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最終更新日:2023/06/20(2023/06/20公開)
梅雨どきの洗濯物、どうしていますか。 部屋干しで乾きにくいというお悩みも ちょっとした工夫で改善できますよ。
せっかく洗濯をしても干している間に、においが発生…。洗い直すのは面倒だし、我慢して着ている方も多いと思います。 でも「仕方ない」と諦める前に、できる対策をやってみませんか。 今回は、悩み多き梅雨どきの洗濯が少しでも快適になるコツをご紹介します。
洗濯物がにおう原因は「モラクセラ菌」という雑菌の繁殖によるもの。水分や皮脂の汚れがあるところで急激に繁殖して、においの原因になる物質を発生させます。 雑菌が繁殖してからにおいを発するまでの時間は約5時間といわれていますが、梅雨どきは外干しできないため5時間で乾かすことが難しく、洗濯物がにおってしまうのです。
ますは洗濯機を清潔に。定期的に専用の洗剤で掃除する、使用していないときはフタを開けておくようにするなど、雑菌の繁殖と湿気のこもりに気をつけましょう。
洗濯物が洗い終わったらすぐに干しましょう。生乾きの状態で放置するとせっかく洗った洗濯物に雑菌が繁殖してしまいます。
脱水が終わったあと、乾いたバスタオルを2枚くらい入れて再度3分脱水します。バスタオルが洗濯物の水分を吸収してくれるので脱水力がアップ。バスタオルは濡れますが、洗濯したときと違い表面だけなので比較的早く乾きます。
洗濯物が密着していると風の通りが悪くなるので、できればこぶし1個分は間隔をあけましょう。 靴下やハンカチなどの小物をピンチハンガーに干すときは、外側に長い物、内側に短い物を干すと空気の循環がよくなります。
換気が難しい場合は、いろいろな部屋に分散して干すと、衣類に触れている空気の湿度が上がりすぎないため効果があります。
紙の繊維が粗く水分を吸収しやすいため、洗濯物を干すスペースに敷くと効果があります。新聞紙を広げてクシャクシャにすると空気に触れる面が増えるので除湿効果がアップします。
洗濯物の一部ではなく全体に風があたるように、サーキュレーターや扇風機を使用します。洗濯物の隙間に風が通るよう、洗濯物から1mくらい離して首振りに設定し、風量は「弱」でOK。強い風でなくても空気が循環すれば早く乾きます。
エアコンの電気代を節約するためには、干し始めてから2時間くらいに限って使うのがおすすめ。除湿器はリビングなどの広い部屋ではなく、洗面所などの狭い空間で使うと効率的です。
壁掛けのエアコンに引っ掛けて使う物干し。夏や冬はエアコンの風を利用できるため短時間で洗濯物が乾きます。エアコンの風がなくても、新たな物干しスペースができて役立ちます。
シーツやバスタオルなどの洗濯物をハンガーの形に沿ってくるくる通すと、省スペースで干せます。空気の通りがよいので乾きも早くなります。
布団乾燥機を持っている方におすすめ。脱水まで終わった洗濯物をハンガーにかけ、衣類乾燥袋をかぶせて布団乾燥機の温風を送り込むと、温風が袋の中を循環。短時間で洗濯物を乾かせます。
においを予防するには、少しでも早く乾かすことが大事です。 憂鬱になりがちな梅雨どきのお洗濯でも 今回ご紹介した方法がお役に立てれば嬉しいです。
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