TOP > リフォームお役立ち情報 > リフォーム自然素材 > リサイクルで作られた断熱材 フクフォームEco
最終更新日:2020/08/11
築年数の長い木造住宅は、床から上がってくる冷気の影響を受けやすく、「冬がとにかく寒い!」という声がよく聞かれます。 そんなお住まいは、床の断熱をしっかりすることで、格段に快適になります。
床の断熱工事に使われる断熱材は、各社から様々なものがありますが、エコリフォームでよく採用するのが「フクフォームEco」です。
フクフォームEcoは株式会社フクビさんの床下断熱材。 リサイクルで作られたとってもエコな断熱材なのです。
冬の寒い時は部屋を温めますが、暖かい空気は上に上がっていく性質を持っています。 いくら暖房をしても床に近い部分の空気は冷たいままで、足元が寒くてたまらない、ということになります。
そこで、床断熱の出番です。
床のすぐ下に断熱材を施工することで、足元の冷気をシャットアウトし、部屋全体を暖かく保てるようになります。 暖房費も節約できて、省エネですよ。
床断熱には、断熱材を吹き付ける方式もありますが、主流なのはボード状の床下断熱材です。 中でもフクフォームEcoは、最も環境に配慮した床下断熱材と言われています。
フクフォームEcoの原料は、この3つのリサイクル素材です。 どれも、環境に優しくエコな素材ですね。
また、本来は廃棄されてしまう素材を有効活用することによって、ゴミの削減にも貢献しています。
フクフォームEcoは、発泡系の断熱材です。 発泡系断熱材は、様々な種類のプラスチックを発泡剤で発泡させて作られます。
多くの発泡系断熱材では発泡剤としてガスが使われていますが、経年によってガスが空気と入れ替わり、断熱性が落ちてしまいます。
フクフォームEcoはエコな原料を使っているだけでなく、作り方もとってもエコ! ガスではなく、水蒸気を使った「水発泡」で作られているので、長期間に渡って高い断熱性を保つことができます。
化学物質も使われていないので、安心して使えます。
フクフォームEcoは、原料と成形時のCO2排出量が、他の断熱材に比べて1/3程度です。 廃棄処理時と運送時のCO2排出量も非常に少なく、全体で見てもグラスウールのわずか1/4と、CO2削減に貢献している製品です。
また、原料を考えると当然ですが、燃やす時にも有毒ガスを発生することはありません。 省エネ基準にも対応しているフクフォームEcoは、環境配慮型の断熱材なのです。
エコリフォームの事例でも、床の断熱にはよくフクフォームEcoが使われています。 下記以外にも多くのお住まいで使われているので、リフォーム事例一覧から探してみてくださいね。