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私たちは人を尊び
安全で安心できる
安らぎのある住空間を創造します。
株式会社エコリフォームは、昭和35年に創業した塩谷工務店を母体とする住宅リフォーム専門会社です。木造住宅を一筋に造り続けてきた経験をご信頼いただき、大規模なリフォーム工事のご依頼も数多く頂戴するようになりました。
リフォームは、一から造り上げていく新築とは違い、今ある建物を十分に理解したうえで、安全で暮らしやすい空間を造ることが目的です。お客様のご要望を丁寧に伺い、今の暮らしにぴったり合う誂えの空間を造らせていただきたいとの想いは、エコリフォーム立ち上げ当初から変わりません。
50年以上にわたり建築一筋に励んできた経験と、女性ならではの感性を活かした対応で、快適で安らげる住空間を創り出すことが私たちの使命だと感じております。ご縁をいただきましたお客様に最大のご満足をいただけるよう、精一杯努力をしてまいります。
株式会社エコリフォーム
代表取締役 塩谷 理枝
エコリフォーム代表の塩谷理枝です。「エコリフォーム」という社名の由来を少しお話させてください。
今から20年以上前の工務店時代のことです。 新築の家が完成して、間もなくお引渡しとなったある日、幼稚園児だったお嬢ちゃんが「新しいおうちに行くとかゆくなる」と言うのです。 その言葉にハッとしました。 地震にも強い高性能な住宅を提供することに専念していた私たちは、新建材に囲まれた室内環境の悪さに考えが至らなかったのです。 当時は、ビニールや接着剤などの化学物質が使われている新建材が、住宅に多用されていました。
施工責任者の塩谷敏雄と代表の塩谷理枝(2009年撮影)。
夫で施工責任者の塩谷敏雄は小児喘息から気管支喘息を患っていて、私自身もアレルギーがあったため、お嬢ちゃんの言葉になおさらショックを受けました。 私は化学洗剤や化学調味料、化学繊維などを極力使わない生活をしていました。 それなのに、気付かないまま、化学物質だらけの家を造ってしまっていたのです。
幸い、そのお客様の家では、室温を上げて化学物質を発散させる「ベークアウト法」によって、シックハウス症候群の原因を改善することができました。 このことが大きなきっかけとなり、私たちは自然素材を使った健康住宅への取り組みを始めたのです。
かつてゴミの処分場だった夢の島。現在は緑あふれる公園です。
東京都のゴミ処分場は、夢の島から若洲、中央防波堤へと変遷し、今でもゴミの埋め立てが続いています。 平成のはじめ頃、私も夫と共に、ゴミ処分場へ建築廃材を持ち込んだことがあります。 そして、ものすごいショックを受けました。 見渡す限りゴミなのです。家庭から出たゴミ、企業から出たゴミ、どこを見てもゴミ。 ほとんどが、有機的に分解されにくいプラスチックなどのゴミでした。
東京のあちこちにあるゴミ集積場のゴミを集めると、こんな大量になるのかと言葉を失い、便利な生活のしわ寄せがここにきているのだと思いました。 この経験から、今ある建物に手を加えて家の寿命を延ばしていくことが、ゴミの量を減らすことにも繋がるのでは、と考えるようになりました。 30坪の家を壊すと40トン以上のゴミが出ると言われていますが、リフォームで家の寿命を延ばせば、これだけの量のゴミが出るのを、何年も遅らせることができるのです。
しかし、日本の家は意外に短いサイクルで建て替えられています。 国土交通省の平成8年建設白書によると、日本と欧米の建築の平均寿命は下記のようになっています。
※建築時期別のストック統計から試算
リフォームで家を長寿命化すれば、ゴミの量も減り、埋め立てのペースもゆっくりになります。 リフォームによって、環境への負荷を減らすことができるのです。
お客様の笑顔にいつも励まされています。
住宅が古くなったから、生活に合わなくなったからと、すぐに建て替えてしまうのではなく、リフォームして再生したい。
再利用できる素材は再利用し、いつか廃棄する時が来ても、なるべく環境の負担にならない素材を使いたい。
何度も大規模な改修をしなくてもいいように、ご家族の変化に柔軟に対応できるプランをご提案したい。
そして、ご家族が健康で幸せに、できるだけ長く住むことのできる家を実現したい。
そんなたくさんの想いを込めて、私たちの会社を「エコリフォーム」と名付けました。 私たちは、人と環境に優しい家造りをこれからも目指し続けます。
エコリフォームでは、施工責任者の塩谷敏雄を除き、全員が女性です。 女性コーディネーターが元気に活躍できる、その理由をご紹介します。
私は昭和63年に工務店へと嫁ぎ、仕事を手伝うようになりました。 棟梁だった義父は、深川で長年大工をしてきた、昔堅気で腕の良い職人でした。
塩谷敏雄と先代棟梁の、思い出の一枚。
ある日、家を新築中の奥様にこんなことを頼まれました。
「ちょっと変更してほしいところがあるから、棟梁に伝えてくれない?」
その奥様は、年上の男性である棟梁には、細かな相談がしにくいと感じたようでした。
私たちの工務店が、プロとしての知識と経験、技術力をもって、安全に安心して暮らせる建物を造っているという自負はありました。 しかし家造りでは、安全な構造といったハード面だけではなく、インテリアや使い勝手などのソフト面も大切です。 工務店の確かな技術力に、女性としての気配りを合わせることで、よりお客様にご満足いただけるのではないかと思いました。
それから私は、工務店のお客様担当として、お客様のご要望を伺って職人さんに伝え、職人さんの技術的な話をお客様にわかりやすく伝える、という役割を担うようになりました。 これが、私が考えるコーディネーターの役割です。
昭和40年代、50年代には、工務店で月に建て前(上棟)が2軒あることも珍しくなかったそうです。 日本全体が、家を建てても建てても足りない時代だったのでしょう。 でも、そんな状況は徐々に変わり、今では住宅のストックが増加の一途をたどっています。 人口減少と相まって、これからは住宅を再生することが当たり前の時代になるでしょう。 塩谷敏雄が先代棟梁から引き継いだ工務店でも、徐々にリフォームの依頼を多くいただくようになり、平成16年にエコリフォームを設立しました。
リフォーム工事中の現場で、お客様とお打ち合わせするコーディネーター。
新築と比較すると、リフォームでは技術的な制限も多く、できること、できないことをお客様にきちんと説明することが、より重要になります。 また、生活が大きく変わる新築とは違い、リフォームではこれまでの生活で感じた困りごとを解消したい、というご要望が多く聞かれます。 職人さんとお客様をつなぐコーディネーターの立場が、リフォームだからこそより活きてくるのだと感じるようになりました。
エコリフォームでは、一級建築士の塩谷敏雄が現場で工事を担当し、お問い合わせからプランニング、工事、お引渡しまでの対応を女性コーディネーターが担当しています。 コーディネーターは、今のお住まいの状態や好みのインテリアだけではなく、毎日の暮らしについても詳しくお聞きします。
ショールームにご一緒するのも大切な仕事です。
他にも、洋服や食器の数、キッチンの使い方、お風呂の時間、ご家族の生活の違い...など、様々なことを伺います。 毎日の暮らしを大切にしている女性コーディネーターだからこそ、お客様の気持ちを理解できることも多いはず。 お客様からも「女性スタッフなので相談しやすい」と嬉しい声をいただいています。
こうした一つひとつのご要望に応えて、丁寧にその方だけのオリジナルなリフォームプランを考えます。 家にいるとなんだか落ち着いて安らげる。快適さに気付かないほど、当たり前に快適。 そんな、住めば住むほど良さを実感できる空間を目指して、これからも精一杯努力していきます。
塩谷 理枝
Shioya Rie
代表取締役・リフォームアドバイザー
塩谷 敏雄
Shioya Toshio
一級建築士・耐震設計士(耐震診断士)・施工責任者・宅地建物取引士
私は代表の塩谷理枝の夫で、エコリフォームの行うすべてのリフォーム工事の施工責任者です。
幼いころに小児喘息だったことから健康には人一倍関心があり、住まう方に健康で安らげる空間をご提供することが大きな目標となっています。 リフォームを通して、ご家族がより幸せにお暮らしの様子を拝見できることが、私にとって一番の喜びです。
株式会社エコリフォーム代表取締役、塩谷理枝です。 株式会社エコリフォームは、昭和35年創業の塩谷住宅建築株式会社より、リフォーム専門会社として独立しました。
エコリフォームでは、webサイトからリフォームのご依頼をいただくことがほとんどです。 皆様にご信頼いただけるよう、私たちのありのままの姿をサイトで発信していきたいと思っています。
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