TOP > リフォームお役立ち情報 > リフォームQ&A > リフォーム全般 > 借地の家のリフォームでもローンを利用できますか?
最終更新日:2021/08/10
現在住んでいる家がかなり老朽化してきたので、大規模なリフォームを計画しています。
費用は住宅ローンを利用するつもりですが、土地が借地なので心配です。
借地に建っている家でも、住宅ローンは可能でしょうか?
(江東区・G様)
ポイント
大規模リフォームはかなり費用がかかるため、資金をローンで賄うお客様も多いです。 リフォームに使えるローンには、住宅ローンとリフォームローンがあります。
住宅ローンは現行の建築基準法に則った建物でないと利用できません。 新築で住宅ローンを利用する際には、建築確認申請が必要となります。 築年数の長い建物のリフォームでは、この点をクリアするのが難しいかもしれません。
また、担保が必要だったり審査が厳しかったりするため、リフォームで住宅ローンを利用される方は多くありません。 借地の場合は敷地の抵当権が問題となるため、住宅ローンの利用は難しいでしょう。
ローンを利用して築50年の家を再生した事例です。ローンを利用する場合はリフォーム前の手続きに手間がかかります。(江戸川区・K様のリフォーム事例より)
リフォームローンの多くは無担保のため、借地に建つお住まいのリフォームでも利用可能です。 ただし一部の担保が必要なリフォームローンは、利用できない可能性があります。
無担保のリフォームローンは、その分、金利が高く、借入金額にも制限がありますが、住宅ローンに比べて審査は厳しくないと言われています。
リフォームローンは銀行や信販会社などで取扱いがあります。 提携のリフォームローンがないか業者に尋ねてみると良いでしょう。
エコリフォームのお客様でも、実際にリフォームローンを利用して、借地でリフォームされた方がいらっしゃいます。
借地に建てられた家をスケルトンリフォームした事例です。セカンドライフにぴったりの家になりました。(江戸川区・M様のリフォーム事例より)
最高レベルのリフォームを行っても、資金が足りずに生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。 今回のリフォーム計画ではお借入れを予定されているとのことで、まずはリフォームの資金計画を立てられた方が良いと思います。
事前に用意できる金額にプラスして、借入可能な金額や無理のない返済期間、月々の支払額を把握した上で、リフォーム工事にかける予算が決まります。
リフォーム工事の内容は、予算によって大きく変わってきます。想定外の工事が必要になることもあるので、余裕をもった資金計画をオススメします。詳しくは下記のページもご参照ください。
とは言え、大規模リフォームにかかる概算費用がわからないと、資金計画も立てにくいことでしょう。
エコリフォームでは、リフォームする建物の大きさや築年数から算出する概算費用を無料でお伝えしています。 ただし、詳しいリフォーム内容を含む詳細な費用は、プランニング契約後となりますのでご了承ください。
なお、過去のリフォーム施工例から参考価格をご紹介します。
木造2階建て住宅のスケルトンリフォーム:60万円~100万円/坪
リフォーム内容はその家によって異なるため、上記はあくまでも参考価格です。下記ページにもリフォーム費用について掲載しているので、ぜひご計画の参考にしてください。