TOP > リフォームお役立ち情報 > 住まいと暮らしのお役立ち > 暮らしを楽しむ > ニッポンの国民食!うどんについて知ろう。
最終更新日:2021/09/03(2019/02/25公開)
大人から子供まで、みんなが大好きなうどん。 今回はうどんにまつわる歴史や雑学など、 うどんにちょっと詳しくなる豆知識をご紹介します。
お昼ごはんや小腹が空いたときなど、サッと気軽に食べられるうどん。ラーメンと並ぶ国民食といっていいかもしれません。
今回は、心まで温かくしてくれるうどんにまつわる歴史や雑学などをご紹介します。
あって当たり前の存在のうどんですが、その誕生についてはご存じですか。今のところ3つの説があるようです。
平安時代、遣唐使と一緒に中国に渡った空海がうどんの技術を持ち帰ったという説。空海の出身地はうどんで有名な讃岐地方ということもあり、説得力があります。
奈良時代、遣隋使によって中国から渡来した「混飩」が起源という説。混飩とは小麦粉で作った団子に餡が入ったものだったそうです。この混飩を温かい汁に入れて食べるようになって「温飩(おんとん)」と呼ばれるようになり、そこから「おんとん」→「うんとん」→「うどん」になったといわれています。
1242年(鎌倉時代)に中国から帰国した僧が水車による製粉技術を持ち帰り、作り方を広めたという説。福岡市博多区の承天寺(じょうてんじ)の境内には「饂飩蕎麦発祥之地」と記された石碑が建てられているそうです。
日本三大〇〇というのはよく聞きますが、うどんにもあるんです!
うどん県で知られる香川県の讃岐うどんはコシの強さが特徴です。 讃岐うどんを名乗るためには ◎香川県内で製造されたもの ◎熟成時間4時間以上 ◎ゆで時間15分 など、いくつかの条件があるそうです。丸亀製麺やはなまるうどんなど、讃岐うどんが食べられるチェーン店が増えたことで、知名度が上がり高い人気を誇っています。
秋田県の稲庭うどんは手延べ製法で作られた乾麺で、細く平べったい形をしているのが特徴です。 江戸時代初期に誕生しましたが、当時は生産量が少なく庶民の口にはなかなか入らない高級品だったそうです。明治以降、宮内庁への献上品になったり、博覧会で賞を受けたりして、秋田県の特産品として有名になりました。
讃岐と稲庭は不動ですが、三つ目は定まっていないようです。
水沢うどん(群馬県)、五島うどん(長崎県)、きしめん(愛知県)、氷見うどん(富山県)などが候補としてあげられています。
おいしいお店をたくさん知っていそうな人といえば、タクシードライバーを思い浮かべませんか。 香川県には、パンフレットやガイドブックに載っていないような隠れた名店まで知り尽くしたドライバーさんが、おすすめのうどん屋さんに連れていってくれる「うどんタクシー」があるそうです。ドライバーさんは、筆記試験、実地試験、讃岐うどんの手打ち試験という3つの試験をパスしたプロフェッショナルです。
「たぬき」といえば天かすがのったもの、「きつね」といえば油揚げがのったもの...ですよね。でも、これは関東地方での認識なのだそう。
関西では油揚げがのった蕎麦を「たぬき」、油揚げがのったうどんを「きつね」と呼ぶそうです。さらに京都では餡かけのうどんと蕎麦を「たぬき」と呼ぶということなので、旅行先ではご注意ください。
温かくても冷たくてもおいしいうどん。 最近は市販の冷凍のうどんも高レベルなので、 ご家庭でもだしやトッピングにこだわって楽しんでください。
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