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最終更新日:2023/03/02(2022/11/30公開)
2022年1月号~12月号
リフォームと暮らしに役立つ情報をお届けするニュースレター「エココロ通信」です。
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために 還暦の手習い
塩谷 理枝
いまさら?と笑われちゃいそうですが、数か月前から、お着物の着付けのお稽古を始めました。還暦の手習いです。お嫁に来る前に、母に言われてハクビの着付け教室に通いましたが、まったく何も身についていません。唯一、お着物のたたみ方だけは習得しました。改まったお席での着付けはプロにお願いするにしても、「お食事や観劇に、ヒョイとお着物を着て出かけられたらいいなぁ~」と思い、この年になって再挑戦です。
しかし、娘の頃に作ってもらった着物は、なんと身巾が足りません!「なんでもっと大きく作っておいてくれなかったのかしら!?」なんて、恩知らずなことを呟いたりして...。華やかな柄のお着物は、スリムなお若い方に差し上げて、さて、その他はどうしようかと着物屋さんに相談したところ、いろいろなアイディアを授けていただきました。
背の小さな母の着物は、袖に足し布をして、羽織や道行きに変身です。身巾の足りない銘仙の着物は、おはしょりのない対丈のコートに仕立て直しです。なんとおばあちゃんの博多帯は、二つに折ってチクチク縫って、半幅の帯になりました。どんな形にしても、おばあちゃんや母のお古の着物や、娘の頃の着物をまたちゃんと着られることが嬉しいです。
お着物はお洋服と違い、仕立て直しなど、再利用する方法がたくさんあることに驚きます。日本人の知恵ってすごいです。何十年経っても、何代にも渡って、まだちゃんと着ることができるのですから、大切に楽しみたいと思います。
最近では、リサイクルの着物をネットでも手頃な価格で買うことができて、おしゃれ着なんかは気軽に楽しめます。一方で、着物の歴史や各地の織物・染物について知り、着ていく先へのマナーやTPO、季節感などを学ぶと、お着物は奥が深いことに驚かされます。着付け以外にも、お着物についていろいろなことを先生に教えていただきながら、楽しんでいます。
今、一番困っているのが所作です。着なれないこともあってか、板についていないように感じます。お着物を着て自然にふるまえるようになるまで、頑張りたいと思います。
インテリアのあれこれ♪ しばらくお休みをいただきます
コーディネーター 阿部 容子
私事で恐縮ですが、今年の春に妊娠し、これまで在宅でお仕事を続けていました。1月末に出産を控えているため、12月末からお休みをいただくことになり、このコラムも少しお休みさせていただきます。
インテリアコーディネーターになろうと思った時に、専門学校の先生から、「女性にとって、インテリアコーディネーターというお仕事は、結婚や出産、介護などの経験が生かせる素晴らしい職業です」と教えてもらったことを覚えています。新しい経験を積んで、今後、より幅広いご提案ができるよう、先輩ママたちにいろいろ教えてもらいながら、育児も楽しんでいきたいと思います。
お腹が大きくなり、動くのがだんだん億劫になってくると、やっぱり家事のしやすい家であることが重要だなと実感しています。今では体重もだいぶ増え、出産後、本当に体重がもどるのか心配ですが...。
産休・育休明けには、またエコリフォームで元気に働きたいと思います。2022年が皆様にとって素敵な1年になりますように。また皆様にお会いできる日を楽しみにしています。
いつでもハシを まだまだ家呑み楽しんでます!
経理担当 権守 久美子
外食の機会が減って家呑みをするようになり、今では家にいろいろなお酒を揃えています。先日は、今まで家で呑むことのなかったジンを買ってみました。ジンは大麦やライ麦などの穀物を原料とした蒸留酒に、ジュニパーベリーなどで香り付けをしたお酒で、カクテルのベースとしてよく使われます。私はジュニパーベリー独特の香りが好きで、外では時々ジントニックやジンライムを注文して飲んでいました。
初めてジンを買った時は、たくさん種類があって迷いましたが、綺麗なブルーの瓶に惹かれて、イギリスの「ボンベイ・サファイア」を選びました。ジュニパーベリー以外にも9種類の香料と植物が使われていて、とっても爽やかな香りの中に少し甘い香りも感じます。最初は定番のトニックウォーターで割ってジントニックを作っていましたが、だんだん炭酸で割る方がストレートに香りを楽しめて美味しいと思うようになりました。
最近は、日本製のジンも目にするようになりました。ジン専門の蒸留所が出来たり、老舗の酒造会社も相次いで参入を表明したりしているようです。柚子やスダチといった柑橘類、山椒や生姜などのスパイス、玉露や煎茶、桜、ヒノキなど、日本特有の原料が香り付けに使われているため、和食との相性もいいのだそうです。
私も2本目はサントリーの「翠(すい)」を買ってみました。柚子や生姜、緑茶が使われていて、飲んでみると柚子の香りが広がります。今ではジンが家呑みの定番メニューとなりました。まだまだいろいろなジンを味わってみたいと思います。暫くはジンブームが続きそうです。
身になるはなし 伝統こけしの世界
Web担当 柴田 江身子
このところ、亡き父が集めた伝統こけしを整理しています。地震のときにこけしが倒れ、長い間放置していたのを、紙に包んで箱に詰めています。
どこの家にも一つはあるようなこけしですが、その数が尋常ではありません。ダンボール20箱に500本のこけしを詰めましたが、まだ半分以上残っています。気が遠くなりそうです。大部分を手放す予定ですが、保存状態が悪いので、高値にはならないと思います。それでも大事にしてくれる人の手に渡ったらうれしいです。
伝統こけしは産地によって11系統に分かれるそうですが、たぶんすべての系統のこけしが揃っています。一つ一つ眺めてみると、顔や髪型、着物がそれぞれ違っていて可愛いものです。首がキュッキュとなる鳴子こけしや、頭が揺れる南部こけし、「えじこ」と呼ばれる赤ん坊を入れるカゴ形のこけしもあります。
こけしたちに罪はないので、「長いこと放っていてすまなかったね」と言いながら磨いています。私が生まれた記念に作ってもらったこけしは家に持ち帰るつもりですが、50センチくらいあるので置き場所に悩みます...。
遊ゆうコラム 象牙とリュック
コーディネーター 梅田 裕子
先日の誕生日に、象牙のペンダントトップとリュックをもらいました。象牙のペンダントトップは理枝さんから、リュックはスタッフ一同からです(リュックは流通の都合で、これから届くそうです!)。
みんなからの誕生日プレゼントは、いつもリクエストを聞いてくれるのですが、以前に主人から「リュックをもうそろそろ替えた方が良い」と言われたのを思い出し、今回はリュックをお願いしました。
理枝さんからもらった象牙のペンダントトップは、象牙を藍で染めてブルーにしているようです。象牙のもともとの模様が透けて見える淡いブルーで、とても素敵です。近年では象牙を取るためにゾウが乱獲されたため、ワシントン条約によって象牙の取引が規制されています。私がもらったのは、自然死したゾウから集められた象牙だそうです。初めて象牙のアクセサリーを持って、質感が柔らかく、表面の模様もとてもきれいだなと感じました。どんな洋服にも合わせやすそうです。リュックが届くのも楽しみです。良い一年になりそうです。
▲写真は頂いた象牙と、今まで使っていたリュックです
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために 隅田川散歩
塩谷 理枝
還暦を迎え、運動不足解消と筋力の強化を兼ねて、主人と一緒に積極的に歩くことにしました。記念すべき第1回目は、休日に深川から北に向かい、両国橋を渡って日本橋へと、約1時間のお散歩でした。私は、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロと気になることばかりで、歩みが遅いと置いていかれそうになりながらの珍道中です。幸い、近くを隅田川が流れているので、橋を渡ったり川岸を歩いたりと、いろいろなコースを楽しむことができました。
主人も私も、両国橋を歩いて渡ったのは、生まれて初めてです。両国橋は古く、江戸の頃に架けられたそうです。現在の橋は昭和の初めに架け替えられましたが、江戸の人々もこの橋を渡ったかと思うと、ちょっと楽しい気持ちになりました。
江戸の頃、今の隅田川は「大川」と呼ばれていました。江戸城を守るため、隅田川に橋を架けることは制限されていて、多くの人は渡し船を利用していたのだそうです。次第に交通量が増えたことから、江戸幕府の命により、「千住大橋・両国橋・新大橋・永代橋・吾妻橋」の5つの橋が架けられました。現代の私たちも、江戸時代の人たちの気持ちになって、橋を行ったり来たりしてみましょう。
近年、隅田川の川岸は環境整備が進み、「隅田川テラス」として開放され、周辺の散策ができるようになっています。都心の貴重な水辺空間がすぐ近くにあるのだから、お散歩しない手はないですよね。見どころを巡る散策コースも用意されているようです。風景を楽しみながら楽しく歩いて、2人で健康になります!
集まれ!東京の水辺 <https://www.tokyo-park.or.jp/mizube/>
身になるはなし 侮れない埼玉
Web担当 柴田 江身子
カウンセリングの勉強会があって、初めて羽生(はにゅう)に行きました。羽生って、群馬県かと思っていたら埼玉県なんですね。羽生は田山花袋の小説『田舎教師』の舞台で、主人公のモデルとなった青年が明治時代に暮らしていたのだそうです。建福寺にある彼のお墓を訪ね、小説と同様、志半ばにして亡くなった青年に思いを寄せました。
それからホテル「ルートイングランティア羽生」で勉強会があり、そのまま一泊。このホテルには温泉施設が併設されていて、宿泊客は温泉に入り放題なのです。夕食前と夕食後に入浴し、翌朝も朝風呂に入って、久々の温泉を満喫しました。
翌日は友人たちと秩父鉄道に乗って行田(ぎょうだ)へ。実は行田に行ったのも初めてです。映画『のぼうの城』にも登場する忍城(おしじょう)を眺めつつ、本丸跡にある行田市郷土博物館を見学しました。博物館は復元されたお城の中まで続いていて、なかなか見応えがありました。
行田では足袋の生産が盛んだったことから、足袋の保管に使われていた足袋蔵が街のあちこちにあります。現在では使われていない蔵も多いようですが、一部は改築されて再利用されています。埼玉の名物、十万石まんじゅうのふくさや本店も足袋蔵を改築した建物でした。
最後に行田の有名なB級グルメ、ゼリーフライを求めて、忠次郎蔵というお蕎麦屋さんへ。ここも元は足袋蔵だったそうで、趣のある素敵な建物でした。おからに野菜を混ぜて作るゼリーフライは、衣がないコロッケみたいな感じです。ウスターソースの味が絶妙で美味しかったです。
私は千葉出身なので埼玉は永遠のライバルだと思っていますが、初めて訪れた羽生と行田は見どころも多く、美味しいものもいっぱいで、なかなか侮れないところでした。古墳群などもあるそうなので、また行ってみたいと思います。
徒然なるママのコラム 初日の出を見に行きました
Web担当 西澤 美輪
日本海側で育った私は、海から昇る初日の出に昔から憧れていました。いつか見に行ってみたいと思いつつも、日の出スポットとして有名な犬吠埼や九十九里まで行くのはちょっと遠いし、混んでそうだな...と、いつも二の足を踏んでいました。
しかし、実は近くに隠れた日の出スポットがあると聞き、今年こそはと家族で早起きして行ってきました!場所は、京葉線の南船橋から徒歩5分の谷津干潟です。国道から東を望むと、水平線とはいきませんが、干潟越しに昇る太陽が見られます。干潟の周りはランニングコースになっていて歩道が広く、日の出の時間には結構な人数の人が集まってきていました。
元日の日の出時刻は6時50分。6時半過ぎくらいから、地平線がだんだんとオレンジに染まってきて、夜空の色と混じり合い、とてもきれいでした。日が出てきてから水面に写る光も美しく、確かにこれは隠れた日の出スポットです。一緒に行った子供たちも寒さに耐えながらじっと空を眺めていました。
徐々に明るくなってくる空を眺めていると、気持ちも前向きになりますね。元日から早起きして、良い新年のスタートを切ることができました。
いつでもハシを 冬のきっときと富山旅
経理担当 権守 久美子
12月の初旬に友達と富山に行って来ました。「寿司を食べにひとっ飛び!気ままに富山美食旅」という魅惑的なツアーに惹かれて、勢いで予約したのですが、出発の日は富山にこの冬最初の大寒波が来ていました。それでも飛行機はなんとか飛んでくれて、富山に着いた時には当たり一面真っ白の雪景色でした。
雪国育ちの私は慣れっこですが、東京生まれの友達は雪が嬉しいようで、真っ白い雪の中をずんずん進んでいって、雪景色の中で写真を撮ったりと大はしゃぎです。雪のためレンタカーをキャンセルしたので、予定していた観光は諦め、代わりに東京では味わえない海の幸をとことん楽しむことにしました。
お寿司屋では、白エビ、寒ブリ、イカの黒づくり、紅ズワイガニ、カワハギ、たらのこなど、珍しいネタばかりを注文。どれもねっとりと味が濃く、美味しかったです。夜は初めてのブリしゃぶを楽しみました。ブリは脂がのっていて、一切れが大きいのにびっくりです。
他にも白エビのかき揚げやますの寿司、ホタルイカの沖漬けなど、本当に美味しいものがたくさんで大満足でした。今度は夏に富山に行って、立山連峰やガラス美術館、歴史ある薬屋さんなどの観光を楽しみたいです。
遊ゆうコラム 煮物は難しい
コーディネーター 梅田 裕子
結婚してから4年。家族のために料理をがんばっていますが、難しいと思うのが煮物です。母や理枝さんなどの上級者は、目分量で砂糖をサラサラ、みりんをドボドボ、酒をドボドボ、醤油をドボ、といった感じで調味料をテキトーに入れても、おいしく作ることができますが、初心者にはこの「テキトー」が一番難しいのです。
本のレシピの通りに作っても、なんか味が違う気がします。かといって、あと何をどれくらい足せば好みの味になるのか、皆目見当もつきません。本当に煮物って難しいと感じます。なので、基本、煮物は避けて通ってきたのですが、最近も、実家から送られてきた大根が使い切れなくて、大根の煮物にチャレンジしてみました。
結果は案の定、なんか違う味に...。そんなことを会社で話していたら、理枝さんから煮物の本をもらいました。その中の筑前煮を作ってみたら、主人にも好評でした。これからぼちぼち煮物も作って、家族の味にしていけるようにしたいと思います。
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために 寒天屋さんを発見!
塩谷 理枝
お休みの日、フラフラとお散歩をしていると、お店の前で何かをゴシゴシ洗っているおばさんを発見しました。近づいてみると、天草を洗っているではありませんか!日本橋水天宮のすぐ裏にある「寒天 近松」という寒天屋さんでした。
お仕事中で忙しいかなと思いながら、話しかけてみました。
「天草を洗っているんですか?」
「そうよ。天草なんてよくご存じねぇ~、お若いのに」
「いえいえ、若くないんですぅ~」
...マスクの効果で若く見えたのかな?
お店に入ってみると、またまたビックリ!ものすごく大きな銅の釜が2つ置いてありました。この釜でグラグラと天草を煮出し、型に入れて冷やして固めると寒天の出来上がりです。
近松さんは、100年以上も続く老舗なんだそうです。寒天屋の存在は知っていましたが、寒天屋で寒天を買うのは初めてです。「みつまめ?ところてん?」と聞かれて迷いましたが、今日のところは大好きな豆寒天用に、寒天を小さなサイコロ型についてもらいました。ビルの合間に昭和がポツンと残っている感じがして、とても楽しい出会いでした。
残念ながら赤えんどう豆は手に入りませんでしたが、寒天とあんこに黒蜜をかけて、エコリフォームのみんなと美味しくいただきました。「次はところてんが食べたい」とのリクエストもあり、これからもちょくちょく買いに寄らせていただこうと思います。わらび餅も美味しいらしいので楽しみです。
近松さんはこうして店先で小売りもしてくださいますが、日本橋や人形町界隈の甘味処にも寒天を卸しているそうです。皆さんもどこかで近松さんの寒天を食べているかもしれませんよ。平日は車で出かけることの多い私ですが、休日のお散歩は、近いけれど意外と知らない場所を発見できる楽しい時間になっています。
※お店の写真はGoogleマップより
いつでもハシを 今、はまってます
経理担当 権守 久美子
リングフィットアドベンチャーを知っていますか?任天堂スイッチ用のゲームです。「冒険しながら、フィットネス」といううたい文句でガッキーが出演しているコマーシャルを見た人も多いと思います。品薄になるほど人気が出たそうで、私もやってみたいな~と思っていたところ、すっかり飽きてしまった友達から「やってみる?」と運よく譲り受けたのです。これまでゲームにはまったく興味がなかったので、コントローラーを操作するのもままならず、子どもたちに操作方法を教えてもらいながらスタートしました。
リングフィットアドベンチャーは、専用のコントローラーを使って筋トレをしながら、敵を倒したりミニゲームをしたりして、ストーリーを進めていくゲームです。筋トレの内容は、スクワットや足上げ、空気イスなど、なかなかハードなものもあり、30分もすると程よく疲れが出て体全体が汗ばんできます。
キャラクターが「いいよ!その調子!」とか「頑張ったね!」とか、いい具合に励ましてくれるので、ついつい頑張ってしまうのです。ステージをクリア出来るとうれしくて、また次のステージへステップアップするのが楽しみになります。健康の豆知識や消費カロリーも表示されますよ。
気がつけば、リングフィットアドベンチャーを始めてから3ヵ月。週に1度か2度ですが、飽きることなく楽しく続けています。肝心の体重は変わりませんが、少し足腰がしっかりしたような気がします。ビリーズブートキャンプが大流行した時もまったく手を出さなかった私ですが、このリングフィットアドベンチャーにはすっかりはまって、最後までやり遂げたいと意気込んでいます。
リングフィットアドベンチャー(任天堂) <https://www.nintendo.co.jp/ring/>
徒然なるママのコラム 発熱外来
Web担当 西澤 美輪
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、子供たちの小学校でも学級閉鎖が相次ぎ、いよいよ身近になってきたなと思っていたところ、夫が熱を出して寝込んでしまいました。ちょうど週末だったのでかかりつけ医は休診です。そこで休日診療している発熱外来を探したら、私の住んでいる千葉県に登録している発熱外来がリストにまとめられていて、大変助かりました!エクセルのリストなので、診療時間や地域、検査できる内容などで絞り込めて便利でした。
受診したクリニックは休日ということもあり、たくさんの人が順番待ちをしていましたが、うまくシステム化されていて、受付から会計までとてもスムーズでした。結果は幸い陰性でした。ただの風邪でしょうとのことなので、ゆっくり休んで回復してもらえればと思います。自治体の方や医療機関の方など、大変な中で少しでも状況が良くなるようにと日々働いてくださっているのに感謝です。早く平穏な毎日が訪れますように。
※東京都の診療・検査医療機関のリストは、東京都福祉保健局のホームページに掲載されています。
東京都福祉保健局|診療・検査医療機関の一覧 <https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/soudan/hatsunetsugairai.html>
身になるはなし ミトンブーム
Web担当 柴田 江身子
時々編み物ブームがやってくるんですが、今年の冬もきました。毛糸の帽子を編もうと思って本を探しに行ったら、代わりにミトンの本を買ってきちゃったんです。棒針で編む、編み込み模様のミトンの本です。
手始めにわりと簡単そうなミトンを作ろうと、「空気をまぜて糸にしたウールアルパカ」という長い名前の毛糸を購入しました。年末年始にホイホイ編んで、完成~!!と思ったら、サイズがだいぶ大きい...。原因はわかっています。面倒なので、事前に試し編みをしなかったからです。
編み直す気力はないので、これはこれとして、別のミトンを編むことにしました。今度は「ジェイミソンズ シェットランド スピンドリフト」というイギリスの糸を使います。毛糸をギリギリの量しか買わなかったので、また試し編みをしないまま編みました。しかし糸が細く模様も細かくて全然進まず、でもめげずにチマチマ編み続けて、1ヶ月くらいで完成~!!と思ったら、今度はピッタピタサイズでした。まあ、手が入らないほどじゃないので良かったです。
そろそろ編み物の季節も終わりなので、また次の冬に楽しもうかなと思います。
遊ゆうコラム 初ディズニーランド
コーディネーター 梅田 裕子
山口県に住んでいる姉から「有効期限が迫っているディズニーランドの株主優待チケットがある」と連絡がありました。願ってもない申し出により、重たい腰を上げて、娘を初ディズニーランドへ連れて行くことになりました。
連れて行く前は、大丈夫かな?と少し不安でしたが、中に入ってしまえばディズニーランドは夢と魔法の王国です。娘と一緒に、あれやこれやと乗り物を楽しみました。
ガジェットのゴーコースターには4回も乗って、娘は絶叫系の乗り物もいけるんだなと初めて知りました。ちなみに主人は1回乗っただけで、もういいと言っていました。でも、キャラクターグリーティングの抽選に当たって、グーフィーに会いに行ったら、娘は終始顔を伏せて、頑なに私に張り付いたまま...。喜んでくれると思ったのに、ちょっと怖かったのかもしれません。グーフィーにも悲しい思いをさせてしまって、申し訳なく思いました。
保育園の先生からディズニーランドで会いたいのは?と聞かれて、「ドラえもん!!」と元気に答えていた娘ですが、とても満喫できたようで良かったです。山口県の姉夫婦に感謝です。次は初ディズニーシーですかね。
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために 東国三社参り
塩谷 理枝
毎年3月、夫の塩谷は鹿島神宮の「祭頭祭」にお参りに行きます。今年もその季節がきたので、私も一緒に出かけることにしました。祭頭祭は、鹿島地方に春を告げ、五穀豊穣や天下泰平を願うお祭りです。今年は日程の変更があったようで、お祭りはやっていませんでしたが、鹿島神宮にはお参りすることができました。
鹿島神宮だけではなく、東国三社にもお参りします。東国三社とは、常陸国の一宮「鹿島神宮」と下総国の一宮「香取神宮」に、「息栖(いきす)神社」を加えた三社を指します。江戸時代には、東国三社参りが「お伊勢参りの禊の三社参り」と呼ばれ、関東の人たちが伊勢神宮を参拝した後、東国三社を巡る風習があったそうです。ちなみに、この3つの神社を地図の上で結ぶと、ほぼ直角の三角形になります。この三角形の中がパワースポットになっていて、不思議なことが起こるといううわさもあるそうですよ。
東国三社参りを終えて、さてさて次のお目当ては、香取神宮のある佐原の街の名物「うなぎ」です。水郷の街・佐原にはうなぎの老舗がいくつかありますが、私たちがいつも行くのは「うなぎ 長谷川」さん。うなぎがフワフワで甘めのタレがとっても美味しいんです。佐原でもう一カ所、必ず立ち寄るのが日本酒の蔵元「東薫酒造」さんです。ここのどぶろくが最高なんです!お土産に買って帰りました。
佐原といえば、コーディネーターの阿部の故郷です。そんなご縁もあって私たち夫婦は幾度となく佐原を訪れています。阿部が帰郷するたびに、佐原のおいしい物を持ってきてくれるので、すっかり佐原通になりました。当の阿部は、コロナが心配だからと出産後も帰れずにいるので、阿部の分までよくお参りしておきました。なかなかお出かけもままならない昨今ですが、今回は無事に東国三社参りができ、美味しいものもたくさんいただけて、感謝の一日でした。
遊ゆうコラム ホームベーカリーとパンの話
コーディネーター 梅田 裕子
娘が産まれてすぐの頃、母から「ホームベーカリーは絶対に買うべきだ」と言われて、ホームベーカリーを購入しました。今では、自分でも思っていた以上に使っています。
最初の頃は、材料を計ってスイッチを押したら、約3時間半後に勝手に出来上がる食パンを焼くだけでした。でも、発酵機能があることを知ってからは、あんぱんやハムパン、レーズンパン、チーズパン、いちごジャムパンなどなど、いろいろ作るようになりました。ホームベーカリーで1次発酵までできるので、生地を取り出して適当な具材を入れ、オーブンで2次発酵させて焼くだけです。母から教わったベンチタイム(生地を休ませる時間)などは、いつしか忘れてしまいましたが、この方法でも無難に出来上がるので、適当に作っています。
先日は、りんごのコンポートを入れてりんごパンを作り、事務所に持っていきました。大きめの型で焼いたせいか、焼き時間が足らなかったようで、切ってみたら少し生焼けでした。でも理枝さんがオーブントースターで焼き直してくれて、少し焦げましたが、なんとかみんなに美味しく食べてもらうことができました。
娘もパンが大好きです。最近、朝食に決まってこんぶのおにぎりとひきわり納豆と少しの野菜を食べ、さらにデザートと称してピーナッツバターのパンを食べています。ちょっと食べ過ぎではないかと心配です。
パンを食べきれない時は、保存容器に入れておいて、保育園から帰ってきたあとにおやつとして食べています。ある日、そうと知らずに主人がパンを食べてしまい、「パパ食べたの??」と娘が怒っていました。それが最後の一切れだったので、私は慌ててスーパーまで買いに走ることに...。最近うちではパンが欠かせなくなっています。
徒然なるママのコラム 家具にアルコールはNG
Web担当 西澤 美輪
感染症対策でお家にアルコールスプレーを備えている方も多いと思います。シュッと一吹きすると手軽に除菌できて、すぐに乾くので便利ですよね。以前、我が家では、毎日食卓代わりのコタツにアルコールスプレーをして拭いていました。しかし、実はそれが、家具を傷める原因になっていたんです。
アルコールは塗装面やプラスチック製品を劣化させる性質があり、家具や家電の掃除に使うと、部分的に変色したり溶けたりします。アルコール用のボトルにも使われるポリプロピレンなどは耐性がありますが、「この材質はOKだけど、この材質はNGだから...」なんて考えながら掃除するのは大変ですから、基本的に「家具・家電の掃除にアルコールは使わない」と覚えておくと良いと思います。
テーブルによく使われるウレタン塗装は比較的アルコールに強いのですが、高濃度アルコールを使って毎日拭くことは想定されていません。数年に渡って毎日アルコールに晒されると、少しずつ塗装がはがれていってしまうそうです。たしかに我が家のコタツは、日を追うごとに塗装のツルっとした質感が無くなっていたように感じます。
家具や家電製品を除菌したい場合には、界面活性剤の入ったものを使うと良いそうです。実際、住宅家具用として売っている除菌スプレーは、界面活性剤を有効成分にしているものがほとんどです。
我が家では、ダイニングテーブルを新しく買ってから、花王の除菌スプレー「ジョアン」を使っています。抗菌機能がある発酵乳酸を配合しているので手肌にやさしく、除菌・抗菌・ウイルス除去効果があるということで愛用しています。パッケージもかわいいです。スプレータイプの他にシートタイプがあり、いろいろな場所で便利に使えるのでオススメですよ。
ジョアン <https://www.kao.co.jp/joan/>
身になるはなし 思い立ってカキ小屋
Web担当 柴田 江身子
ふと、「カキ小屋に行ってみたいな」と思い立ち、友人と行ってきました。調べてみると、カキ小屋はあちこちにあるんですが、東京から電車で行きにくいところばかり。そんな中、宮城県の松島にカキ小屋があるのを発見しました。松島なら近くて良かろうと、仙台まで新幹線でピューンと2時間、仙石線に乗り換えて40分、ちょうどお昼時に松島に到着です。海辺に松島観光協会のかき小屋があることを知り、駅からテクテク歩いて行きました。
一人2300円で40分食べ放題です。朝から何も食べずに行ったのでお腹がペコペコでした。鉄板に山盛りになったカキが、フタをされて蒸されています。担当のオバチャンが時間を見て、山からカキを一つ取り出し、温度計をぶっ刺して温度を確認してから、ようやくOKが出ました。左手に軍手をはめ、右手のナイフでカキを開けて食べます。うま!殻を足元のブリキ缶に捨て、次のカキを開けて食べます。うま!また次のカキを開けて食べ、うま...と、だんだん無言になり、夢中でひたすら食べ続けました。途中でチューハイを飲み、またカキを食べ続け、とうとう満腹になりました。
まさかカキだけであんなにお腹いっぱいになるとは思いませんでした。途中で飽きるかと思ったんですが、全然飽きなかったです。観光協会のカキ小屋だからか、あんまり商売っ気がないのも良かったです。11月の終わりから3月のはじめくらいまで営業しているようなので、みなさんもぜひ行ってみてください。
せっかく松島まで行ったものの、寒いからと遊覧船にも乗らず、松島のシンボル・五大堂をちょろっと見ただけで仙台に戻りました。冬の新名物になっているという「仙台せり鍋」を食べ、それほど遅くならないうちに帰宅しました。思い立って日帰りで仙台なんて、まさに大人の休日って感じの一日でした。
松島観光協会 <https://www.matsushima-kanko.com/>
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために 伊千太くん誕生!
塩谷 理枝
今月は、コウノトリが阿部家に運んできた赤ちゃんをご紹介します。長年皆様にお世話になってきたスタッフ阿部が、1月に元気な男の子を授かりました。コロナ禍のため、何かと不自由な中でのお産となりましたが、母子ともに元気で大仕事を終えることができました。あっぱれです!
お名前は「伊千太(いちた)」くんです。お父さんとお母さんが一生懸命考えて、いいお名前を付けてもらいました。伊千太くんは、毎日元気におっぱいをたくさん飲んで、日に日に大きく育っているそうです。阿部から時々、伊千太くんの様子が動画で送られてくるのですが、毎回毎回、成長ぶりに驚かされます。これがまたなかなかのハンサムボーイなんですよ。お母さんも伊千太くんも、毎日が初めてのことばかりで、親子ともども奮闘中のようです。これからも成長を楽しみに見守りたいと思います。
昔に比べると社会の受け入れ体制も整ってきたとは思いますが、子育てをしながらの仕事は、なかなか大変だと聞きます。エコリフォームでも、働くお母さんのサポートをできるだけしていきたいと思っています。妊娠中はリモートワークをしていた阿部ですが、子育てが一段落したら、またリモートで仕事に復帰する予定です。母となり、一回り大きく成長した阿部の復帰を心待ちにしています。皆様もぜひご期待ください。
徒然なるママのコラム 1年半ぶりの帰省
Web担当 西澤 美輪
この4月で長男が中学生になりました。新潟の実家では、姪っ子が小学校入学ということで、二人の入学祝いを兼ね、両親と兄弟家族揃って温泉に一泊してきました。
訪れたのは実家から車で40分くらいの場所にある月岡温泉です。月岡温泉は大正時代に開湯された温泉地で、もとは石油を掘削していたところに偶然湧き出してきたのだとか。珍しいエメラルドグリーンのお湯は、弱アルカリ性の硫黄泉で、お肌がツルツルになる美人の湯として有名な温泉です。月岡温泉は日本でも有数の硫黄含有量なんだそうで、温泉街に入ると硫黄の匂いがあちこちに漂っていました。
地元なので特に観光もせず、みんなでご馳走を食べて温泉に浸かり、のんびり過ごしました。泊まった宿は窓からの眺めが素晴らしく、廊下から見える田園風景や、お部屋から見える庭園の夜景に癒されました。子どもたちは1年半ぶりに会ったイトコたちと卓球で大盛り上がりです。しばらく会っていないうちに、甥っ子姪っ子もずいぶん大きくなっていました。
翌日は宿をチェックアウトして実家に戻り、近所の遊歩道で満開の桜を楽しみました。私が大学進学で実家を出た後に、排水路を整備して作られた遊歩道です。あれから20年が経ち、当時植えられた桜がかなり立派な木に育っていてビックリしました。地元の風景もいろいろと変わっていて、子どもたちの成長とともに時の流れを感じながら、久しぶりの故郷を満喫しました。
遊ゆうコラム 幼稚園生活が始まりました
コーディネーター 梅田 裕子
今年の4月から娘を幼稚園に通わせることにしました。今まで通り、遠くの山の上の保育園に通わせるか、ずいぶんと悩みましたが、雪の日の送り迎えに恐怖を抱いたこともあり、近くのお寺の幼稚園に入れることに決めました。
幼稚園の通常保育時間は9時から14時ですが、朝と夕方は預かり保育を利用して、7時半から18時半まで幼稚園にいます。幼稚園入園のために教材袋や上履き袋、コップ袋、その他もろもろ準備するものが多く大変でしたが、ほぼすべて母の力を借りて乗り切りました。
入園式は4月8日、お釈迦様が誕生したという花祭りの日に行われました。幼稚園の入口にある小さなお釈迦様の像に甘茶を注ぎ、甘茶をいただきました。花祭りは、子供たちの健康を願うお祭りでもあるそうです。入園式当日は母も急遽来てくれて、看板の前でパチリ。お天気も良く気持ちの良い式になりました。
まだまだ主張が強くて手がかかる娘ですが、幼稚園生になってだいぶお姉さんになったなあ、と頼もしく思いました。朝の登園はまだイヤイヤ言いながらで、「保育園の方が良かった」とも言っていますが、少しずつ幼稚園に慣れ、お友達もできて、楽しく通ってくれることを願うばかりです。
身になるはなし 大江戸ビール祭り
Web担当 柴田 江身子
今年もそろそろビールのシーズンということで、春のビアフェスが無事に開催されました。「大江戸ビール祭り2022春」です!昨年も一昨年も、ビアフェスが軒並み中止になって悲しい思いをしてきたんですよね~。外で美味しいビールが飲めるようになって、本当にうれしいです。
大江戸ビール祭りは国内のクラフトビールが集まるイベントで、町田で開催されるというのではるばる出かけてきました。雨が降りまくって寒い日に。ほんと、行くのやめようかなってくらい寒かったんですけど、結果的には行って良かったです。10箇所くらいの醸造所が出店していて、天気の良かった前日はけっこう並んでいたそうですが、雨のおかげで空いてました。
旭川の大雪地ビールから始まって、沼津の有名どころベアードブルーイング、伊勢市の伊勢角屋麦酒、珍しいスモークエールが飲める所沢ビールと、4杯飲みました。と言っても、いつものようなでかいグラスではなくプラカップなので、大したことはありません。あとつまみに食べた生フランクがめちゃくちゃ美味しかったです。今年はゴールデンウィークのビアフェスも開催されそうなので、またあちこち出かけようと思います。
大江戸ビール祭り <https://oedo-beer-festival.jp/>
いつでもハシを ダイエット宣言
経理担当 権守 久美子
ここ数年、健康診断の度に、コレステロール、中性脂肪、血糖値が高くなっていき、ついに要注意レベルになりました。ようやくこのままではいけないと思い、専門の病院に通い始めました。体重増加と共に数値が上がっていることが自分でも分かってはいたのですが、やはり体重増加が大きな要因とのことです
加齢と共に代謝が落ちていくのに、若いころと同じような食事内容では、内臓にも負担がかかってしまいます。特に女性は更年期になるとホルモンバランスが乱れて数値が上がる傾向にあるようです。今のところ、まだ薬を飲む手前ですが、「まずは体重を5キロ落としてください」とイケメンの医師からさらりと言われてしまいました。
そうですよねー。食事に気を付けて運動すれば体重は落とせるんですよねー。でもそれが難しくて、ついつい甘い物を食べたり、お風呂上りに大好きなビールをぐびっとしちゃうんです。でも今回は、心を入れ替えてダイエットします!決心が揺らがないように、この場で宣言することにしました。3か月後にはダイエット成功の報告が出来るように頑張ります!
▲ある日のお昼ご飯です。
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために 夏も近づく八十八夜
塩谷 理枝
今年も新茶の季節がやってまいりましたので、今月はお茶のお話です。家では、もっぱら緑茶派の私にとって、待ちに待った季節の到来です♪
「夏も近づく八十八夜」という茶つみの歌がありますが、この「八十八夜」とは、立春から数えて88日目のことです。この時期に収穫されるお茶が「新茶(一番茶)」と言われ、もっとも美味しいとされています。日本では、お茶の葉を1年に3~5回収穫しています。その中で最初に収穫される新茶は、甘み・旨み成分のテアニンが、二番茶の3倍以上も含まれているそうです。どうりで美味しいわけです!
新茶を入れるときは、いつもより一層お湯の温度に注意して、大体70度~80度ぐらいを目安にしています。春から初夏にかけてのこの時期、木々の新緑を愛でながら、新茶の香りや甘みを味わうことは、私にとって至福の一時です。
最近では、海外で空前の日本茶ブームが起きています。カフェでもグリーンティーを取り扱う店が増えていて、ハーゲンダッツのアイスクリームも抹茶味が海外で大人気とか。緑茶の輸出量はここ10年で3倍になりました。人気の理由は、美味しいお味に加え、健康への意識が高まっていることにあります。お茶の持つカテキンの健康効果から「お茶は体にいい」というイメージが浸透しているようです。
「当の日本では、日本茶離れが進んでいるのでは...?」と思いましたが、意外なことに緑茶の消費量はそれほど減っていません。なぜなら、ペットボトルの日本茶の需要が伸び続けているからです。1990年にペットボトルの緑茶飲料が登場して、急須でお茶を入れる習慣がガラリと変わりましたが、形は変わっても日本人にお茶が欠かせないことには変わりありません。今年も美味しい和菓子を用意して、新茶を楽しもうと思います。
生活にひとさじ、手仕事を はじめてのダーニング
コーディネーター 上田 理沙
はじめまして、2月より入社しました上田理沙と申します。前職では国産材家具、日本の作家のうつわなどの生活道具を扱う店舗で働いていました。私には、5歳の娘がいます。育児と両立をしながら今までの経験を活かし、少しでもお客様に喜んでいただける提案ができるよう努力して参ります。どうぞよろしくお願いします。
先日、スタッフのみなさんに誕生日会をしていただきました。事前にリクエストを聞かれ、ダーニングセットをプレゼントしてもらいました。ダーニングは、擦り切れたり穴が開いたりした衣類を補修する、イギリス発祥の修繕方法です。娘のお気に入りのズボンに穴が開いて繕っていたのですが、「なんか上手くできないな...」と思っていたところでした。
いざ挑戦すると、チクチク縫うだけなのに、楽しいんです。カラフルな糸も手伝って、ついつい時間を忘れてやってしまう自分がいました。初回は、靴下を繕うのに2時間もかかってしまいましたが、慣れると20分でできるとか...。夫に完成した靴下を履いてもらうと、とても喜んでくれました。履き心地も悪くないようです。
娘は穴の空いてるズボンを見つけて、「こんどはピンクにしてね」とリクエストをくれるまでになりました。穴あきが少し楽しみになるから不思議です。これから、ライフワークとして楽しみたいと思います。
遊ゆうコラム 潮干狩りに行ってきました
コーディネーター 梅田 裕子
茨城県の大洗に潮干狩りに行ってきました。主人は潮干狩りをしたことがなく、ずっとやってみたかったそうで、大潮の日に合わせて日曜日に出かけました。
ホームセンターで長靴と熊手を購入し、なんと鹿島に前泊するという力の入れようです。当日9時ごろ到着した浜辺には、すでにたくさんの人がいて、砂を掘っていました。私たちも早速作業開始です。少し掘っただけで貝が出てきました。3センチ以下の貝は取ってはいけないというルールなので、貝を選別しながらの作業は少し大変でした。
初めての海に大はしゃぎの娘でしたが、洋服が濡れるのが嫌だったのか、早々に砂遊びに転向し、お山やお団子作りに精を出していました。2時間ほど掘って、取れたのは1.5キロほど。お家で美味しくいただきました。すごく疲れましたが、前泊したおかげで、初めて鹿島神宮にもお参りができて良かったです。
主人は楽しかったようで、「来年もまた行こう」と言っていました。対照的に娘は、「海はバツだね。バツ!」と言っていました。似たもの同士なのに意見が合わない二人です。「娘を説得して来年も行けるといいですね」と主人に伝えました。
身になるはなし 春のドイツビール祭り
Web担当 柴田 江身子
連休中に、横浜赤レンガ倉庫に行ってきました。春の訪れを祝うドイツのお祭り「フリューリングフェスト」が久々に開催されたからです。3年ぶり8回目だそうです。待ちわびた~。いつものビール友達と、久しぶりの同級生と、3人で出陣です。
まずはミュンヘンにあるドイツ国立醸造所「ホフブロイ」のヴァイスビアを入手。とんでもなくいいお天気で暑く、会場は大混雑でしたが、なんとかスペースを確保し、ダラダラしながらビールを飲みました。友人たちと会うのも久しぶりで、話に花が咲きましたが、みんなオバチャンなので、病気の話が多かったです。
それからハノーファーの「ギルド」のヴァイス、バイロイトの「マイゼル&フレンズ」のヴァイスと、各醸造所のヴァイスビアを飲みまくり、あとは忘れたけどもう1杯くらい飲みました。直射日光に当たりすぎたせいかグッタリしてきたので、会場を早々に離脱し、まあまあ賑わっている横浜中華街へ。友人おすすめの広東料理「保昌」で美味しい料理を食べて、無事復活しました。いいお天気の下、友と語らいながらビールを味わうのは本当に、楽しいひとときでした。
いつでもハシを 朝ウォーキングの楽しみ
経理担当 権守 久美子
ダイエット宣言しましたが、きつい運動は苦手なので、朝の出勤時にウォーキングを始めました。これまでは帰り道だけ歩いていたので、さらにパワーアップです。
自宅から会社まで、同じような道を歩いているのに、朝は見える風景が違っています。まだ空気もひんやりとして新鮮な感じがするし、今の季節は、木々の新緑や路地の花が鮮やかに咲いていて、目を楽しませてくれます。黄色い旗を持って通学の子供たちを誘導している人、公園で花壇のお世話や掃除をしている人、ジョギングしたりワンちゃんとお散歩している人など、朝から活動している人がたくさんいることに気付きました。みんな活き活きと楽しんでいるのが伝わって来て、私も元気をもらっています。
私は裏道を歩くのが好きで、大通りを一本横に入っただけで知らない風景に変わってワクワクします。綺麗なお庭のお家や、趣のある建物を見つけるのも楽しいし、くねくねと角を曲がった先で知っている道に出ると、迷路を抜けたような気持ちになります。ウォーキングのダイエット効果は緩やかかもしれませんが、楽しく歩けているので、このまま続けていきたいです。
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために アメリカから来たシロアリ
塩谷 理枝
アメリカから怖いシロアリがやってきました。そのシロアリは、「アメリカカンザイシロアリ」といいます。「カンザイ」は「乾材」のことで、読んで字のごとく、乾いた木材のわずかな水分で生きられるシロアリです。湿気を好むヤマトシロアリやイエシロアリは、建物1階の水まわりなどにいることが多いですが、アメリカカンザイシロアリは、湿気のない乾いた2階の小屋組みなどにも生息しています。先日、私たちも都内の現場で、初めてこのアメリカカンザイシロアリに遭遇しました! 初めてのことに戸惑いましたが、シロアリの駆除の専門業者とともに、できる限りの対策を施しました。
アメリカカンザイシロアリは、もともと日本にはいなかった外来種のシロアリです。関東では、1976年に東京都江戸川区で初めて発見されたと言われています。輸入建材や輸入家具の中に潜んで運び込まれたと推測されているそうです。現在では生息域がどんどん拡大しています。
ヤマトシロアリやイエシロアリは土の中に巣を作りますが、アメリカカンザイシロアリは木材の中に巣を作り、木を中から浸食していきます。このため、一見すると被害のない木材も、叩いてみると明らかに音が違います。木材の表面を剥いでみると、中身はカサカサボロボロの状態になっているのです。アメリカカンザイシロアリを見つけるのは難しいのですが、木材に開けた穴から、砂粒のような糞を排出するのが手がかりとなります。今回、アメリカカンザイシロアリを発見した都内の現場でも、この糞が大量に見つかりました。
これまでは、雨の侵入や水漏れによって木材が湿り、それをシロアリが食べにくると言い続けてきましたが、これからは、アメリカカンザイシロアリの被害の注意喚起もしていかなければなりません。
シロアリ被害は、建物に大きなダメージを与えるので注意が必要です。主に6月~7月頃、アメリカカンザイシロアリは羽アリとなって飛び立ち、オスとメスがつがいになって新たな巣を作ります。ただし、条件によっては一年中羽アリが発生する可能性があるそうで、春や秋に羽アリが確認された例もあります。家の近くで羽アリを見つけたら、シロアリかもしれません。まずはエコリフォームにご相談ください。
※写真はテオリアハウスクリニックより
遊ゆうコラム 阿部さんのお家に行きました!
コーディネーター 梅田 裕子
阿部さんが新築の家を建てて、早3年。私の育休などもあり、阿部さんの家にまだ一度も行っていませんでしたが、ついにお呼びがかかって、家族総出で遊びに行ってきました。
1時過ぎに車で出発すると、車を出して早々に雷雨になり、先行き不安でした。阿部さんも同じように思ったのか、「嵐と共に来る?!」と言われました。1時間もかからずに到着した頃には、小雨になっていました。
娘の奈歩は車の中で寝ていたのと、人見知りもあって、到着してすぐは私にべったりでした。阿部さんからシャボン玉と暗いところで光るリング(サイリウム)をもらうと、「いちた君のママこっちおいで―」と阿部さんのことを呼びつけて、勝手に2階に上がったりして楽しんでいました。
いちた君も抱っこさせてもらいました。いちた君は人見知りしないで、目がくりくりでイケメンのたたずまいです。「赤ちゃんってこんなにほわほわで軽かったっけなー」と、娘が赤ちゃんだった頃を懐かしく思いました。奈歩の反応も心配でしたが、一応赤ちゃんだという認識はあるようで、足をなでなでしているのを見て、ホッとしました。阿部さんもご主人様も元気そうでよかったです。
ケーキとカキ氷をいただいて、大満足で帰路につきました。また遊びに行こうと思います。
生活にひとさじ、手仕事を 梅仕事の季節
コーディネーター 上田 理沙
梅雨は憂鬱ですが、この時期の青梅を心待ちにしています。10年近く続けている季節の手仕事です。今年はいつもの梅シロップに加えて、日本酒で作る梅酒と、梅のフルーツビネガーの3種類を作りました。日本酒の梅酒は1か月で出来るそうです。出来上がりを楽しみに毎朝撹拌しています。
梅雨の合間に作り、夏にいただく梅シロップは最高です。最近はまっているのが、ルイボスティー割です。スッキリと複雑な味わいが気に入っています。梅シロップは日持ちがあまりしないので、しばらくすると煮詰めてジャムにして、瓶に詰めて冷蔵保存しています。ジュースとして飲むだけでなく、ジャムにすると楽しみが増えます。ドレッシングに梅ジャムを大さじ1プラスすると、奥行きのある夏らしい爽やかな味に早変わりです。
エコリフォームは梅にご縁があるのか、あちこちからたくさんの種類の梅干が集まってきます。梅の種類によって味や食感が異なることを初めて知りました。梅はクエン酸による疲労回復効果も有名ですね。一年健康に過ごせる事を祈願して、今年も梅仕事を存分に楽しみました。
身になるはなし はじめまして双子ちゃん
Web担当 柴田 江身子
昨年、上野動物園で生まれた双子のパンダが、3月から抽選で観覧できるようになりました。私もとうとう当選したので、朝から上野動物園へ。まずはシャンシャンに挨拶して、ママのシンシンと双子ちゃんがいるパンダのもりに直行です。QRコードのチェックを受けて、観覧の列に並びました。
並んだ順でグループに分かれ、4つのエリアを1分ごとに移動していくシステムだそうで、じきに私の番もやってきました。笹を食べてるシンシンの向こうに、木の上で寝ているシャオシャオを発見。横の木にはレイレイもいました。レイレイはちょうど木から下りてくるところで、「わ~かわいい~」とか言ってる間もなく写真を撮りまくりました。レイレイがシンシンのところに走ってきたあたりで、私の観覧時間はあっさり終了となりました。
その後、雨がザーザー降ってくる中、パパのリーリーにも会って、キリンやサイ、カバなど眺めつつ、再びシャンシャンの元へ。昼下がり、シャンシャンはゴロゴロダラダラしていました。双子ちゃんは本当に可愛くて、元気に成長してくれて良かったです。でも、私はシャンシャンが一番可愛いと思います!
いつでもハシを ウォーキングの新しい楽しみ
経理担当 権守 久美子
梅雨入り前から雨の日が続きましたが、多少の雨でもレインコートを着て朝夕のウォーキングを続けています。交通整理のおじさんおばさんともすっかり顔見知りになり、毎朝の挨拶が日課となりました。今の季節は紫陽花が日ごとに変化していく様を楽しんでいます。
新しい楽しみも増えました。途中にある親水公園でカルガモの親子を見つけたのです。水辺を泳いでいたり、日向ぼっこをしていたり、なんとも愛くるしくて、毎日、今日はどこにいるかな~と探してしまいます。母ガモの傍にずっとくっついていた子ガモが大きくなって来て、ぴょんと水辺に飛び込んでパタパタと泳いだり、くちばしで水草の間のえさを探したりする姿も可愛く、まるで我が子の成長をみるように見守っています。
他にもいろいろな鳥がいるのですが、名前が分からずモヤモヤしていたところ、スマホの写真で検索できることを知りました。知らない鳥に出会うたびに写真を撮って名前を調べています。ほんと便利ですよね。季節の移り変わりを感じたり、健気に暮らしている生き物に出会ったりと、毎日楽しみながらウォーキングしています。
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために おすすめ!キャピックショップ
塩谷 理枝
お客様のお宅の近くで、「キャピックショップなかの」というお店を見つけました。キャピックショップは、刑務所で製作された「刑務所作業製品」を売っているお店です。叔父が長年刑務官を務めていたので、私は刑務所作業製品に馴染みがありました。今は、より親しまれるブランドイメージに変えるため、「矯正協会刑務作業協力事業」の英訳の頭文字を取って、「CAPIC(キャピック)」と呼ばれています。
キャピックショップの店内には、家具や工芸品、衣類など、様々なものが所狭しと並んでいます。意外なところでは伝統工芸品や乾麺、なんと御神輿まで販売されています。店内の商品はすべて刑務所内で製作された物で、なんと700点以上あります。
品揃えだけではなく、品質の良さと価格にも驚かされます。工芸品や家具も玄人はだしの出来栄えで、中でも奥のほうに展示してあった御神輿が目を引きました。細かな細工が施され、需要もたくさんあるそうです。私も早速、まな板やバッグ、文房具など、いろいろ購入しましたが、どれもお手頃価格でした。
私の一押しは、洗濯板! 最近、小物洗いに便利な洗濯板が流行っているようで、私も探していたのです。なかなかちょうどいいサイズの物が見つからなかったところ、キャピックショップでバッチリな洗濯板を発見しました。さらに、一番売れているという固形石鹸も抜群の汚れ落ちで、我が家の必須アイテムになりました。
刑務所作業製品を買うことで、社会貢献にもなります。キャピックショップの売上げの一部は、犯罪被害者支援団体の活動に助成され、刑務作業は受刑者の社会復帰、再犯防止の一助となっているそうです。お近くにいらした際には、是非立ち寄ってみてください。オンラインショップもありますよ。
CAPICオンラインショップ <https://www.e-capic.com/>
生活にひとさじ、手仕事を 自作コンポストはじめました
コーディネーター 上田 理沙
庭のある環境に引っ越したのを機に、自作コンポストに挑戦しています。コンポストは、生ごみや落ち葉などから作られた堆肥のことです。日本では堆肥を作る容器のこともコンポストと呼ばれています。私が作ったのは、自作コンポストといっても庭に穴を掘っただけのもので、0円からの挑戦です。
生ごみの臭いが気がかりだったので、毎日出るコーヒーやお茶の出がらし、卵の殻、パンくず、野菜くずから始めました。今まで何にも気にせずにゴミ箱に捨てていた生ごみを、より分けたり、乾かしたりするのは、手間がかかりそうに思いましたが、やりはじめると思いの外、簡単でした。
自作コンポストを作ってからおよそ半年が経ち、卵の殻が残っている以外は、生ごみの形跡がわからなくなっていました。堆肥が出来ているような気がします...! できあがった堆肥は、早速、向日葵を植えたところに撒いてみました。堆肥の栄養を吸って、向日葵がすくすく育ってくれるといいなと思います。
【我が家のコンポストの作り方】
徒然なるママのコラム 我が家のバーベキューのおとも
Web担当 西澤 美輪
夏といえばバーベキューですが、この頃はみんなでワイワイとできる機会が少ないので、おうち焼き肉でバーベキュー気分を楽しんでいます。
我が家の焼き肉は、肉を先にタレに漬け込んでから焼きます。漬け込みに使うのは、青森県産の焼き肉のタレ「スタミナ源たれ」です。味が何種類かありますが、我が家は断然、塩だれ派。定番の醤油だれは関東でもいろいろなスーパーで並んでいるものの、塩だれは取扱店が少なくて悲しいです。焼いてからタレをつけるより、漬け込んで焼く方が最高においしいので、先に味を付けるようになりました。
そしてもう一つ、我が家の定番になっているのが「マジカルスパイス」です。子どもでも食べやすいマイルドなミックススパイスで、焼いた肉に振りかけたり、サラダの下味にしたり、塩コショウ代わりにと、幅広く使っています。友人に教えてもらってからすっかりハマり、今では詰め替え用を常にストックしています。スーパーで見かけることは少ないのですが、教えてくれた友人は生協で買っているそうです。皆さんも見かけた際にはぜひ試してみてくださいね。
スタミナ源たれ <https://knktare.com/>
マジカルスパイス <https://shop.magicalspice.jp/>
身になるはなし 広島の旅
Web担当 柴田 江身子
兄が広島へ転勤になったので、母と一緒に兄夫婦を訪ねてきました。初日はぶらぶらと宮島へ。久々に行く宮島は、記憶にあるよりも広く感じました。参道にはおしゃれなカフェもいっぱいありました。工事中の大鳥居は、年内完成の見込みだそうです。
翌日は山盛りのニンジンを手に大久野島へ向かいました。うさぎの島として有名な瀬戸内の島です。野生のうさぎがニンジンに群がってくるはずが全然集まりません。休日で観光客が多かったせいか、みんなお腹いっぱいだったようです。それでも10匹ほどのうさぎにニンジンを食べさせて、残りはうちのうさぎへのお土産にしました。
それから尾道を散策しました。趣のある商店街にはアートな雰囲気の新しいお店も多く、頑張ってほしいなと思いました。尾道の街から坂を上がると千光寺公園が広がっていて、展望台からの眺めは絶景でした。尾道は坂が多くて、住むのは大変そうだなと思いました。
3日目はでかいイオンモールでのんびり過ごし、お土産を買って帰路につきました。母の好きなカキフライなど、広島の美食をたっぷり食べて、少しは親孝行にもなったかなと思います。
いつでもハシを 今年のゴーヤの出来栄えは?
経理担当 権守 久美子
今年も暑い夏がやって来ました。ガンガンと照りつける西日を少しでも遮るために、毎年ゴーヤを育てて緑のカーテンを作っています。今年は、昨年のゴーヤから採れた種も植えてみました。成長は遅いですが、ちゃんと芽が出てきて順調に育っています。
最近ではゴーヤの黄色い花がたくさん咲き始めました。「早く実が付かないかな」と待っていたのですが、一向に実が付かず、花が落ちてしまいます。調べたところ、ゴーヤには雄花と雌花があり、最初は雄花が多く咲き、成長してから雌花が咲いてくるのだそうです。よく見ると、根本にゴーヤの赤ちゃんのような膨らみがある花を2つだけ見つけました。もう何年もゴーヤを育てているのに、初めて知りました。
マンションのベランダではあまり虫が寄って来ないために、受粉がうまくいかない場合があるそうです。そこで、雌花を見つけると、雄花の花粉をめしべにスリスリとくっつけて、「大きくなあれ」と念じながら、虫さんに代わって人工授粉するようにしました。さてさてこんな調子ですが、今年のゴーヤはいつもより立派に育つのでしょうか...?
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために 秘境の地 奥会津を訪ねて
塩谷 理枝
少し前になりますが、友人と奥会津を訪ねてきました。ずっとずっと行ってみたいと願っていた地です。旅の目的は、福島県会津と新潟県魚沼を結ぶJR只見線に乗ることです。
只見線は、2011年7月の新潟・福島豪雨で大規模に被災してほとんどの区間が不通となっていました。今年10月に、最後に残されていた会津川口~只見間が開通し、全線復旧する予定です。11年をかけて、やっとここまでこぎつけたのです。
電車は木々の間を縫って只見川を渡り、ゆったりと進みます。車窓から見る景色に、本当に心が癒されました。緑の中でこんなにたくさんの鳥の声を聞いたのは、何年ぶりでしょう...。
私にとってもう一つの奥会津の魅力は、雪深い冬の間の手仕事として作られる道具たちです。日本有数の豪雪地帯である奥会津では、雪深い冬の間に、身の回りにある自然の素材を活かして、身につける物や暮らしの道具作りが昔から行われてきました。
福島県にある縄文時代の荒屋敷遺跡からは、縄や籠の編み組細工が発見されたそうです。なんと約2400年前に、今と全く変わらない技法で編み組細工が作られていたというから驚きです!手仕事で作られた物たちが、太古の昔から、人から人へ脈々と受け継がれてきたと思うと、神々しくさえ思いました。
奥会津は温泉も豊富で、鉄分が多く含まれたお湯を堪能しました。今度は、秋にまた訪れたいと思っています。
只見線の復旧には、たくさんの方の大変なご苦労があったことと思います。こうして憧れの地を訪れることができたのも、その方々のお陰だと心から感謝しています。
いつでもハシを 久しぶりのキャンプ
経理担当 権守 久美子
この夏は3年ぶりに開催された子ども会主催のキャンプに、育成者として参加しました。場所は奥秩父の大自然の中にある、中津川キャンプ場です。
参加者は小学校4年生以上の子どもたちで、キャンプが初めての子や、親元を離れてお泊まりするのが初めての子もいます。キャンプでは火起こしから始めて、夕飯のカレー作りや片付けなど、すべてを自分たちでやります。子どもたちは、不安ながらも好奇心いっぱいで、初めての作業に一生懸命に取り組んでいました。
包丁の使い方も危なっかしくてハラハラしますが、大人は手を出さずに、危なくないようにアドバイスしながら見守るだけです。じゃがいもや人参の切り方もバラバラ、飯盒で炊いたご飯も焦げていたりしましたが、自分たちだけで作ったカレーは最高のようで、それはそれは美味しそうに食べていました。
翌日の朝ご飯の時には、もう手慣れた様子で火を起こして準備しているから驚きます。子どもの吸収力ってすごいですね。コロナ禍で人数を制限し、日数も減らしての実施となりましたが、夜にはキャンプファイヤーを囲んでみんなで歌い、川遊びも楽しみました。
この2年間、学校や地域の行事の多くが中止となっていましたが、今回は大自然の中で子どもたちにリアルな体験をさせてあげられて良かったです。たった2日間ですが、帰る頃には、どの子も出発の時よりぐっとたくましくなっているように感じました。何より子供たちの笑顔がたくさん見られたのが嬉しかったです。私も久しぶりに童心に帰って、楽しい体験ができました。
遊ゆうコラム 野球観戦
コーディネーター 梅田 裕子
父がヤクルトファンなので、子どもの頃から神宮球場や甲子園球場によく足を運んでいました。その頃から応援していた高津選手が現在監督をしていることや、チームが好調ということもあって、最近、野球熱が再燃。勝負の行方を日々チェックするのが日課になっています。
先日、久々に父と神宮球場に野球観戦に行くことにしました。夏休みだからか、球場には子どもたちがたくさん来ていました。「こんな感じだったっけなー」と思いながら席に着いて、いざ応援開始です。
子どもの頃は野球のルールもはっきりと理解しないまま、なんとなく座って応援していただけなのに、大人になってまさか自ら観戦に行くようになるとは感慨深いです。「ビールを背負った売り子さんたちは重労働だよな」とか、「あの人すごい、ビール何杯目かな」とか、野球以外にも観察するところがたくさんありました。
試合は幸いにもヤクルトに点が入り、傘を振ることもできました。ヤクルトファンは点が入るとなぜか傘を振るのです。7回裏で球場を後にしたら、そのあと勝ち越されて負けてしまいましたが、父と野球観戦ができて楽しい一日でした。
身になるはなし 日比谷でベルギービール
Web担当 柴田 江身子
今年はいよいよ外ビールが解禁になったようで、私も早速、日比谷公園で開催されたベルギービールウィークエンドに行ってきました。久しぶりのベルギービール、と言いつつ、昨年末も豊洲で飲んでましたけど、日比谷は3年ぶりだそうです。日比谷公園の噴水広場のビアフェスは本当に気持ちが良くて、ビールも2割増しくらい美味しく感じます。
ベルギービールは種類が多くて、どれを飲めばいいのかわからなくなりますが、とりあえずお気に入りを一つ見つけるのがおすすめ。私はお気に入りのマレッツ、デュベルから始めて、新登場や限定醸造のビールにも手を出しました。
そして忘れちゃいけないのがフリッツ!ベルギーのフライドポテトです。フリッツがなければ、ベルギービールの魅力も半減するくらい、ただのポテトとは一味違うフリッツを、みなさんにも一度食べてもらいたいです。
今回もビールをガブガブ飲みつつ、フリッツをバクバク食べるという夢のような時間を過ごすことができました。次は9月後半に豊洲で開催されるので、ベルギービールとフリッツに興味を持った方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
生活にひとさじ、手仕事を 箱根に行ってきました
コーディネーター 上田 理沙
旅行好きの夫に誘われて、夏休みに箱根へ行ってきました。初日に宿泊したのは、創業360年、江戸時代から愛されている箱根芦之湯温泉の温泉宿、松坂屋本店です。残念ながら、台風の影響で観光はほとんどできなかったのですが、貸切露天風呂に資料館、ライブラリー、囲炉裏を囲むゲームコーナー、アルコールやジュースの飲み放題など、館内の施設を十分に満喫しました。
翌日の宿泊は、箱根湯本温泉の吉池旅館です。旧岩崎家別邸を移築した建物と聞いていたので、少し緊張しながらもワクワクして到着すると、外国人のスタッフが流暢な日本語で丁寧に案内してくれました。その方はネパール出身で、日本に来て6年目だそうです。建物の歴史や装飾の説明、子供への配慮も素晴らしかったです。
箱根神社へのお参りも土砂降りの雨で断念しましたが、350年前は箱根神社の敷地内にあったという温泉に、ご縁を感じながらゆっくり浸かってきました。美肌効果がある「三大美人泉質」をすべて含むというお湯と、手入れの行き届いた歴史ある建物、心のこもったおもてなしのおかげで、素敵な夏休みを過ごすことができました。
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために 生まれ変わる九段会館
塩谷 理枝
あの九段会館が生まれ変わります!九段会館の前を通ることがよくあり、工事をしているのは知っていましたが、「九段会館テラスが10月1日に開業」というニュースを目にして驚きました。前から見ると何も変わっていない様子でしたが、よーく見ると、後ろに綺麗な高いビルがたっているではありませんか。
登録有形文化財である「旧九段会館」を一部保存、復元しながら、最新のオフィスビルに建て替えるという大プロジェクトが粛々と進められていたようです。建物の顔ともいえる重厚な石造りのファサードは今までのまま。保存された部分の建物も外観は変わりませんが、最新の技術により免震構造に補強されているそうで、建物の性能はしっかり上がっています。明治屋京橋ビルが、外観はそのままに免震工事を行った時もびっくりしましたが、本当に今の建築の技術ってすごいです。
当時の優れた建築技術や素材を後世に引き継いでいく、こうしたプロジェクトは素晴らしいと思います。九段会館は、主人も私も若かりし頃に、フィルムコンサートを観に行ったりした思い出の場所です。何より、重厚な趣の建物は、武道館と並んで九段のシンボルですから、ずっと大切に残していきたいですね。
新築部分はオフィス、保存部分には宴会場や会議室などが入るそうです。通りすがりに見るだけでなく、新しくなった九段会館をじっくりと訪ねてみようと思います。
九段会館テラス<https://kudan-kaikan-terrace.jp/>
写真:東急不動産 オフィスビル情報サイトより
徒然なるママのコラム スキー場でキャンプ
Web担当 西澤 美輪
先日、八ヶ岳の方に家族でキャンプに行ってきました。「小海リエックス」というゴルフ場やスキー場のあるリゾートホテルで、春~秋にオフシーズンとなるスキー場の一角が、キャンプ場として整備されています。
なんとこのホテル、お菓子で有名なシャトレーゼが運営していて、ウェルカムドリンクならぬウェルカムスイーツとして、スイーツバイキングが楽しめます!キャンプ場宿泊者も割引価格で利用できるとのことで、シャトレーゼのケーキを心ゆくまで堪能しました。さらに、離れにある温泉では、お風呂あがりにアイスのサービスも。スイーツ好きにはもってこいの場所です。
翌日は八千穂高原まで足を伸ばして、ニジマス釣りをしました。釣ったニジマスはキャンプ場に戻って炭で焼きました。子どもたちはニジマスの串焼きが初体験で、「骨があって食べにくい」と文句を言われるかと思いきや、喜んでモリモリ食べていました。
山の天気は変わりやすく、雨が降ったり晴れたりでしたが、夜に晴れ間が出たときの満天の星空は最高でした。早朝に雲海が見られることもあるそうです。リゾートホテルの敷地内にあり、設備が充実しているので、初心者の方にもおススメのキャンプ場です。私もまたのんびりと景色を楽しみに行きたいです。
小海リエックス キャンプ場<http://www.reex.co.jp/KOUMI/CAMP/>
いつでもハシを 気の向くまま街歩き
経理担当 権守 久美子
日本橋まで病院通いする帰りに、気の向くままにブラブラと街歩きするのが楽しみになっています。有楽町から日比谷まで歩いたり、銀座や新橋に行ってみたり、万世橋を越えて秋葉原まで歩いた時もあります。時には日本橋のアンテナショップを巡ったりします。
ざっくりと目的地だけ決めて、街並みを眺めながら、気の向くままに3~4時間も歩くと、いい具合にお腹も空いてきます。美味しそうなお店を見つけて、ゆっくりとお昼を食べるのも楽しみです。
先日は、浅草まで足を伸ばしました。浅草は着物を着た若い人や外国人で賑わっていて、久しぶりに雷門をくぐり仲見世を歩くと、お店も随分と変わっていました。カラフルなクリームが乗ったお団子や、イチゴと大福とカステラを串に刺したイチゴ大福串、巨大なたこ煎餅など、インスタ映えしそうなお店が増えていました。レトロなカフェも人気だそうで、浅草大正ロマンカフェはすごい行列でした。私は今どきのスイーツではなく、昔ながらの人形焼きを買いましたけどね...。
気の向くままにのんびりお散歩するのは、すごく楽しいです。次はどこに行こうかと楽しみにしています。
身になるはなし アルバム整理中
Web担当 柴田 江身子
引き続き実家の片付けを進めています。一つ困っているのが写真のアルバムです。フィルムをめくって写真を貼り付けるタイプの、大きくて重いアルバムが50冊くらいあります。写真好きだった父がきれいに整理してくれたものですが、さすがに50冊を保管しておくのは大変なので、データ化することにしました。
スキャナーで1枚ずつスキャンした方がきれいですが、それもなかなかの手間なので、スマホをスキャナ代わりにすることに。グーグルのフォトスキャンアプリを使えば、写真の四隅を撮影するだけで自動的に補正してくれるんです。最近は本当に便利なものがありますね~。
今は何とか10冊ほどスキャンしたところですが、悲しいことに気付いてしまいました。兄の幼少の頃の写真はたくさんあるのに、私の写真はずいぶん少ない...。そして幼児の頃たいへん可愛かった弟の写真はまたたくさんあるんです。まあ私は巨大児として生まれたので仕方ないか。たくさんの思い出を残してくれた父に感謝しつつ、断捨離を進めたいと思います。
生活にひとさじ、手仕事を アゲハチョウの幼虫
コーディネーター 上田 理沙
庭に盆栽を置いているのですが、ヤマトタチバナという柑橘類の盆栽に、ナミアゲハの幼虫を見つけました。調べてみると、アゲハチョウは春先から秋頃までに3~4回卵を産むそうです。秋に卵からかえった幼虫は、サナギのまま冬を越すようですが、私の見つけた幼虫たちもサナギで冬を越すのか気になります。
最初は盆栽の葉を食べられないよう、幼虫を柚子の木に移動していました。しばらくして見ると、また新たに3匹の幼虫がいて、盆栽の葉がだいぶ食べられていました。少し悩みましたが、盆栽は樹勢が強いのでまた葉が生えてくるだろうと思い、そのまま育てることにしました。こうなったら盆栽が丸坊主になっても仕方ないという覚悟です。
柔らかな葉っぱをむしゃむしゃと、もの凄い勢いで食べている幼虫たちをみていると、エリックカールさんの絵本『はらぺこあおむし』を思い出しました。はらぺこのあおむしが、たくさんたくさん食べてふとっちょになり、サナギになり、最後はきれいな蝶になるお話です。3匹とも無事にサナギになって、アゲハチョウになってくれることを願っています。
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために すごく美味しい干し椎茸
塩谷 理枝
乾物類はちょっとハードルが高い感じがしますが、ちょっとだけお手間をかければ美味しくいただけます。中でも大好きなのが「干し椎茸」です。どんなお料理に使うにしても、乾物なのでまずは戻さなければいけません。様々な戻し方があるようですが、最近、干し椎茸の旨味と栄養価がアップする戻し方を知りました。
まずは、干し椎茸に「日光浴」をさせることが大事だそうです!驚いたことに、干し椎茸のヒダを上にして2時間ほど日光に当てるだけで、ビタミンD2の含有量が約10倍に跳ね上がるそうです。一度ビタミンD2が増えると2~3ヵ月はもつようなので、お天気のいい日にまとめて日光浴をさせたらいいですね。私はまだ実践していませんが、ぜひやってみようと思います。
次に、冷たいお水につけます。椎茸の厚みにもよりますが、水の量は2~3枚で200cc程度が目安です。これを冷蔵庫に入れ、5~7時間かけてゆっくり戻します。これは騙されたと思ってやってみてください!本当に旨味が倍増します!!戻したお水もお出汁としてちゃんと使いましょう。私も以前はよくやっていましたが、ぬるま湯につけたり、電子レンジを使うのはNGです。高温で一気に戻すと苦みが出て、椎茸の大切な旨味成分「グア二ル酸」が失われてしまいます。
美味しく戻した椎茸は、含め煮などの煮物が定番でしたが、ちょっと変わったレシピも試しています。最近、我が家ではホイル焼きにすることが増えました。戻した椎茸のカサの中にバターをのせてアルミホイルに包み、グリルに入れて5~6分焼きます。蒸気が出てきたらアルミホイルを開いて、お醤油をちょっとたらして完成です。生の椎茸とは別物の美味しさです。旨味もさることながら食感が絶品なんです!
日本では、昔から乾物をよく使います。昆布に寒天、ひじき、切干し大根、高野豆腐、のり、ワカメ、煮干し、桜エビなど、日本の食卓に欠かせない物ばかりです。上手に戻して、賢く美味しくいただきましょう。
遊ゆうコラム ありがとうございました!
コーディネーター 梅田 裕子
私事で恐縮ですが、今年の初めに第二子を妊娠し、12月末に出産を控えているため、11月中旬からエコリフォームをお休みさせていただくことになりました。2018年に第一子を出産して、子育ては「大変」の一言では言い表せないということを知りました。毎日、家事と育児にてんやわんやで、「全世界のお母さんたちはこんなに頑張っていたのか」と思いました。
娘が2歳になったところでエコリフォームに復帰し、約2年の間、インテリアコーディネーターとして働いてきました。自宅が少し遠いために時短勤務となり、以前よりもリフォーム現場に足を運ぶことが少なくなったのは残念でしたが、お客様の暮らしを考え、快適に暮らせる家を形作っていくのは、私にとってとても楽しいことでした。
わずかな時間かもしれませんが、エコリフォームのリフォームに携わることができて、とても幸せに思います。出産前に担当したお客様が私のことを覚えていてくださったり、新しいお客様との出会いがあったりする中で、リフォームは工事が終わったら終わりというものではなく、お客様とのご縁がずっと続いていくものだと感じました。
子供が2人になることで、今よりもさらに「大変」になるのではないかと不安もありますが、子育てを「楽しみ」に変えていきたいと思います。これまで皆様にお世話になり、ありがとうございました。
いつでもハシを ビールセミナー
経理担当 権守 久美子
キリンビールが「ビールセミナー」というオンライン講座を開催しているのを知り、すごく面白そうだと思い、娘を誘って申し込んでみました。いくつか講座があってどれも惹かれましたが、初回なので「ビールの作り方講座」を選びました。
開催日の1週間ほど前に、原料のサンプルやビールなどが入った講座キットが届きました。「ビールは講座日まで冷やしておいてください」との指示に従って冷蔵庫に入れ、ワクワクしながら当日を迎えました。
Zoomを使ったオンラインセミナーで、全国から10名ほどの参加者がいました。ビールの作り方を学び、麦芽の焙煎の違いやホップの量の違いによって味わいの異なるビールを呑み比べたり、ラベルを隠してビールの銘柄を当てるクイズをしたりしました。
呑みながらということもあってか、他の参加者ともどんどん打ち解けて、あっという間の2時間でした。娘と2人で8本のビールを呑み干し、存分に楽しみました。初めてのオンラインセミナーは不安でしたが、娘がサクサクと設定してくれました。他にも魅力的な講座が揃っているので、今度は一人で参加してみようと思います。
身になるはなし マレーバクに注目
Web担当 柴田 江身子
初めて千葉市動物公園に行ってきました。クラフトビールと音楽を動物園で楽しむ「BREW at the ZOO」というイベントが開催されていたのです。またビールか...って感じですけれども、それだけじゃありません。千葉市動物公園にはマレーバクがいるんです!よこはま動物園ズーラシアで生まれた「ひでお」の動画を見て、マレーバクってすごく可愛いな~と注目するようになりました。
鼻が長くて白黒ツートンカラーのマレーバクですが、子どもの頃は黒地に白い線が入った模様をしています。これがまた可愛くて、時々変顔をするのも可愛くて、ぽてぽて歩く感じも可愛いんです。
千葉市動物公園はゾウやライオン、キリンもいる広々とした動物園ですが、他の動物を見るのはそこそこに、クラフトビールを飲んではマレーバクを眺めて過ごしました。2頭のマレーバク「ユメタ」と「カナエ」は昼寝をしたり、泳いだり、葉っぱをモグモグしたりと、のんびり自由に過ごしていて、私もなんだか幸せな気分になりました。
そんなマレーバクは現在、絶滅が危ぶまれているそうです。動物園での飼育・繁殖が種の保全につながることを願っています。
生活にひとさじ、手仕事を グレーテルのかまど
コーディネーター 上田 理沙
Eテレの「グレーテルのかまど」という番組ご存じですか?本や漫画に登場するお菓子や思い出のスイーツ、世界各国のスイーツを作る、ストーリー仕立ての料理番組です。いつもは楽しく観ているだけですが、あまりに美味しそうなスイーツを自分でも作れるかもしれないと思うと、作ってみたい衝動に駆られます。
先日試したのは、ミルクレープです。小川糸さんの『ライオンのおやつ』という小説に出てくる思い出のおやつがミルクレープなのです。娘がクレープ好きなので、一緒に楽しめるかと思い、挑戦することにしました。
焼くのは怖がってやらなかったり、クリームをテーブル中に飛び散らせたりしていた娘ですが、クレープを重ねる時は奇跡的に良いタイミングでお手伝いしてくれました。途中でつまみ食いをしたせいで、高さが少し足りませんでしたが、9層のクレープと生クリームを交互に重ねて、なんとか仕上がりました。
娘は自分が手伝って作ったスイーツだからか、「卵の味がして美味しい」と言っていました。また心に響いたスイーツがあったら、挑戦してみたいなと思います。
▲母も手伝ってくれました。
スタッフコラム
ちょっとだけ地球のために 国宝を見てきました!
塩谷 理枝
東京国立博物館で開催されている特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」に、主人と出かけてきました。創立150年の節目を記念して開催されている展覧会で、所蔵する89点の国宝がすべて展示され、常設展示では見ることのできない貴重な品々を見る機会となっています。
そもそも、東京国立博物館が150年も前からあったことに驚きました!東京国立博物館は明治5年に発足した、日本でもっとも長い歴史をもつ博物館なのだそうです。今回の展覧会では、国宝のほかに、博物館が歩んできた150年の歴史についての展示もあり、見どころ満載です。
会場では、見るものすべてが驚きの連続でした。太古の昔に、人がこんなにも超絶な技巧で物を造っていて、それが今、長い時を経て、自分の目の前にある...。そのことが、とても不思議に感じられました。
中でも、2年の修復期間を経て初めて公開された埴輪「挂甲(けいこう)の武人」には、時間を忘れて見入ってしまいました。また、有名な遮光器土偶も展示されていて、愛らしい姿に気持ちがほっこりしました。解説を見て驚きましたが、遮光器土偶は中が空洞になっていて、厚さはわずか5mmだそうです!
たくさんの展示品に触れて思ったのは、「私が生きている現代の物は、千年後に誰かの目に触れることがあるのかな?」ということです。貴重な品々を守り、大切に受け継いでくれた先人たちに感謝します。
帰り道は、久しぶりに主人と二人でお墓参りをして、谷中をお散歩しました。楽しい一日でした。
特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」<https://tohaku150th.jp/>
いつでもハシを フリマ初体験
経理担当 権守 久美子
友達に誘われて、フリーマーケットに初めて出店することになりました。さっそく家の中を物色すると、使わなくなった日用品や食器、衣類などがわんさか出て来ました。あれもこれも売りたい気持ちをぐっと抑えて、今回は衣類だけに絞り、それでも60着ほどになりました。
当日は10組ほどが出店していました。周りのブースはみんなフリマ上級者のようで、目を引くポップやレイアウトで工夫がしてあり、私たちとは明らかに違います。フリマが始まると、子供連れの人が群がって大盛況の様子です。
私たちの所にも、ご年配の方やインドや中国の方などが立ち止まってくれました。友達が出した日用品や食器、カバンなどがいい感じに売れていき、売れないと思っていたテニスラケットや辞書、キャリーケースなども見事に売れて、全部で1万円ほどの売上げになりました。
私の出した服はと言うと、年配の人には「若すぎるわ~」と言われ、インド人には「サイズが合わないわ~」と残念がられ、結局売上げは1400円でした。でも、たくさんの人が足を止めてくれて見てくれたのが嬉しかったです。
商品を勧めながら会話をしたり、外国の方には片言の英語とジェスチャーで一生懸命に売り込んだり、とても楽しく貴重な体験ができました。これに懲りずにまたフリマに挑戦して、今度はお店も売上げもレベルアップしたいです!
(左)私たちのブース (右)隣の方のブース
身になるはなし 房総ドライブツアー
Web担当 柴田 江身子
友人と4人で、日帰りで房総半島へドライブに行ってきました。川崎からアクアラインでピューンと木更津へ。そこから山道を走っているなーと思ったらもう館山です。紅葉にはまだ少し早いようで、それでもチラホラ色づいた木が見えました。
館山では友人がよく行くというバナナ問屋へ行きました。佐藤商店さんというお店で、本当にバナナしか売ってないんです。お土産にして、少し黒くなった時に食べたら甘くて美味しかったです。これはリピーターになる気持ちがわかるわ~、と思いました。
ちょうどお昼時なので、せっかく房総だし海鮮でも食べようとお店を探しているうちに、「道の駅とみうら」の隣に海鮮食堂を発見。アジの刺身になめろう、アジフライと、アジ尽くしのランチをいただき、房総の地ビールまで飲んでしまいました。
バナナと海鮮で満足して、あとは海ほたるに寄って帰ることになりました。海ほたるに行ったのは10年ぶりくらいです。ちょうど夕陽が沈む頃で、素敵な景色が見られました。ノープランでしたが、楽しい一日でした。車を出してくれた友人に感謝です。
生活にひとさじ、手仕事を 金継ぎ
コーディネーター 上田 理沙
私の家の食器棚にはたくさんの器があります。丁寧に扱っているつもりでも、ちょっとした不注意で、器が欠けたり割れたりしてしまいます。そんな時、金継ぎをすれば、新しいデザインで器を蘇らせることができます。
昨年、専門のお店に初めて金継ぎをお願いしたところ、古美術のような仕上がりになりました。金継ぎをした器は、電子レンジでは使えなくなりますが、またお気に入りの器が使えることに喜びを感じました。
本来は本うるしを使う金継ぎですが、新うるし(合成うるし)と呼ばれる塗料を使えば、簡易的に行うことができます。金継ぎしたい器がいくつかたまってきたので、新うるしで修復することにしました。パズルのように破片をはめて、足りないところをパテで埋めて修復します。まだ途中ですが、年を越す前には器として使えるようにしたいです。
ただし、新うるしは直接口をつける器には使用しない方が良いそうです。今回は手軽に新うるしを使いましたが、次は本うるしを手に入れて金継ぎをしてみたいと思います。
(左)プロの仕事 (右)お手軽金継ぎ