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コルクタイルのデメリット

最終更新日:2018/09/12

足触りがいい、耐水性・防音性に優れているなど、うれしい特徴がたくさんあるコルクタイル。 エコリフォームでも、多くのお客様にオススメしています。

コルクタイルは優れた自然素材ですが、一つだけデメリットがあります。 コルクタイルのデメリットを、ご存知ですか?

デメリットを動画でご紹介

コーディネーター千葉容子が、コルクタイルのデメリットを動画で解説します。

コルクタイルのデメリット=色褪せ

新品のコルクタイルは、ナチュラルな茶色をしています。 しかし、紫外線に長時間当たると、色が抜けて褪せた色になってしまいます。

ご家庭のフローリング材として考えると、これはデメリットになります。

写真は、元のコルクタイルと、長期間強い紫外線を当てたコルクタイルの比較サンプルです。 元の色に比べて、全体的に色が薄くなり、ベージュや黄土色に近い色合いに変わってしまいました。

コルクタイルの場所による違い

このサンプルは、カーテンなどの日よけなしに、強い日差しを半年ほど当てたものになります。

常に直射日光が当たる状態では、半年余りしか時間がかかりませんでしたが、ふつうに暮らしている場合、こうした色の変化が生じるまでには、もっと長い時間がかかることでしょう。

また、同じ室内でも、日の当たる箇所と日の当たりにくい箇所では、色の変化に違いが出てくることも考えられます。 コルクタイルは水に強いため、洗面やトイレの床に採用することも多いですが、洗面やトイレは強い日光が当たらない場所であることが多く、色褪せの心配は少ないと言えます。

色が変わりにくいコルクタイルも

最近では、様々な色のコルクタイルが発売されています。 コルクの元の色に近いナチュラルな色合いのものではなく、濃い茶色や黒に塗装されたコルクタイルは、上記の比較サンプルほどの色褪せは生じません。

ですから「どうしても色が抜けるのが引っかかる」という方は、色の濃いコルクタイルを採用するという手もあります。 ただし、カラーが施されたコルクは少し割高になっています。

また、カラーのコルクタイルでも、全く色が抜けないとは言えませんのでご注意ください。

経年で色が褪せてしまうのは確かにデメリットですが、色が抜けてしまっても、コルクが持っているソフトな手触りや耐水性が失われることはありません。 色の変化に関わらず、コルクタイルは自然にも住む人にも優しい素材なのです。

それでも、コルクタイルをオススメする時には、コルクタイルのデメリットもしっかりお伝えした上で、検討していただいています。

参考:コルクタイルのメリットと選び方

コルクタイルを採用された事例

エコリフォームでは、これまでの多くのお客様にコルクタイルをオススメして、 「冬でも床が冷たくないのよ」「スリッパをはかなくなったわ」「床に座る機会が増えたね」などのご感想をいただいています。

コルクタイルを選ばれた方のリフォーム事例をご紹介します。