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最終更新日:2023/03/02(2023/03/02公開)

「エココロ通信」2023年3月号

人にやさしい住宅情報誌 エココロ通信

スタッフコラム

ちょっとだけ地球のために 塩谷家のコレクション

塩谷 理枝

夫の塩谷は、これまで何かを集めることに興味はないようでしたが、数年前からある物を集めるようになりました。それは、「箸置き」です。食べるのが好きな私たちにとっては、なかなか現実に即したコレクションではないでしょうか。

塩谷が旅行やイベントなどに出かけた先で、箸置きを見つけ、気に入ったものがあると買っています。今では結構たくさんの箸置きが集まりました!食事に合わせたり、季節感を出したり、その日の気分で…と、楽しそうに箸置きを選んでいます。箸置きのデザインもそれぞれ違っていますが、こんな小さなものでも、使いやすいものとそうでないものがあります。使いやすくない箸置きは、だんだん出番が少なくなってしまい、ちょっと可哀そう…。でも思い出があるので、大切にとっておきます。

そもそも箸置きは、いつごろから使われていたのでしょうか。諸説ありますが、一般の家庭で箸置きが使われるようになったのは、どうも明治の頃のようです。江戸時代までは銘々のお膳でそれぞれ食事をしていたのが、明治になって西洋の文化が入り、テーブルを複数人で囲んで食事をするようになりました。その際、テーブルに箸を直接置くことが衛生的ではないとされ、箸置きが一般に普及していったそうです。今では、実用性だけでなく、季節に合ったデザインなども楽しまれていますね。

箸置きを眺めていると、かわいいなって思います。小さくてしまう場所もとらないし、実用的で価格もお手頃です!塩谷家にはぴったりのコレクションです。

徒然なるママのコラム 秋芳洞で洞窟探検

Web担当 西澤 美輪

先月に引き続き、山口に行った時の話です。せっかく山口まで足を伸ばしたので、特別天然記念物になっている秋芳洞へ行ってきました。秋芳洞は、石灰岩でできているカルスト台地「秋吉台」の地下に広がる鍾乳洞です。洞窟の総延長は10km以上あり、国内屈指の大きさだそうですが、そのうちの1kmほどが観光コースとして公開されています。

3億5千年前、海底のサンゴ礁だったところが、長い年月をかけて隆起し、秋吉台になりました。ゆっくりと隆起する過程で、秋吉台の地下が雨水などによって浸食され、大きな鍾乳洞になったのが秋芳洞です。洞窟内は太陽の光が届かず、外気の影響も受けないので、夏も冬も17℃をキープしていて、ここにしかいない生物もいるとのこと。でも、観光用の照明で苔や藻が繁殖してしまい、生態系に影響を与えている恐れがあるため、研究機関と協力しながら対策をしているそうです。

照明があるとはいえ、洞窟内はかなり薄暗く、足元も滑りやすくなっています。中に「冒険コース」という場所があり、我が家の子どもたちも挑戦することになりました。岩に直接打ち付けたはしごを登り、ペンライトの明かりを頼りに、急斜面や狭い道を恐る恐る進んでいきます。20分ほどの短い距離ですが、整地されていない自然の洞窟を体験することができ、なかなかの冒険体験だったようです。私はちょうどその時スカートだったので、冒険コースには参加できませんでした。夏休みなどのオンシーズンには、もっと本格的な洞窟探検ツアーも開催しているそうです。また機会があったら、今度は地上の秋吉台観光もあわせて行ってみたいなと思いました。

秋芳洞<https://karusuto.com/spot/akiyoshido/

いつでもハシを ホットプレート大活躍

経理担当 権守 久美子

我が家では、何かとホットプレートが登場します。焼き肉やお好み焼きはもちろん、餃子にもホットプレートを使います。餃子はたいがい100個以上作ります。フライパンだと何度も焼かないといけないけど、ホットプレートだと一気に大量に焼けるので、とても楽チン。焼き肉のように、家族それぞれが自分の餃子を焼いて、自分で焼き具合を見ながら食べられます。子供が小さい時は、餃子を包むところから家族みんなでやっていました。包み方も自由で、巾着みたいに包んだり、お団子みたいに丸くしたり、破れてしまうのもありです。自分で包んだ餃子を、みんなでワイワイ言いながら焼いて食べるのは、賑やかで楽しかったものです。

子供が大きくなり、家族揃って夕飯を食べることが減ってきましたが、先日は久しぶりにお好み焼きをしました。お酒を飲める歳になり、すっかり大人になった子供たちも、「小さい時、お好み焼きをひっくり返すのに失敗して泣いたね」とか、「餃子を一人何個食べれるか競ったよね」などと、昔の食卓を思い出したようでした。やっぱり、家族でホットプレートを囲うのは、楽しくていいな~と思いました。

身になるはなし ちゅうぞう育ちました

Web担当 柴田 江身子

私の飼っているうさぎ、ちゅうぞうは昨年2歳になりました。人間で言えば30歳くらいのはずなのに、全然落ち着きがありません。日々、壁紙を剥がし、座布団をかじり、段ボール箱を破壊しています。ダラダラ寝ていることも多いですが、急に覚醒して部屋を走り回ったりします。

今年はうさぎ年ということもあり、ペットとしてうさぎをお迎えする人が増えているそうですが、「うさぎは鳴かないし、大人しいからいいよね~」などという安易な考えなら、まったくおすすめできません!鳴かないのは本当ですが、なんかプゥプゥ音は出すし、全然大人しくありません。勝手気ままなので、呼んでも来ません。基本的に言うことは聞きません。テーブルに上ってはダメだと言っても、目を離すとすぐに乗ります。

ちゅうぞうはなぜかトイレだけはしっかり覚えていますが、特に教えたわけではなく、単なる個体差だと思います。とは言いながら、そんなすべてがどうでも良くなるほど、うさぎは面白い生き物なので、ぜひみなさんも覚悟をもってお迎えしてください。とびきり楽しい日々が待ってますよ!

インテリアのあれこれ♪ 不思議な生姜おろし器

コーディネーター 阿部 容子

暖かくなると、我が家では冷たいうどんやそうめんに、おろし生姜を添えて食べる機会が増えます。昨年、とても便利な生姜おろし器をみつけました。萬古焼の「ひげの出にくい不思議な生姜おろし器」です。ステンレスの生姜おろし器と比べて目立てが鋭くないため、生姜のひげ(繊維部分)までおろすことがないそうです。

実際に生姜をおろしてみると、ひげは手元に残り、すりおろした生姜は口当たりが良いんです。そして何より良いのは、見た目が良いからそのまま食卓に出せること。洗い物が減らせます。食洗機にも対応しているので、なお便利!息子の離乳食用にリンゴをするのにも使っています。

先日、母が我が家に来て「この生姜おろし器、いいじゃない」と気に入った様子だったのでプレゼントしたら、本当にひげが出にくいと喜んでいました。私は白を選びましたが、濃紺や緑もあります。これからだんだん暖かくなってくると、このおろし器が活躍する機会も増えそうです。