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オリジナルキッチンとキッチン機器

最終更新日:2021/06/30

「キッチン」と言うと、メーカー製のシステムキッチンをイメージされる方が多いことでしょう。 でも中には「システムキッチンには、好みのものがなくて...」という方もいらっしゃいます。 そんな時にオススメしたいのが、オリジナルキッチンです。

家を新築したり、リフォームしたタイミングで、自分だけのオリジナルキッチンをオーダーしてみるのはいかがですか?

サイズも素材も自由自在のオリジナルキッチンと、キッチンで使われる便利な機器をご紹介します。

メーカー製キッチンとオリジナルキッチン

オリジナルキッチンは、自分サイズでお好みにできますが、注意すべき点もあります。

メーカー製のキッチンとオリジナルキッチンの違いを比較して、それぞれの特長を知った上で、ご自分に合うキッチンを選ばれるといいでしょう。

国内メーカー製キッチン

国内メーカーのキッチンは、日本人の体格に合ったサイズ、日本の生活に合った仕様のものが豊富にラインナップされています。

メーカーによるアフターメンテナンスが充実しているのも安心です。これまでに使い慣れたキッチンが欲しい方にオススメです。

価格:比較的安価

海外メーカー製キッチン

海外メーカーのキッチンはデザイン性が高いものが多く、実用性よりもインテリア性を重視する方にオススメです。

輸入品のため納品までに時間がかかることと、メンテナンスが充実していないメーカーもあることにご注意ください。

価格:比較的高価

オリジナルキッチン

細かいパーツまですべてオーダーできるので、理想のキッチンが実現できる半面、仕様を決めて設計するのに時間とコストがかかります。

キッチンの素材によっては日々のお手入れが必要です。また、総合的なアフターメンテナンスはないため、修理が必要な時などは非常に手間がかかります。

価格:比較的高価

参照:造作したオリジナルキッチンをお考えの方に

例えばこんなオリジナルキッチン

キッチンや水まわりをリフォームすることになった新婚のご夫婦。 「どのメーカーのキッチンもピンと来ないのよね・・・」という奥様の声に、オリジナルキッチンをご提案しました。

白いタイルが並んだナチュラルキッチンをイメージして、白い25角タイルに淡いピンクの収納棚を合わせました。 コンロはロジェール、シンクは白のカラーステンレスシンクで、水栓はグローエ製を選びました。

収納は奥様の使いやすいサイズに設計。扉はつけず、見せる収納にしました。

使いやすさを追求した、シンプルなデザインのオリジナルキッチンは、リビングの空間ともマッチしています。 詳しくはこちらのリフォーム事例をご覧ください。

奥様お好みのナチュラルなお住まいにリフォーム

キッチンの素材

メーカー製のキッチンでも、オリジナルキッチンでも、キッチンに使われる素材を選ぶことができます。

各メーカーが得意としている素材によって選ぶのもオススメです。 タカラスタンダードはホーローキッチン、クリナップはステンレスキッチンがよく知られています。

エコリフォームで多く採用しているのはタカラスタンダードのホーローキッチンです。 ホーローは丈夫でお手入れが簡単なので、キッチンの素材としてオススメです。

オススメのキッチン機器の一つ目は、IHクッキングヒーターです。

最近ではリフォーム時に、ガスからIHに変更を希望される方も多く、その理由としてみなさんが一番にあげるのは「お手入れが楽」という点です。 そのくらい、従来のガスコンロまわりのお掃除に手を焼いてきたということかもしれません。

IHクッキングヒーターの「IH」とは「induction heating」の略で、日本語では「誘導加熱」という意味があります。 IHのトッププレートの下にあるコイルに電流を流すと、磁力線が発生します。この近くに鍋などの金属製品を置くと、磁力線の影響で加熱されるのです。

炎が上がることはなく、金属製品だけが加熱されるなんて、何だか不思議ですが、安全性は非常に高いと言えます。 よく、ガスを消し忘れて鍋を焦がしてしまった、という方がいますが、IHクッキングヒーターなら決まった時間で電源がオフになるので安心です。

食器洗い乾燥機

次にオススメしたいキッチン機器は、食器洗い乾燥機です。 リフォームのタイミングで、食器洗い乾燥機がついたシステムキッチンを選ばれる方も増えてきました。

少し前には「贅沢品」なんてイメージもあった食器洗い乾燥機ですが、今では多くの家庭で使われ、特に共働きで忙しいご夫婦に喜ばれています。 導入時にはコストがかかるものの、ランニングコストはそれほど高くならず、長い目で見ると節約になることも多いようです。

汚れ落ちにムラがあったり、洗い残しがあったりした旧式のものとは違い、最近の食器洗い乾燥機は、性能が格段に進化しています。 手で食器を洗うよりも、少ない水と洗剤で食器を洗うことも可能になりました。

食器洗いの手間を省けることはもちろん、環境にも優しい食器洗い乾燥機。 ビルトインだけではなく、外付けの製品も販売されていますので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

浄水器

東京の都心部では、浄水器がごく一般的に使われるようになりました。 ここでは、エコリフォームがオススメする浄水器「アクアクオリア」をご紹介します。

アクアクオリアは、グッドハーモニー株式会社さんが開発・販売している逆浸透膜浄水器です。

エコリフォームの事務所でもアクアクオリアを採用していて、お茶を入れるお水も、ご飯を炊くお水も、すべてアクアクオリアのお水です。

私たち人間の身体は、赤ちゃんで約75%、成人で約65%が水でできています。 きれいな水を身体に採り入れるのは、健康のための第一歩です。

一般的な浄水器で使われるフィルターは、0.1ミクロンの孔が空いています。 アクアクオリアに搭載されている逆浸透膜フィルターは、なんと0.0001ミクロンという極小の孔が空いているのです。

このため、一般的な浄水器では除去が難しい、ウィルスや化学物質を除去することが可能です。 トリハロメタンやホルムアルデヒド、残留農薬、放射性物質まで取り除くことができるという研究結果が出ています。

逆浸透膜の浄水システムは、宇宙航空研究開発機構JAXAでも採用されています。 宇宙では、尿を浄化して飲み水にするために使われているそうですよ。

キッチン水栓

お料理をする際、頻繁に使用するキッチンの水栓。 最近はキッチン水栓の中にも、多機能なものやデザイン性に富んだものがあります。

キッチン水栓の選び方一つで、使い勝手がグンと良くなったり、水道代の節約につながるかもしれませんよ。 ここではおすすめの機能がついたキッチン水栓をご紹介します。

水とお湯を使い分ける水栓

従来のシングルレバー混合栓では、レバーを真ん中の位置にすると、水と一緒にお湯が出ているのをご存知ですか? このため、ちょっとお皿を洗おうとするときでも、給湯器が作動して無駄なエネルギーを使用していました。

TOTOさんのエコシングルなら、レバーの真ん中の位置は水です。 しかも、水とお湯の切り替え位置がカチッというクリック感で分かりやすくなっています。

水とお湯をしっかり使い分けてエネルギーの無駄使いを防ぎ、意識しないでエコな生活をすることができるのです。

水はね防止水栓

今ではほとんどのキッチン水栓にシャワーがついていて、洗い物の時など便利に使えます。 でも、シャワーは水はねするので、洗い物のたびにシンクまわりのお掃除が大変・・・という方も多いのでは?

TOTOさんのミクロソフトは、そんなお悩みを解決してくれます。

ミクロソフトは泡状の水流なので、従来のシャワーよりも水はねが少なくなっています。 もちろん、通常のシャワーや整流と切り替えて使うこともできます。

タッチレス水栓

LIXIL(INAX)さんのナビッシュは、触らなくてもセンサーで水を出せる水栓です。

汚れた手で水栓に触らなくても水を出せるのは、お料理中などにとっても便利。 例えばハンバーグを作っている時に水を出したいと思ったら、食材がついた手で水栓を触ることになってしまいます。 ナビッシュならタッチレスなので、水栓が汚れることはありません。

さらに、ワンタッチで水を止めることもできるので、水を無駄にすることがなく、節約にもつながります。