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最終更新日:2023/03/30(2023/03/30公開)
「エココロ通信」2023年4月号
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために トイレの進化
塩谷 理枝
今回は、おトイレのお話です。誰もがお世話になるトイレですが、これまで様々な進化を遂げてきました。
日本では昔から和式の便器が使われてきましたが、洋式の腰掛ける便座に代わりました。1960年代後半に国産の温水洗浄便座が誕生し、1980年にはTOTOのウォシュレットが発売になりました。覚えてますか?「おしりだって、洗ってほしい」というテレビCM。あれから40年が経ち、ウォシュレットを含む温水洗浄便座の国内普及率は8割を超えました。国内にとどまらず、今や世界でも日本製の温水洗浄便座が大活躍しているそうです。温水洗浄便座はトイレの歴史を変える大発明ですね!現在もトイレは進化し続けており、洗浄機能以外にも、お掃除のしやすさや節水機能など、目を見張るものがあります。
先日、小さなお子さんをお持ちのお客様から、「トイレに自動洗浄機能がついていると困ります」というお話をいただきました。理由を伺ってみると、「自動洗浄に慣れてしまうと、他所でトイレを流さずに出てきてしまうかもしれない」とのことでした。どこのトイレにも一律の機能があるわけではないので、ご心配はごもっともです。
また、便座のフタのソフトクローズが出たばかりの頃には、「家でソフトクローズに慣れてしまって、他所でトイレのフタを閉めると、大きな音が出て驚くよ」なんてお話も伺いました。進化した機能が定着していくまでには、少し時間がかかるようです。洋式便器の普及率も100%ではないので、幼稚園や小学校では、和式でも用がたせるように、あえて和式便器を残しているところもあるそうです。
2021年、TOTOが健康に役立つ「ウェルネストイレ」の開発に取り組むと発表しました。トイレを用いて健康状態と関連するデータを収集し、スマートフォンなどで健康に関するアドバイスを行う機能などを備えたトイレです。トイレは、いったいどこまで進化するのでしょうか!?この先が楽しみですね。
いつでもハシを 久しぶりのスキー旅
経理担当 権守 久美子
「兄ちゃんの所にスノボをしに行こう!」との娘の提案で、2月末に長男の住む札幌に行ってきました。勢いに乗って私も付いて行くことになりましたが、スノボはやったことがありません。スキーだったら雪国育ちで馴染みがあると思い、「じゃあ母はスキーにするよ」と言ったものの、考えてみるとスキーも30年以上やっていませんでした。
札幌国際スキー場に到着し、久しぶりにスキー板を履いて、まずは初心者コースで恐る恐る滑ってみました。不安いっぱいだったけど、すぐに感覚が蘇ってきて滑れるような気になり、子供たちと一緒にゴンドラに乗って13分かけて頂上まで行きました。頂上からは4キロの長いコースになっています。スノボ組の子供たちは私を置いて、シュウシュウとスピードを出して滑り下りていきました。私はとにかく怪我をしないように、自分のペースで慎重に滑り出しました。
しばらく滑ると、途中の緩やかな場所で待っていてくれた子供たちが、また私を置いて滑っていきます。そんなことを繰り返しながら、いろいろなコースを滑りました。だんだん楽しくなってきて、私もスピードを出したり、急斜面コースを滑ったりと調子に乗っていたら、最後のコースで2回も転んでしまいました。滑りながら、自分では「なかなかいいぞ!」と思っていたのですが、撮ってくれた動画を後で観たら、へっぴり腰で思ったほど上手く滑れていませんでした。とにかく怪我をせず、無事に楽しくスキーができて良かったです。
その日の夜は、近くの定山渓温泉に泊まりました。ちょうど翌日が私の誕生日だったので、皆で乾杯してくれました。末っ子もやっと二十歳になったので、みんなで美味しい物を食べて、一緒にお酒も飲めて最高でした。家族で川の字になって寝るのも新鮮で、大人になってからの家族旅行も良いものだと思いました。また家族旅行に行ける日を楽しみにしています。
徒然なるママのコラム ミモザでドライフラワー作り
Web担当 西澤 美輪
ポカポカと暖かい日差しが感じられるようになり、そこかしこで春のお花を目にするようになりました。先日、ご近所さんからお庭に咲いているミモザをいただいたので、しばらく花瓶に生けて楽しんでから、ドライフラワー作りに挑戦しました。
ドライフラワーは、吊るして乾燥させるよりも、乾燥剤を使うとより鮮やかな色をキープできるそうです。ホームセンターでドライフラワー用のシリカゲルを買ってきて、密閉容器に入れたシリカゲルに花を埋め込み、1週間ほど経てば完成です。花を全部埋めた方が乾燥が早いですが、瓶の底にシリカゲルを入れ、そこにミモザを生けるように入れたので、乾燥させている間も飾って楽しめました。
ドライフラワー用のシリカゲルは、サラサラとした細かい砂のようになっていて、勢いよく流し入れると舞ってしまいます。下に新聞紙などを敷き、マスクを付けて作業するのをおすすめします。出来上がったドライフラワーは、今のところ瓶に入れて飾っています。ドライフラワーをレジンで固めても可愛いらしいので、いろいろ試してみようと思います。
身になるはなし 花粉症を克服しそうな話
Web担当 柴田 江身子
花粉症のみなさん、大丈夫ですか?今年はスギ花粉の量が多くて、去年の10倍以上とか。私もかなりひどい花粉症なので、今頃はハナを垂らしながら泣いている時期なんですが、実は今年、かなり大丈夫で、今のところ数日薬を飲んだだけで乗り切っています。というのも、去年から花粉症の「舌下免疫療法」を受けているからなんです!
スギ花粉の舌下免疫療法は、花粉症シーズン後に治療を開始します。毎年やろうと思いながら、喉元すぎれば熱さを忘れること数年、ようやく重い腰を上げました。毎日1錠、舌の下にアレルゲンを含む治療薬を入れて、体を慣らしていきます。薬は味がなく、すぐに溶けるので苦になりません。月に一度の診察が少々面倒ですが、薬は月3000円くらいで、順調に治療を進めています。
ただ、臨床試験では2割の人に効果がなかったんだそうで、「毎日がんばって、効果がなかったらやだな~」と心配していましたが、私は効果のある8割の方でした。努力が報われて良かったです。治療3~5年で完治する人もいるらしいです。花粉症の皆様、ぜひ試してみてください。私は本当に久しぶりに春を楽しんでいまーす♪
インテリアのあれこれ♪ 我が家のエアープランツ
コーディネーター 阿部 容子
我が家の観葉植物の一つ、エアープランツをご紹介します。エアープランツは、土を必要とせず、空気上の水分を取り込んで育つインテリア性の高い植物です。水やりの回数が少なくて済むので手間がかからないと一時期流行りましたが、乾燥する時期は結構な頻度でお水をあげないと枯れてしまうので、私は「手間がかからない植物ではないな」と思っています。実際、お花屋さんでエアープランツを購入しては枯らすことを繰り返していました。
今の我が家のエアープランツは、100円均一で購入しました。買った当初は本当に小さくて3cmくらいでしたが、3年経った今、倍くらいの大きさに育っています。エアープランツは土が要らないので、いろいろなところに飾れるのが魅力です。「少し緑が欲しいな~。でもフェイクグリーンでは物足りないから、本物を飾りたいな~」という場所におすすめです。
私の家では、お気に入りのきのこのオブジェと一緒に飾ったり、吊り下げたアイアンの飾りの中に引っ掛けたりして育てています。うまく育てるときれいな花を咲かせてくれるそうなので、頑張って大切に育てたいと思います。