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最終更新日:2021/09/03(2018/05/25公開)
天気のいい日はほんの少し時間を作って、 空を見上げてみませんか? 野鳥観察で新しい発見があるかもしれません。
あたたかな陽気に誘われて外に出かけた春の日、ふと見上げた空には青い空と、白い雲、そして鳥のさえずり...。 「あれ、あの鳥の名前ってなんだっけ?」と興味を持ったら、バードウォッチングの始めどきです! 今回は、都会にいても気軽にできるバードウォッチングについてご紹介します。
バードウォッチングは、鳥を見つけて声を聞いたりするのが目的なので、自分の目と耳をしっかりと使うことが第一。 でも、さらに細かく鳥を観察するためにあると便利なグッズもいくつかあります。
● 双眼鏡
遠くにいる鳥の姿を見たいときに役立ちます。また、鳥は人間が近づきすぎると警戒して逃げてしまうので、遠くから静かに観察するためにもあると便利です。
倍率は8倍くらいで対物レンズのサイズは30mm前後のものが使いやすいようです。
「あの鳥は何?」と思ったときにすばやくページをめくって確認できるハンディタイプのものがおすすめです。
ただ鳥を眺めるだけでも楽しめますが、慣れてきたらどんな鳥を、どこで、いつ見つけたのか、などをメモしておくことをおすすめします。 後から見返したときに鳥と出会ったときの情景を思い出せたり、鳥の名前を覚えやすくなったりするなど、より楽しみが広がります。
鳥を探すことに夢中になりすぎて、危ない目にあったり周りの人に迷惑をかけてしまったりしないように、気をつけたいポイントをおさえておきましょう。
● 目立つ服は避ける
赤や黄色などの原色、蛍光色などの服は鳥に警戒されてしまいます。また、黒い服は蜂が寄ってきやすいので危険です。 ベージュやカーキ系の自然になじむ色を選び、虫に刺されないように長袖・長ズボンが基本です。
鳥を探すのに夢中になり、人の家の庭などに入ってしまうのは悪気はなくても明らかな迷惑行為です。 また、人の家のベランダにいる鳥を双眼鏡でじっと見るのもプライバシーの侵害になるので避けましょう。
観察する鳥は当然人に慣れていないので、むやみに近づいたり追いかけたりすると、とても怖がってストレスを感じてしまいます。 また、友人同士でバードウォッチングをすると盛り上がって大きな声で話しがちですが、鳥が逃げてしまううえ、周りの人たちの迷惑にもなります。
街の中でもバードウォッチングはできますが、やはり自然が豊かな環境の方が見つけやすいもの。天気がいい日に出かけてみませんか。
● 清澄庭園(江東区)
敷地内の池に、季節ごとにさまざまな野鳥がやってきます。
毎月第3土曜日に日本野鳥の会が主催する「探鳥会」が行われていて、バードウォッチング初心者でもいろいろな鳥を見つけて楽しむことができます。
>清澄庭園
● 東京港野鳥公園(大田区)
ここでは年間120種前後、開園以来227種もの野鳥が観察されているそうです。
双眼鏡の貸し出しがあり、野鳥図鑑を閲覧することも可能。望遠鏡や椅子が備えられた観察小屋もあります。
>東京港野鳥公園
毎日の通勤途中の電線に スズメなどの存在を確認することも 一種のバードウォッチングです。 気軽に始めてみませんか。
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