TOP > リフォームお役立ち情報 > 住まいと暮らしのお役立ち > 住まいの豆知識 > 大掃除に役立つ!過炭酸ナトリウムを使った簡単お掃除法
最終更新日:2021/08/20(2015/12/20公開)
なにかと忙しい年末ですが、忘れてはいけないのが「大掃除」ですね。
見て見ぬふりをしたいけど、やっぱりできない!キレイな家で新年を迎えたい!
そんなあなたのために、過炭酸ナトリウムを使った簡単お掃除法をご紹介します。
過炭酸ナトリウムと聞いてもピンとこないかもしれませんが、スーパーなどで売られている酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)の成分のことです。
酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウム100%なんですよ。
使ったあとは炭酸ソーダと酸素、水に分解するので、環境に優しい点が特長です。
しかも過炭酸ナトリウムは、重曹の10倍のアルカリ性を持つセスキ炭酸ソーダの、さらに約10倍のアルカリ性だそうです。
重曹の約100倍のアルカリ性ということですね。
食べこぼしなどの漂白に使うだけではもったいない優れものなのです。
おすすめの使い方としてご紹介したいのが、洗濯機のカビとりです!
40度くらいのお湯10リットルに過炭酸ナトリウムを100gの割合で溶かし、洗濯槽に入れて20分くらい回します。
カビが浮いてきたら排水して何度かすすげばOKです。
スーパーなどには塩素系のカビとり剤が売られていますが、独特のニオイが気になる...という方も多いと思います。
過炭酸ナトリウムならツンとしたにおいがしませんよ。
また、過炭酸ナトリウム大さじ2、重曹大さじ2、水大さじ1~2の割合で混ぜれば漂白&殺菌ペーストになります。
水の量を調節して少しかためにすれば、お風呂場のタイルの目地のカビ落としに。
塗ったあとはラップを貼って1~2時間おいてからブラシなどでこすってシャワーで流します。
やわらかめに作れば、まな板などの漂白・殺菌に使えます。
肌が弱い方はゴム手袋の使用をおすすめします。
大掃除の一番の難関といえるレンジフード内のファンやガスコンロの五徳、魚焼きグリルなどもおまかせ!
60度以上のお湯に過炭酸ナトリウム300g、重曹100g、食器用洗剤(弱酸性ではないもの)50gを入れて溶かした液に3時間くらい漬け込みます。
汚れがゆるんだら古い歯ブラシなどでこすりながら洗い流せばピカピカになります。
お掃除は、始めるまでは憂鬱ですが、やり始めて汚れが落ちてくると達成感があり、終わった後は気分も晴れ晴れしますよね。
今年の汚れは今年のうちに...。
この時期よく聞くフレーズですが、たまった汚れを落として、気持ちよく新年を迎えましょう。