TOP > リフォームお役立ち情報 > 住まいと暮らしのお役立ち > 住まいの豆知識 > 小さな森に癒されるコケリウムときのこリウム。
最終更新日:2021/09/03(2019/09/05公開)
忙しい人も気軽に始められる、 コケときのこのテラリウム。 絵本のような世界に癒されますよ。
部屋の中に植物があると気分がリラックスしますよね。最近、いわゆる観葉植物ではなく、「コケリウム」や「きのこリウム」というものを楽しむ人が増えているそうです。 「なにそれ?」と思ったあなたへ、コケリウムときのこリウムの始め方や楽しみ方などをご紹介します。
コケリウムとは、ガラスなど透明な容器の中で苔を育てること。苔は日光が少なくても育ち、成長が遅いためメンテナンスの必要もあまりないことから、家の中で気軽に楽しめるグリーンインテリアとして人気を集めています。
1 透明な容器、苔(ハイゴケがおすすめ)、苔を敷く土(ソイル)、飾りになる石や流木などを用意します。 スコップを持って近所の土手などから、いい感じの苔を採取するのが醍醐味です。 「近所に土手なんてない!」という方は、コケリウムをすぐに始められる「コケリウムキット」がネットなどで販売されているので利用してみるという手もあります。
2 容器に土を入れ石や流木を置きます。
3 空いたスペースに苔を敷き詰めます。 お世話としては、霧吹きでたまに水を与えるだけでOKです。
ソイルや石で高低差をつけたり、小さな流木を置いたり、動物などのフィギュアを飾ったりするとセンスよく見えます。
きのこリウムとは、ガラス製などの容器の中できのこを育てること。ガラス瓶の中にまるで小さい森が入っているかのようで、どこか絵本の世界を思わせるかわいらしいインテリアです。
1 透明な容器、軽石、菌糸(ペットショップやネットで購入できます)、赤玉土、飾りになる木の枝などを用意します。
2 容器の底から3センチくらいのところまで軽石を敷き詰めます。
3 そこに菌糸を置き、赤玉土をかぶせて菌糸を埋めます。
4 空いたスペースに木の枝や苔などを置きます。
5 温度を10〜20度に保ち霧吹きで水を与えていると、きのこが生えてきます。 ※菌糸はヒラタケ、マッシュルーム、エノキタケなどがおすすめです。スエヒロタケやヒトヨタケは感染症を引き起こす恐れがあるので避けてください。
妖精や小人のフィギュアを一緒に置くと、おとぎ話の世界を切り取ったみたいな眺めになります。また、ライトの下に置くとそこだけ別世界のように幻想的になります。 きのこは苔に比べて寿命が短く、約1〜2週間ほどしかありません。かわいらしい姿は写真に収めておきましょう。
※育ったきのこは食べたくなるかもしれませんが、あくまでも鑑賞用なので食べないでください。
どちらもあまり世話がいらないので 忙しい方も気軽にトライできますね。 秋の夜長に自分で育てた植物を じっくりと愛でてみるのも良いのでは。
住まいと暮らしのお役立ちに戻る
株式会社エコリフォーム
リフォームお役立ち情報