラボさんのショーが始まりました。グラフィックポイと呼ばれるLEDがついた道具を使って、空中に絵や文字を描いたりするんです。うまく説明できないので、ぜひYouTubeで動画をチェックしてください。酔っ払って写真を撮るのを忘れました。ともあれ、まだ明るいうちからビールが飲めて、いい夕べでした。

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年6月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために みんないいお母さんになりました

塩谷 理枝

エコリフォームを卒業したスタッフが、子供を連れて遊びに来てくれました。不思議ですね~。みんなお母さんになって、仕事をしていた時とは少し違う雰囲気になりました。離れてもまたこうして訪ねてきてくれて、本当に嬉しいことです。柔和な笑顔のあったかいお母さんたちと、かわいい子供たちをご紹介します。


●梅田 歩(旧姓 薄井)
長年皆様に可愛がっていただいた梅田さんです。郷里の人と結婚し、地元の建設会社でコーディネーターとして頑張っています。時々、こうして子供たちの成長を知らせてくれます。旅行がてらお家にお邪魔することもあります。いい感じに力の抜けた、大らかで賢いお母さんです。

●渡辺 美智子(旧姓 大内)
エコリフォームのホームページをずっと作ってきてくれた渡辺さんです。ついこの間、3歳になった啓大朗君と事務所に遊びに来てくれました。優しくてとっても楽しいお母さんになっていました。啓大朗くんはとっても利発な男の子です。

●梅田 裕子(旧姓 田中)
昨年までコーディネーターをしていた梅田も可愛い女の子を授かりました。奈歩ちゃんです。ご主人似の美人さんです。奈歩ちゃんに穏やかに話しかけながら、おむつを替える梅田の姿に、嬉しくて涙が出そうになっちゃいました。

みんなで抱っこにトライしましたが、やっぱりママがいいようです。なぜか塩谷に興味があるようで、ガン見状態でした。

インテリアのあれこれ♪ 御朱印はじめました

コーディネーター 阿部 容子

最近、神社やお寺にお参りに行く機会が増えたので、今年から御朱印帳を持つことにしました。可愛いデザインやモダンな御朱印帳もあるそうですが、折角ご縁があったので、結婚式を挙げた東郷神社の御朱印帳にしました。

以前は、みんななぜ並んでまで御朱印を集めるのだろうと疑問に思っていましたが、御朱印をいただいくようになって、その気持ちがわかりました。御朱印には神社やお寺の名前、日付などが墨で書かれていて、眺めているだけで嬉しくなります。同じ神社でも書く人によって味があり、全然御朱印の雰囲気が異なるので、それも見ていて楽しいです。

エコリフォームの事務所がある門前仲町には、深川不動尊と富岡八幡宮がありますが、どちらの御朱印もかっこいいんですよ~。お不動様の御朱印はお正月に行った時にもらったので、新春の仏様の印が押してあり、特別感があって嬉しかったです。

ゴールデンウィークは千葉の実家に帰ったので、成田山新勝寺にお参りに行きました。学生の頃以来、久しぶりのお参りです。成田山新勝寺には全部で6種類の御朱印があるそうですが、令和元年になってすぐということで、どこも長蛇の列で、全ての御朱印をいただくことはできませんでした。

御朱印は一人ひとりに丁寧に書いてくれるので、書く方は大変だと思います。いただいた御朱印を大事にしようと思いました。

くらしごと 入籍と綱島温泉

コーディネーター 成田 夏希

この度、かねてよりお付き合いしていた方と5月5日に入籍し、名字が遠藤から成田に変わりました。元号が令和に変わった5月1日に入籍する「令和婚」の方は多かったようでですが、5月5日の役所はガラガラでした。婚姻届の提出も拍子抜けするほどあっさり完了して、実感が沸かないままでいたら、最後に「Happy Wedding」と書かれた可愛らしいクリアファイルをいただきました。役所のおじさんからの嬉しいサプライズでした。

その後、彼の提案で、急遽「綱島温泉 湯けむりの庄」へ行くことになりました!湯けむりの庄は神奈川最大級の温泉で、ゴールデンウィークということもあり、最寄りの綱島駅から出ている送迎バスの運転手さんにも「入館に40分ほどかかるかもしれません」と言われましたが、着いた頃には混雑も解消されたのか、待ち時間なしで入ることが出来ました。

湯けむりの庄には12種類の天然温泉があり、追加料金で6種類の岩盤浴も利用できます。当日はこどもの日にちなんだ菖蒲湯があり、とても気持ちのいい温泉でした。今回は岩盤浴を利用しなかったので、今度また二人でゆっくり来たいなと思いました。

いつでもハシを 蚊帳生地の布巾

経理担当 権守 久美子

以前、お世話になっている方から奈良県産の蚊帳生地で作った布巾をいただきました。使ってみると吸水性がよく、使うほどに柔らかく馴染んで、すっかりお気に入りになっています。

もともと奈良は麻の栽培が盛んで、江戸時代には麻の蚊帳生地が織られていたそうです。麻の蚊帳は高価でしたが、安価な木綿の蚊帳が出回るようになると庶民にも普及したと言われています。

しかし昭和の終わり頃には蚊帳は使われなくなり、蚊帳生地の生産量も減少しました。その中で、蚊帳生地の製織技術を引き継ぐために、蚊帳生地の良さを活かした布巾や衣料、小物などが作られるようになったのです。

蚊帳布巾は、目の粗い蚊帳生地を何枚か重ねてあるので、通気性が良くて乾きが早いのが特徴です。私はサイズ違いの布巾を何枚か揃えて、食器を拭く他に、野菜の水分を拭き取ったり、蒸し物用にしたりと重宝しています。大判の蚊帳布巾は、お風呂で身体を洗うタオルとして愛用しています。泡立ちが良く肌当たりも優しいので、肌がしっとりする感じです。半身浴の時は肩にかけ、湯上りタオルとしても使っています。蚊帳生地の布巾は本当におすすめです!

身になるはなし 天然温泉でちょっと健康

Web担当 柴田 江身子

連休はいつもならビアフェスに行くところでしたが、ビール友達が四十肩でジョッキが持てないというので、近場の温泉施設に行くことにしました。スーパー銭湯マニアにすすめられた「稲城天然温泉 季乃彩(ときのいろどり)」です。最寄り駅は南武線の南多摩で、うちから1時間半かかりますが、やる気を出して10時頃に到着。マッサージを予約して速攻お風呂に入りました。

大浴槽に入って炭酸泉も楽しみ、源泉かけ流しの露天岩風呂に、リンゴが浮かぶ檜風呂にも入り、そこそこ混んできたのでマッサージへ。足つぼ+ヘッドマッサージを堪能して、お昼はとりあえずビール、からの岩盤浴が素晴らしい!岩盤浴は春・夏・秋と3つあり、薄暗い中で身体の裏表をまんべんなく温めると、寝ているような寝ていないような夢うつつ状態になってたいへん気持ちよく、すごく健康になりました。

この施設、腕につけたバーコードで食事などを楽しめて、帰る時に精算するシステムなので、私もついついお金を使いすぎてしまいました。

夕方には温泉を後にして焼き鳥屋へ。飲みすぎて「すごく健康」から「ちょっと健康」に戻ったような気もしますが、実に楽しい一日でした。

ちなみに、うちのウサギのちゅうじろうもハゲが治って健康になりました。

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年5月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 東京都現代美術館リニューアルオープン

塩谷 理枝

エコリフォームのご近所、木場公園の中にある東京都現代美術館が、3年もの休館を経て今年3月にリニューアルオープンしました。東京都現代美術館は、現代美術の振興を図り、芸術文化の基盤を充実させることを目的として、1995年3月に開館しました。つい先日のように感じますが、なんとオープンからもう24年も経っているのですね。

こんなに近くにある東京都現代美術館ですが、私は二度しか行ったことがありません。正直に言うと「現代美術というと、何が何やら・・・」といった感じを受けました。でも、そんな先入観を取り去って、リニューアルを機にまた足を運んでみようと思っています。

約5,400点ある収蔵品は歴史が古いものも多く、1926年に開館した上野の東京府美術館(現在の東京都美術館)から受け継いだ作品が、3,000点に及ぶそうです。また、リニューアルオープンに伴い、併設の施設も新しくなりました。近現代の美術に関する書籍を集めた美術図書室や、子供向けの本が見られるこどもとしょしつ、個性的なカフェとレストランもオープンしました。レストラン「100本のスプーン」は、アートと触れ合える工夫が散りばめられているだけでなく、お料理の方もなかなか美味しそうですよ!

リニューアル・オープン記念展として、企画展『百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-』と、コレクション展『MOTコレクション ただいま / はじめまして』を、6月16日(日)まで開催中です。木場駅からも歩けますが、清澄白河駅から深川資料館通りをお散歩がてら歩いて行くのが楽しそうです。途中の深川江戸資料館にもお立ち寄りください。楽しい展示がありますよ。

清澄白河がおしゃれな街に変貌を遂げた理由の一つは、東京都現代美術館の開館によるものだと思います。美術館のリニューアルをうけて、ますますおしゃれな街に磨きがかかりそうです。美術館にいらした際には、ぜひエコリフォームにもお立ち寄りくださいね。

東京都現代美術館<https://www.mot-art-museum.jp/

インテリアのあれこれ♪ 東日本橋の喫茶店「珈琲亭 駱駝」

コーディネーター 阿部 容子

私はコーヒーが好きで、色々なコーヒー豆を買っては、自宅でコーヒーを淹れて飲み比べています。先日、友人と、こだわりの美味しいコーヒーがあるという喫茶店に行ってきました。東日本橋にある「珈琲亭 駱駝」です。珈琲通の人たちの間では有名店だそうです。

珈琲専門店として40年以上続いているという喫茶店で、マスターの厳しい目で選び抜かれたコーヒー豆だけを使っているそうです。コーヒーを楽しみながら、マスターにコーヒーについて聞いてみました。「今の焙煎機はコンピューター制御されていて、はじめに設定すればその通りに焙煎してくれる。だけど、それではダメなんだ」「五感を使って、良い豆、悪い豆を見分けてコーヒーを入れる。みんな美味しいですね~と言ってくれるけれど、これが普通のコーヒーなんだよ」などと話してくれました。

それほどこだわって淹れてくれたコーヒーなら、温かくて一番美味しいうちに、コーヒーの香りや味をしっかりと味わえばよかった・・・。友人と世間話をしながらゆっくりコーヒーを飲んでいたことを反省して、マスターこだわりの駱駝ブレンドのコーヒー豆を買って帰りました。

お店は、昔ながらの喫茶店の雰囲気で、手作りのチーズケーキも美味しかったです。珈琲亭 駱駝はホームページがないそうなので、ご興味のある方は食べログで検索してみてください。ゆっくりとコーヒーを楽しめる素敵な喫茶店です。

珈琲亭 駱駝(食べログ)<https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13089639/

くらしごと 本と出会うための本屋

コーディネーター 遠藤 夏希

ひそかに気になっていたブックカフェ「文喫(ブンキツ)」に行ってきました。六本木駅から徒歩1分、青山ブックセンター六本木店の跡地にあります。

入場料1500円を払うと、店内に用意された約3万冊の本を一日中自由に読むことができます。私も早速、入場料を支払い、まずはぐるっと一周。本がズラリと並ぶ選書室、ソファ席や小上がりのある喫茶室、机が横一列に並ぶ閲覧室、ミーティングなどにも使える研究室の4つに分かれています。

席を選び、本を探しに選書室へ。本棚は「日本文学・食・旅行」などのジャンルごとに分かれていますが、作家や出版社、本の大きさはバラバラです。興味のあるライフスタイルの棚を覗いてみると、普段は目にしないような本が並んでいて、「こんな本もあるんだ」と何冊も手にとって読んでしまいました。

文喫には1冊として同じ本がなく、その本が売れてしまうと、また同じ本が入荷するとは限らないそうです。まさに本との出会いだなあと思いました。

店内ではコーヒーと煎茶がおかわり自由で、別料金で食事やデザート、アルコールまで注文できます。私が行ったのは日曜日だったので、お客さんが多かったのですが、3時頃になると入場制限がかかり、適度な混み具合になりました。皆様も文喫で運命の1冊に出会いに行ってみてはいかがでしょうか。

いつでもハシを 湯河原旅行

経理担当 権守 久美子

湯河原に行って来ました。桜の開花にはまだ少し早い時期でしたが、とても暖かく見事な青空が広がっていたので、小田原で途中下車して小田原城を散策しました。

小田原城は平成28年に耐震工事が行われたばかりだそうで、とても綺麗です。中は階段も広くて展示品も多く、シアターではお城の歴史が上映されていて、博物館のようでした。地元ボランティアの方々が親切に案内してくれて、楽しく見物出来ました。

お昼には明治創業の老舗日本料理店「だるま」で天丼にお刺身のついたセットをいただき、お腹も満たされて、湯河原へ向かいました。宿はこじんまりとしていて、部屋には炬燵があり、とてもアットホームな感じでまったりとくつろげました。夕食は仲居さんがお部屋まで運んでくれる懐石料理で、とても贅沢な感じでした。

翌日には、熱海まで足を延ばしました。最近は熱海がすごく賑わっていると噂に聞いていた通り、老舗のお店に混ざって、新しいカフェやギャラリーなども増えていて、外国人観光客や若い人で溢れていました。

食べ歩きが出来るような名物メニューを出している店が多く、いろんな産地の牡蠣をその場で食べることができる魚屋さんを見つけました。私は岩手産と鳥羽産2種類の牡蠣をいただいて、大満足でした。

身になるはなし 花粉症とハゲ

Web担当 柴田 江身子

今年は本当に花粉が多かったらしく、花粉症もかなりひどかったんですが、ようやく収束を迎えています。

そんなわけでこのところ休みの日でも家に引きこもっていて、特にコラムに書くべきこともなく...いや、ありました。実はうちのうさぎのちゅうじろうにハゲができまして。ハゲと言っても5ミリくらいの小さいハゲですが、ポチポチっと吹き出物みたいなのもできていたので、病院に行ってきたんです。

そしたら、「ニキビみたいなものか、ウサギツメダニかも」という結果でした。ヒヤー。注射を打たれて、抗生物質をもらってきました。それからまだ1週間ほどですが、ハゲがちょっと治ってきたような気がします。ニキビならしょうがないけど、ダニは勘弁していただきたい。でも痒そうな様子もないので大丈夫かなと思ったり、最近は花粉症のせいで掃除をサボりがちだったのがいけなかったかな、と反省したりしています。

ちゅうじろうはもう5歳を過ぎ、人間で言えば40代半ばくらいだそうで、ちょうど私と同い年くらいです。お互いだんだん無理のきかない年になってくるので、健康に気をつけたいと思いました。

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年4月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 国産の割り箸を使いましょう

塩谷 理枝

楽しい行楽シーズンの到来ですね、お弁当を持ってピクニックなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、そんな時に活躍する割り箸のお話です。

エコリフォームでは、資料をお渡しする時や、工事のご近隣にご挨拶に伺う際に、紀州の山の割り箸をお渡ししています。先日、お客様から「割り箸って使っていいの?」とご質問をいただきました。使い捨て商品の象徴のように思われ、環境破壊につながるイメージもある割り箸ですが、実は、国産の割り箸を使うことで日本の森林は潤っているのです。ただしこれは国産の割り箸に限ります。中国や東南アジアから輸入される割り箸は、違法な森林伐採によるものも少なくないと言われています。

割り箸は、日本で江戸時代に誕生したそうです。杉の丸太から木の樽を造る時に出る端材(はざい)を有効に活用するために生まれたと言われています。現代では、建築用材として使われる杉やヒノキの端材や間伐材を使って割り箸が作られています。捨てられてしまう部分や不要な部分を有効活用しているのです。

国産の割り箸から得られた収益は、森林を整備し、持続させていくための資金となっています。また端材や間伐材の使用は、林業や地域産業の活性化にもつながります。とても小さな力ですが、日本の森林を健全に保つ一助となっているのです。

悲しいことに、2010年の統計では、日本で使われている割り箸の約97%が中国産を主とした輸入品だそうです。輸入割り箸の方が安価なため、多く使われているのです。最近では、大手外食産業でも国産の割り箸を見直そうという動きが出てきています。国産材の利用を推進する木づかい.comによると、ミニストップでは1膳5円で購入できる国産材の割り箸「5円の木づかい箸」を作ったそうです。

日本の割り箸は、資源を大切にする心から生まれた日本独自のアイディア商品です。日本の森林を守るために、国産の割り箸をどんどん使っていきましょう!

木づかい.com<http://www.kidukai.com/

インテリアのあれこれ♪ ぬか漬け始めました

コーディネーター 阿部 容子

ぬか漬けを始めようと思ったのは、テレビで俳優の三浦春馬さんがぬか漬けを楽しんでいると言っていたのがきっかけです。手軽に野菜が取れるのであれば私もやってみようと思い、事務所でぬか漬けの話をしたところ、塩谷理枝が「私のぬか床を分けてあげる」と言って持ってきてくれました。

ちゃんと続けられるかどうかわからないので、まずはタッパーで漬けてみて、続けられるようなら、ぬか漬け用の容器を買うことにしました。ぬか漬けは手間がかかるイメージでしたが、野菜を切って一晩漬けるだけ、と思った以上に簡単で、今もぬか漬け生活が続いています。

ぬか漬けは身体にいいと聞くので、ぬか漬けの効能を調べてみました。野菜をぬか床に漬けると、ビタミンB1がUPするそうです。きゅうりはそのままだとほとんどが水で栄養素は少ないのですが、ぬか床に漬けることで水溶性のビタミンB1がきゅうりに染み込み、栄養素が高まるそうです。

また、ぬか漬けは発酵食品なので、植物性乳酸菌が生きたまま腸に届き、腸内環境を整えてくれる役割もあるそうですよ。ただ、注意しなければいけないのは塩分。美味しいのでついつい食べ過ぎると、塩分過多になってしまうので注意が必要です。

我が家の食卓にぬか漬けが定着してきたので、磁器で出来た水抜器がついている野田琺瑯のぬか漬けの容器を買ってみようと思います。

くらしごと 20世紀を代表する建築家

コーディネーター補佐 遠藤 夏希

2週連続でル・コルビュジエ展とアルヴァ・アアルト展に行ってきました。同時代に生きた建築家のそれぞれのルーツを辿る展覧会です。

コルビュジエ展は、無名の画家ジャンヌレ(コルビュジエの本名)が、建築家ル・コルビュジエとなるまでの時代にフォーカスしています。会場は世界文化遺産にも登録されている上野の国立西洋美術館。設計者は、コルビュジエ本人です。

今回は会場自体も彼の作品という贅沢な展覧会で、巻貝のように螺旋を描く回廊や片側にしか手摺のない階段、自然光を取り入れるための連続窓など、建物も絵画のような美しさがありました。立体物が平面的に表現された絵は、2次元なのに立体感を感じられるところが建築物のようで面白かったです。

東京ステーションギャラリーで開催されていたアアルト展では、フィンランドの湖から着想を得たというサヴォイベースの製造工程の映像が興味深かったです。代表作である3本脚のスツール60の、バーチ材を重ね合わせた合板の曲げ木加工や、優美な曲線を生み出す職人の手仕事に感嘆しました。

アアルトはフィンランドを代表する建築家で、その魅力は家具だけでなく、建築にも表れています。自然に溶け込むデザインや設計図からも感じる温かみ、北欧建築の全てがそこにあるかのような美しいものでした。次はどんな作品に巡り会えるのでしょうか。楽しい趣味がまた1つ増えました。

いつでもハシを 布マスクのすすめ

経理担当 権守 久美子

だんだん春が近づいて来ましたが、この時期は花粉症が辛く、インフルエンザの流行時期からずっとマスクが欠かせません。私は不織布のマスクのごわごわした感触が苦手で、ずっとつけているのが苦痛なので、布のマスクを愛用しています。

布マスクと言うと、昔ながらの白いガーゼのものをイメージするかもしれませんが、今は模様入りの布マスクやシルク製のマスクなど、いろいろな布マスクが出回っています。

布マスクは通気性と吸水性に優れているため、適度な湿度が保たれ、のどや鼻の乾燥を防いでウイルスの働きも抑えてくれるそうです。私は寝る時にもマスクをつけています。特に鼻が詰まって苦しくて眠れない時は、マスクの端っこにミントオイルを一滴垂らすと、スースーと鼻が通ってぐっすり眠れます。何より、布マスクの優しい肌触りが大好きで、洗って繰り返し使えるエコなところも気に入っています。

ただ残念なのが、布マスクは不織布マスクに比べて、花粉やウイルスを防ぐ性能が低いことです。そこで私は、畳んだガーゼのハンカチを布マスクに挟んで使うようにしています。あともうしばらくの間マスクが手離せませんが、お気に入りのマスクで憂鬱な気分を吹き飛ばして乗り切ります。

身になるはなし バースデーチーズケーキ

Web担当 柴田 江身子

3月8日はうちの母の誕生日だったので、お誕生会をしました。参加メンバーは母と甥っ子、友人女性、私という謎の組み合わせです。母が「スフレチーズケーキが食べたい」と言うので買っていくことにしました。

調べてみると、最近はベイクドチーズケーキが流行っているようで、昔ながらのスフレチーズケーキはあんまりないな...と思っていたところ、ありました!銀座ウエストさんのふんわりチーズケーキです。これならうちの母も喜ぶだろうとホールを予約して、当日の昼間、銀座本店に取りに行きました。店頭の販売ブースは小さいんですが、そこに男性店員が3名、ギュッと詰まっていました。外国人女性に対応していた店員さんが「Your English is good」と褒められていたりして、銀座ウエストさんは素晴らしいなあ、と心の中で思いました。

で、実家に帰って飲み食いした後に、ふんわりチーズケーキの登場!4人だったので、1/4ずつ大盤振る舞いです。けっこうな大きさでしたが、名前の通りふんわりして軽い感じなので、みんなペロリと食べてしまいました。銀座ウエストさんのふんわりチーズケーキ、オススメです。

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年3月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 今どきのコインランドリー

塩谷 理枝

エコリフォームがいつもお世話になっている材木屋さんのお隣が、最近、おしゃれなコインランドリーになりました。調べてみると、コインランドリー事情が昔とは様変わりしていて、驚くほど進化を遂げていたのでご紹介します。

コインランドリーの数は年々増え続けているそうです。全国的にはファミリーマートの店舗数と同じくらいあるというので驚きです。昔は銭湯の隣にあったりして、「一人暮らしの男性が使う場所」というイメージでした。私もそうですが、コインランドリーにあまりいい印象を持っていない方も多いのではないでしょうか。

でも、今は違います。とても明るくて清潔感のあるコインランドリーが増えているのです。カフェが併設されていたりして、若い女性や主婦が利用するおしゃれな場所となっているようです。女性が積極的に社会進出するようになり、共働きの世帯も増えてきたため、毎日洗濯するのは負担がかかるという方も多いことでしょう。そんな時は、週末に洗濯物をまとめてコインランドリーに持っていけば、短時間で大量の洋服を洗濯し、乾燥まで出来ちゃうのです。外に洗濯物を干すと、花粉やPM2.5の影響が心配という方も安心です。家庭では洗うのが難しい、布団やラグなどの大きな洗濯物がリーズナブルに洗えることも、気軽に利用する人が増えている理由の一つのようです。

気になる利用料金ですが、洗濯機の容量によって異なります。1回30分の利用につき、8キロで300円、12キロで500円、28キロで1000円が目安です。一度にたくさん洗った方がお得ですね。乾燥機の方は、14キロで10分100円、25キロで8分100円など、容量によって使用時間が変わります。衣類がしっかり乾くには30分くらいかかるそうなので、ある程度まで乾かして、自宅でまた干すのも一つの手です。

コインランドリーの乾燥機は、外干しができない梅雨時や、衣類が厚くて乾きにくい冬の強い味方となりそうです。美味しいコーヒーを飲みながら、雑誌を眺めてのんびり...なんて、洗濯タイムがおしゃれな時間になっちゃいますね。私も早速、綿毛布のお洗濯に行ってきます!

インテリアのあれこれ♪ 生け花とスケッチ

コーディネーター 阿部 容子

家を掃除していたら、数年前まで習っていた生け花のお稽古ノートが出てきました。先生が体調を崩されたので生け花は辞めてしまいましたが、今でもお正月などには生けるようにしています。その時に役立つのが、当時記録していたこのお稽古ノートです。

生け花を習う前は、「生け花はセンスや感覚で生けるもの」と思っていましたが、実際に習ってみて、しっかり決まり事があるのだと知りました。その決まり事に従って生けると、不思議とバランスよく生けられます。

でも、決まり事が複雑すぎてすぐに覚えられないので、お稽古がある度にスケッチを描いて記録していました。その時々で色々なお花を生けたので、お花を絵で表現する勉強にもなります。お花や葉の輪郭を描いてから、色鉛筆で色を付けていくのは、とても楽しい作業でした。一緒に習っていた生徒さんたちから「綺麗に描けていてわかりやすいから、コピーさせて!」と好評でした。

生け花を習っていて、私が一番びっくりしたのは、「一種生け」という生け方です。1種類のお花のみで生けていく生け方で、ハランという葉っぱの一種生けを習ったことを思い出しました。ハランを生ける時も、葉の大きさや葉っぱの表裏をどこにどうやって使うか、細かく決められているのです。葉っぱだけを生けたものにも美しさを見出すところが、繊細だなと感じます。

久しぶりに生け花のお稽古ノートを見て、また機会があれば生け花を習いたいなと思いました。

くらしごと 観劇大好き!

コーディネーター 遠藤 夏希

私の趣味は観劇です。私の観劇好きは、高校一年生の時に芸能鑑賞会で「ウィキッド」を観てから始まりました。ウィキッドはオズの魔法使いの世界を舞台にしたミュージカルで、初めて観たミュージカルにただただ感動したのです。

高校時代はアルバイトの大半を観劇につぎ込んでいて、今考えると少しもったいなかったかなぁと思うほどです。現在は2ヶ月に1回ぐらいのペースで、元劇団四季の女優さんを追っかけたり、気になる演目のチケットを取ったりしています。

先日も友人と劇団四季のミュージカル「アラジン」を観に行ってきました。アラジンを観るのは2回目でしたが、有名な楽曲の数々をオーケストラの生演奏で聴いて、ハッピーエンドなストーリーに感動し、とても幸せな気分になれました。

祖母も同じく観劇好きで、7月生まれの私と誕生日が近いので、毎年2人だけのお誕生日会と称して、一緒に舞台を観に行っています。今年は祖母が「キャッツ」を観たいと言っているので、そろそろ夏に向けてチケットを取ろうと思います。

話は変わりますが、インテリアコーディネーター2次試験の合格発表があり、無事に合格していました!息抜きに観劇を楽しみながら、今後も勉強を続けていきたいと思います。

いつでもハシを 洗濯機が壊れました!

経理担当 権守 久美子

昨年末から洗濯機の調子が悪く、騙し騙し使っていたのですが、ついに全く脱水が出来なくなってしまいました。毎日大量の洗濯をする我が家にとって、洗濯が出来ないのは大事件です。

突如として不便な日々が始まりました。ビチャビチャの洗濯物を一つずつ手で絞って干しましたが、よりによって雪予報が出た日に、ベランダで1時間かけての作業は正に苦行でした。

2、3日でイライラが爆発!矛先は子供たちです。何でもホイホイと洗濯カゴに放り込めば、翌日には綺麗に畳まれてタンスに入っていると思っている子供たちに「今日から自分の服は自分で洗濯すること!!」と言い放ちました。渋々手伝い始めた子供たちですが、すぐに大変さを感じてくれたようです。日々の洗濯は下着やタオルのみにして厚手の物は数日着る、急ぎの時は自分でコインランドリーに行くと決め、家族みんなで協力して何とか乗り切りました。

今やっと新しい洗濯機がやってきて平穏な日常に戻りました。当たり前に出来ていたことが出来なくなって、改めて普通の生活が送れることが何より有難いと実感しました。子供たちもちょっとだけ母親の忙しさをわかってくれたようで、ドタバタの日々も無駄ではなかったのかなと思っています。

身になるはなし 奇想の系譜展

Web担当 柴田 江身子

上野の東京都美術館で開催されている、江戸時代の奇想画家たちを集めた「奇想の系譜展」に行ってきました。

まずは伊藤若冲が82歳で描いたという12図の鶏。老いてますます盛んです。曽我蕭白が放浪中に描いた唐獅子図は、遊び心と奔放さが素敵。それからずっと見たかった長沢芦雪の白象黒牛図屏風!白い象の上に黒い鳥、黒い牛の下に白い犬を配した図ですが、この犬がまあ脱力系で可愛いんです。

そして初見の岩佐又兵衛の絵巻は、よく見ると顔が個性的で面白い。狩野山雪は何と言っても寒山拾得図。よくここまで気持ち悪く描けるなってくらい気持ち悪くて最高(ほめてます)。

ここで唯一の禅僧、白隠禅師の登場。迫力ある大胆な禅画が、後に続く画家たちに影響を与えたかも、という見方は新鮮でした。鈴木其一の夏秋渓流図屏風は、金地に鮮やかな青が眩しくて現代アートみたい。

そして最後が私の好きな歌川国芳です。浅草寺に奉納されたという巨大な絵馬を見ることができました。鬼婆はひたすら恐ろしく、娘はひたすら美しい。ああ、いいものを見せていただきました。駆け足でご紹介しましたが、4月7日まで開催中なので、みなさまもぜひ。

東京都美術館<https://www.tobikan.jp

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年2月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために ポイント今昔

塩谷 理枝

「次世代住宅ポイント制度」の実施が、国土交通省より発表になりました。いよいよ10月には、消費税が10%へ引き上げられます。住宅取得やリフォーム工事は金額が大きいので2%の税率アップが大きく響きます。そこで、このポイント制度が設けられました。住宅取得やリフォームによって、様々な商品と交換可能なポイントがもらえる制度で、消費税アップの負担を軽くしようということです。詳しくはエコリフォームのサイトをご覧ください。

さて、話は変わりますが、いつの頃からか何でもかんでも「ポイント、ポイント」と言われるようになりました。最近では、どこのお店で買い物をしても「ポイントカードはお持ちですか」と聞かれます。私もポイントカードの枚数が大変なことになっています。お会計の度にモタモタとカードを探して、ご迷惑をおかけすることもありますが、可愛いカードケースを買って何とか管理しています。ポイントをもらうのを止めてしまえばいいのですが、結構これが楽しみなのです。

昔から似たものはありました。懐かしいところでブルーチップ・スタンプです。切手のようなスタンプを集めて台紙に張り、景品と交換してもらうものです。ブルーチップ社はアメリカで創業され、1960年代に日本でも営業を開始しましたが、これが日本初のポイント交換サービスと言われています。日本人は、60年近く前から、お買い物をしてポイントをもらうのを楽しんできたんですね。私もやっぱり止められそうにありません。

インテリアのあれこれ♪ きのこのオブジェ

コーディネーター 阿部 容子

昨年の12月に世田谷のボロ市に初めて行ってきました。世田谷ボロ市は12月15・16日と1月15・16日の年に2回開催され、通称「ボロ市通り」に、およそ500メートルに渡って食器や古着、骨董などたくさんのお店が軒を連ね賑わっています。

私が行った時は、ボロ市の日がちょうど土日と重なったので、すごい人でした。そのボロ市で、素敵なものを発見!木で出来た「きのこ」のオブジェです。ご存知の方も多いと思いますが、私はきのこが大好きなのです。

可愛らしくデフォルメされたきのこの形ではなく、リアルなきのこなので大興奮!きのこの傘の部分が忠実に再現されていて、本物のきのこようです。自分でお気に入りのきのこを選んで、3つのキノコを組み合わせられるというので、寒空の中、結構な時間をかけて3つのきのこを選びました。

そこで出会ったきのこオブジェの作家さんから聞いたのですが、血液型がO型の女性はきのこにはまる人が多いのだそうです。言われてみると、私もO型で、その作家さんもO型。もう一人、となりで長い時間きのこを選んでいた女性もO型だったんです。作家さんは毎回、世田谷のボロ市に出店されているそうで、また日程が合えばきのこのオブジェを増やしに行きたいと思います。

ただし、O型の女性はきのこにはまる可能性が高いそうなので、どうぞお気をつけください。ちなみに塩谷理枝もO型女性ですが、きのこにはまったく興味がないそうです。

くらしごと 熱海の名建築・起雲閣

コーディネーター補佐 遠藤 夏希

年明け、1泊2日で伊豆・熱海に行き、朝の連続テレビ小説『花子とアン』のロケでも使われた起雲閣を訪れました。インテリアコーディネーターの本で目にし、気になっていた建物です。熱海の三大別荘の1つと言われていますが、住友別荘は今はなく、岩崎別荘は非公開となっているので、現在見ることができるのは起雲閣のみです。

起雲閣は1919年(大正8年)に建てられ、今年でちょうど100年を迎えました。海運王と呼ばれた内田信也が実母の静養のために建てた別荘で、東武鉄道を創業した根津嘉一郎の別邸を経て、旅館となりました。旅館時代には、太宰治や谷垣潤一郎、志賀直哉など、名だたる文豪が滞在したそうです。

敷地は3000坪。和館や洋館が日本庭園を取り囲むようにして建てられています。独特の雰囲気を持つ洋館や緑豊かな庭園も魅力的でしたが、印象的だったのは和館に段差がなく、バリアフリーになっていたことです。内田信也の実母は車椅子で生活していたそうで、100年も前にそんな建物が造られたのが驚きでした。

一通り見学したあとは、邸宅内の喫茶室へ。趣のある喫茶室は、ゆっくりとお庭を眺められる贅沢な空間でした。桜が咲く頃、また訪れたいと思います。

いつでもハシを アロマで癒されてます

経理担当 権守 久美子

アロマに興味を持って少しづつ精油を揃え、香りを楽しんでいましたが、もっとアロマについて知りたくなり、昨年の秋にアロマテラピー検定を受けました。30種類の精油の産地や性質、安全な使い方などを学んで無事に1級を習得し、アロマの楽しみ方がさらに増えました。

その日の気分で選んだ精油を、ココナッツオイルに加えて、入浴時にマッサージするのが至福の時間です。湯船につかる前にオイルを塗り、身体が温まってから時間をかけてマッサージします。アロマの香りで気持ちが落ち着き、マッサージで血行が良くなります。お肌がしっとりした感じが2、3日続くので、乾燥する今の季節におすすめです。

それから、先日は石鹸を作ってみました。パーム油の石鹸素地にラベンダーティーを少しずつ混ぜ、柔らかくなるまで練ります。ハチミツとラベンダーの精油を加え、好きな形に整えて、一週間くらい乾燥させれば出来上がりです。すごく見栄えの悪い物となりましたが、使ってみるとほのかなラベンダーの香りがして、しっとりとした洗いあがりに。まずまず満足です。

アロマは私の生活に欠かせないものとなっています。今度は手作りの化粧水を作ろうと思います。

身になるはなし 今年の呑みはじめ

Web担当 柴田 江身子

今年も新年から呑んでいます。元旦は日本酒です。うちではなぜかいつもお正月は剣菱と決まっているので、兄と2人、熱燗でクイクイ飲んでいたら一升瓶が空になりました。

それから先日、土風炉という居酒屋で友人と新年会をしたんですが、瓶ビールを頼んだらサッポロの赤星だったのです!大喜びで呑みました。日本酒に詳しい友人がいたのでオススメの日本酒も呑みましたが、銘柄は全然覚えていません。

一昨日は、私が贔屓にしているドイツビール「ハッカープショール」のイベントがあるというので、はるばる赤羽まで行って呑みました。久しぶりのヴァイスビアは最高でした。2杯目はケラーにしようかと思っていたら売り切れてしまったのでピルスにしました。いつもビアフェスやイベントに参加しているので、会場にいる人たちもだいたい顔見知りなんですが、名前は知らない同士なので、名前を知らないまま談笑しました。酔っ払いはいつの間にか仲良くなるので楽しいです。何を話していたかは正直覚えていません。それからまたヴァイスをもう1杯か2杯か3杯くらい呑んで家路につきました。年初から美味しいお酒がいっぱい呑めて幸せです!

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人にやさしい住宅情報誌「エココロ通信」2019年1月号

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 亥年なので猪のお話

塩谷 理枝

来る2019年は亥年です。干支は本来、十干と十二支を組み合わせたものなので、正確に書くと「己亥(つちのとい)」になります。己は陰陽五行の土性で、亥は動物で言えば猪のことですね。亥年は十二支の一番最後になります。十二支の動物が呼ばれた時、本当は猪が一番最初に到着したけれど、猪突猛進でゴールを通り越してしまい、ようやく戻ってきた時には最後になっていたという説もあるんだとか。

猪が家畜化され品種改良されたものが、私たちが日常的に食べている豚だと聞いていましたが、なんと縄文時代には猪の家畜化が始まっていたのだそうです。古い大和言葉では「イ」と呼ばれ、肉を意味する「シシ」と合わせて、「イノシシ」と呼ばれるようになりました。ちなみに、中国語の「猪」は豚のことを指し、日本で言う猪は「野猪」と呼びます。猪は子作りが上手なことから子孫繁栄の象徴でもあり、猪突猛進という言葉に表されているように勇敢な、縁起のいい動物です。また、古来より猪の肉は万病に効果があるとされていたことから、亥年は無病息災の年とも言われています。

エコリフォームからほど近い両国に、有名な「ももんじや」さんがあります。300年の歴史があるという牡丹鍋のお店で、軒先にいつも猪が吊り下げられています。ちょっと残酷な風景ですが、最近では観光名所にもなっています。

江戸時代は表向き肉食が禁じられていたため、猪肉を色合いから「牡丹」、鯨肉に似ているから「山鯨」などの隠語で呼んでいました。だから猪の鍋は牡丹鍋なんですね。獣肉は薬のように滋養強壮に富んだ食材なので、獣肉を食べることを「薬喰い」とも言ったそうです。実は私は牡丹鍋、未体験。干支にちなんで、ぜひとも牡丹鍋を食してみようと思います!2019年も猪を食べて、フルパワーで頑張りま~す!!

ももんじや<https://momonjya.gorp.jp/

インテリアのあれこれ♪ 大人の切り絵

コーディネーター 阿部 容子

先日、友達が「ちょっと遅くなっちゃったけど」と言って、結婚のお祝いに絵をプレゼントしてくれました。繊細な絵だなと思って、よく見てみたら、実は切り絵だったんです。ディズニーの美女と野獣の絵に「ハッピーウエディング」の文字を加えて作ってくれた、心のこもった贈り物です。この作品を作るのに、たくさんの時間がかかっただろうなと思います。私のために時間をかけて切り絵を作ってくれた友達の気持ちが、何よりうれしくて感動しました。

後日、友達に他の作品も見せてもらいました。図案集を買って切り抜いたものや、自分で下絵から描いたオリジナルのものまで、いろいろな作品がありました。触ると破けてしまいそうな細い線で、すべてがつながって一つの絵になっています。見ていてとっても不思議です。

少し前に大人のぬり絵が流行りましたが、今は切り絵もブームなようです。本屋さんにも切り絵の図案集がたくさんありました。切り絵と言えば白と黒のイメージですが、切り抜いた絵柄の後ろに好きな色の紙を貼ってカラフルに仕上げる、ステンドグラス風の切り絵もあるようです。自分で描いた図柄を切り抜くのなら気軽に始められるし、絵が苦手な方はインターネットで無料の図案を手に入れることもできます。切り絵を無心で行うことで、自律神経が整ってストレス解消にもなるそうです。興味のある方はぜひ切り絵に挑戦してみてください。

いつでもハシを JCBマジカル2018に当選!

経理担当 権守 久美子

これまでJCBカードのキャンペーンにチマチマと応募した甲斐があり、ついに「JCBマジカル2018」に当選しました!東京ディズニーランドを貸切で楽しめるイベントです。チケット争奪戦になるかと思ったら案外そうでもなく、10年以上ディズニーランドに行ってないわたくし権守、仕事もディズニーもベテランの阿部、一番若手の遠藤、そして塩谷の4名で行くことになりました。

貸切り時間は夜の7時30分から3時間です。事前にしっかり計画を立て、久しぶりのディズニーランドにウキウキが止まりません!当日はクリスマスイルミネーションに迎えられてすっかりテンションが上がり、阿部と塩谷につつかれながら、急いでアトラクションを目指しました。待ち時間が短かったので、ついつい予定外のアトラクションにも立ち寄ってしまい、半分も回らないうちにお目当てのショーの時間が迫ってきました。年甲斐もなくダッシュして何とかショーに間に合いました。

休憩も取らず、甘い香りに誘われながら何も買わず、時間いっぱい楽しんだあっという間の3時間でした。やっぱりディズニーランドは、いくつになっても夢を与えてくれますね。ありがとうございました。また来年も当選できるよう、キャンペーンに応募し続けます!

くらしごと ディズニーランドを満喫!

コーディネーター補佐 遠藤 夏希

人生初のディズニー貸切イベントに行ってきました!久美子さん素敵!ありがとうございます!

通常は1日平均40,000名が訪れるディズニーランドですが、今回のイベントの招待客数は14,000名と少ないので、35周年の東京ディズニーランドをクリスマスシーズンにゆっくり堪能できるのです。カリブの海賊、ジャングルクルーズ、ホーンテッドマンションを訪れ、ショーを見たところまでは楽しかったのですが、次に向かったのがスペースマウンテン。

実は、私はジェットコースターが苦手で今まで避けていたのです。久しぶりのディズニーランドにテンションが上がって、乗ってみることにしたのですが、何段階も上っていく感覚と振り落とされそうなスピード感...。ひゅーっと意識が遠のいていき、半分は目をつぶってロケットに身を任せていました。もう少しであのまま宇宙に召されるところでした。危ない危ない。楽しさで麻痺していたようで、大きな落差がなければ大丈夫だろうと思いましたが、やはりダメでした。その後、意識を取り戻し、3時間で7つのアトラクションを楽しめました。久美子さんはこれからも様々なキャンペーンに応募してくれるそうなので、次は何が当たるのか楽しみです!

身になるはなし 初アドベンチャーワールド

Web担当 柴田 江身子

用事があって和歌山に行ったついでに、南紀白浜まで足を伸ばして、前から行ってみたかったアドベンチャーワールドに行ってきました。パンダがいっぱいいるので有名な、動物園と水族館と遊園地が一度に楽しめちゃうテーマパークです!今は6頭のパンダがいるんですよ~というわけで、早速パンダの元へ。

屋外には2歳の結浜、室内には4歳になる双子の桜浜と桃浜がいました。平日ということもありますが、全然混んでいなくて、すごく近くでずーーーっと見ていられるんですよ。パンダファンは絶対行った方がいいです。さらにブリーディングセンターには今年生まれた赤ちゃんパンダと、みんなのママ良浜が暮らしています。こちらは赤ちゃん人気で人が多かったのですが、それでも10分ほどで赤ちゃんパンダにご対面。寝ているママの隣でジタバタしていました。

パンダだけではなく、イルカショーもなかなかの迫力だし、アニマルショーも楽しくてオススメです。サファリエリアをバスで一周して、ふれあい広場ではカバに餌をあげ、インコが頭の上に乗ってきたり、ガチョウとアヒルに追いかけられたりと、一日中満喫しました。園内で飲める白浜の地ビール、ナギサビールもおいしかったです!

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