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「建築は一生勉強です」

株式会社エコリフォーム 施工責任者

塩谷 敏雄

Shioya Toshio

一級建築士・耐震設計士(耐震診断士)・宅地建物取引士

エコリフォームは私を除き、全員が女性スタッフです。

女性スタッフの柔軟な対応力にも定評がありますが、実際のリフォーム工事を支えているのはパワフルな施工力です。
この施工力という男性的な部分を担っているのが私だと考えています。エコリフォームの、縁の下の力持ちといった存在です。

私は18歳で建築の道を志してから、一途にこの道を歩み続けています。
私の父は50年以上、深川の地で家を建てていた大工です。
父の背中を見ながら修業を続け、いろいろな建築に携わってきました。

エコリフォームのすべてのリフォーム工事を監督しています。

まだ若い頃、父に「みっともない仕事はするな」と叱られたことがあります。
みっともない仕事とは何かと尋ねると、人に笑われないような仕事だという答えが返ってきました。

新築するにせよ、リフォームするにせよ、同じ建物は一つとしてありません。
立地も構造も材料も、建てた大工の技術も違っています。

この世にたった一つの建物に対して、きちんとした仕事をするのは当たり前のことです。
今となっては父の真意はわかりませんが、これが「みっともない仕事はしない」ことにつながるのではないかと思います。

塩谷理枝と二人三脚でリフォームに勤しんでいます。

エコリフォームでは自然素材をよく使っていますが、自然素材を扱うには技術が必要です。
私たちのリフォームは、自然素材の扱いが上手い、腕の立つ職人のお陰で成り立っています。

現代の家造りでは手間のかからない工法が主流で、職人の活躍する場が減っていますが、築年数の経過した住宅のリフォームでは、職人の腕の見せ所がたくさんあります。
経験豊富なベテラン職人の力を借りながら、職人が存分に腕をふるえる現場を提供できることにも喜びを感じています。

築年数の長い家を再生する大規模リフォームには、経験と技術、最新の知識が必要です。
他の会社では不可能と言われた住宅でも、立派に再生してきたという自負がありますが。同じ建物は一つとしてないことを考えると、今まで経験したことのないような住宅に出会うことがあるかもしれません。
建築技術や理論も日々変化していく中、私も常に最新の情報を求めるように、日々努力を続けています。

やはり、建築は一生勉強です。

塩谷 敏雄

Shioya Toshio

略歴

1961年東京深川生まれ。18歳より父と共に家造りに励む。1994年に塩谷住宅建築一級建築士事務所を開設。2004年、塩谷理枝と株式会社エコリフォームを設立し、主な活躍の場を住宅のリフォームに移す。2020年には宅地建物取引業者として開業し、ホテル「木の家」をオープン。現在ますます活躍の場を広げている。

実績

15年で600件以上のリフォームを手がけ、ショールームにて無料セミナー「知っておきたい!正しい木造住宅の耐震」を主催。フジテレビ系列「みんなのニュース」テレビ東京系列「ワールドビジネスサテライト」、読売新聞、東京新聞などの媒体で、耐震と断熱に関する最新情報の提供も行っている。

趣味

趣味は読書。建築に関連する書籍を中心に幅広い分野の書籍を読むことで見識を深めている。日本各地の伝統的な建築物や話題の建物を実際に見に出かけることも多い。妻である塩谷理枝の手料理が一番の好物。