TOP > リフォームお役立ち情報 > リフォームQ&A > 住まいの設備 > パナソニックのキッチンの特徴を教えてください。
最終更新日:2021/03/30
マンションのキッチンのリフォームを検討中です。
高齢の母も使うので、安全なIHのキッチンにしたいと思っています。
どこのメーカーにするか迷っていますが、IHにするなら、パナソニックのキッチンもいいと聞きました。
パナソニックのキッチンはどんなところがいいのか教えてください。
(中野区・T様)
パナソニックのキッチンに関するご質問ですね。
インテリアコーディネーターの阿部容子がお答えします。
ポイント
パナソニックのキッチンと聞くと、頭に浮かぶのはIHクッキングヒーターです。 パナソニックがビルトインタイプのIHクッキングヒーターを1990年に世界で初めて発売しました。 言わば、パナソニックはIHの生みの親なのです。
2008年には横にコンロが3口並んだ「トリプルワイドIH」が発売されました。 トリプルワイドIHは、パナソニックのシステムキッチンにしか搭載できない独自規格です。
さらに、2016年には4つのお鍋で一度に料理ができる「マルチワイドIH」が登場。 IHクッキングヒーターは、家電メーカーであるパナソニックならではの特徴となっています。
4つのコンロが使える「マルチワイドIH」なら、保温+加熱という使い方もできます。(パナソニック:システムキッチンより)
とても魅力的なパナソニックのIHクッキングヒーターですが、注意したいのは交換が難しい点です。
通常のコンロはガスにせよIHにせよ、規格が統一されているので、交換が容易です。 しかし、パナソニックのトリプルワイドIHなどは他メーカーと違う規格のため、交換する際にパナソニック以外のものは選べません。
また、現在ガスコンロをお使いの場合は、IHへの交換工事が難しいこともありますのでご注意ください。 詳しくは下記で解説しています。
エアコンや電子レンジ、冷蔵庫など、様々な家電に搭載されている「エコナビ」をご存知ですか? エコナビはパナソニック独自の機能で、自動的に電気や水を節約してくれる優れものです。
パナソニックのキッチンにもエコナビが搭載されていて、IHクッキングヒーターの温度やレンジフードの風量などを自動的に調整してくれるので、自動的に節電につながります。
水栓はセンサーが感知して水を出す「スリムセンサー水栓」なので、水を出しっぱなしにする必要がありません。 蛇口に触らずに水が出せるのは、今の時代にぴったりです。
もちろん、食器洗い乾燥機もエコナビ搭載の節水・省エネ機種になっています。
いろいろなメーカーのショールームを回った結果、パナソニックのキッチンを選ばれました。奥様のお気に入りです。(豊島区・O様のリフォーム事例より)
お掃除が楽にできる工夫がされているのもうれしい特徴です。
パナソニックのキッチンは、シンクから排水溝まで、有機ガラス系の素材で一体成型されています。 キズや汚れがつきにくく、毎日の掃除も簡単です。
そしてもう1つ、お手入れが大変なレンジフードには「全自動おそうじファン」付きのものが登場しました。 なんと10年間もファンのお掃除が不要で、フードまわりもフラットでお掃除しやすくデザインされています。 これもパナソニックのキッチンでなければ使えないパーツになっています。
全自動おそうじファン付きの「ほっとくリーンフード」。拭き掃除も楽々です。(パナソニック:システムキッチンより)
パナソニックのキッチンは、家電メーカーとしての強みが存分に発揮されたキッチンです。
選べる機能も豊富で、コンロの種類やシンクの形、レンジフードなど、様々なオプションの中から好きなものを選ぶことができます。 IHクッキングヒーターが特徴ではありますが、ガスコンロをご希望なら、ガスコンロが横に3つ並んだ「トリプルワイドガス」も選べます。
デザインや収納は標準的なスタイルなので、デザイン性を求める方には評価が分かれるかもしれません。
様々なメーカーを見比べて、ご自分にぴったりのキッチンを見つけてくださいね。ぜひ下記のQ&Aも参考にしてください。
パナソニックのキッチンについて詳しくは、公式サイトをご覧ください。