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玄関のリフォーム
ただし、玄関扉の内側(室内側)は、専有部分とされていますので、
内側のみのリフォームは可能です。
させて頂くことが多いのは、内側だけペンキを塗り替える工事です。
右の写真も、玄関の内側のみ塗装させていただいた例です。新品のドアのようになりました。
また、ダイノックシートを貼ってきれいにすることも可能です。
もちろん、鍵の交換は可能です。また、新しく鍵を追加させて頂く場合もあります。
オートロック式で、エントランスを空ける鍵が、各住戸の玄関の鍵と同じ場合には、
玄関の鍵だけ交換してしまうと2本の鍵を使い分けなければならなくなってしまいまので、
管理組合様にご相談下さい。
ドアチェーンなどは、交換させていただく場合もありますが、 全く同じもの、というのは難しい場合が多く、似たようなものに交換、 となってしまいます。
また、玄関扉のノブは、マンションで、交換できるドアノブの種類を 決めているところもありますし、見た目が似たようなものなら 特に種類の規定は無く、交換してもいいところもあります。
もしくは、Pタイルのような、塩化ビニル製の床材の 場合もあります。
タイルは耐久性が大変高いので、リフォーム時にも、 まだまだきれいで、デザインや色にも支障がなければ、 そのまま活かしましょう、となる場合も良くあります。
もしタイルをはりかえることになった場合、元のタイルを壊すには、 ものすごい音がします。
強固なタイルを、カッターでカットしたり、 叩き割ったりして、粉々に解体していきますので、このタイルの壊し (ハツリ、と呼ばれます)が、工事の中で一番うるさい音かもしれません。
まわりとの兼ね合いで、支障がないようなら、既存のタイルを壊さずに、 上から新しいタイルを貼っていくことが出来ます(写真のお客様は既存のタイルの上から新しいタイルを貼っています)。
タイルの厚み分、玄関土間が高くなってしまうと、玄関ドアの開閉に 支障が出るような場合には、やむを得ないので、ハツります。
こちらのお客様の場合は、墨入りのモルタルを元々のタイルの上から塗って仕上がりにしました。後から、モルタルの上に、ツヤツヤになる塗料を塗る予定だそうです。
ちなみに、こちらの工事の時のエピソードですが、 モルタルは、リフォーム工事の一番最後のころに、 左官屋さんにピターっとしあげてもらいました。
その左官工事の日に、ちょうどお施主様の 奥様が現場にいらしていて、背筋をぴんと伸ばして、 神々しささえ感じる左官屋さんの仕事の様子をみて、 とても関心してくださったんでした。 なんだか私もとても嬉しかったのをよく覚えています。
モルタルの仕上げも、逆に新鮮な印象で、素敵でした。
窓のリフォーム
マンションリフォームの相談の中で、騒音が気になるという声を頂く事が、しばしばあります。
対策としては、スキマから音が侵入するのを防ぐのですが、その中で、窓部分の改善も有効です。
築20年以上も経つマンションの場合、アルミサッシも当時の製品ですので、 最新の製品に入れ替えができれば、気密性もあがってよいのですが、 マンションでは、部屋の持ち主が窓サッシを新しく変える事はできません。
窓や、玄関ドアの外側は共有部分とされていて、個人で勝手に変更する事ができないのです。
もし、それぞれのお宅が自由に窓を変えてしまったら、
マンションの外見も変わってしまいますものね。
そこで、騒音問題対策としては、お部屋の内側に「インナーサッシ」を付けさせて頂く方法があります。
写真の施工例は、トステム社の「インプラス」という製品です。
元々のサッシがアルミ色のもので、室内側にホワイト色のインプラスを施工しました。
こちらを取り付けることで、目安としては、「地下鉄の車内にいる時くらいの騒音」が、
「静かなオフィスくらいの環境」まで改善でると言われています。
インプラスを取り付けると、防音の効果と併せて、断熱性能も高まります。
元々付いている窓とインプラスとの間に空気層ができて、室内が外気の影響を受けにくくなります。
冷房・暖房の効きが良くなりますね。
また、結露の発生も抑えられます。
結露が発生すると、窓が濡れてしまうのでカビが発生しやすくなってしまいます。
更にカビを餌とするダニの発生まで招いてしまうのです。
そこで、インプラスを取り付ければ、結露の悩みも解消!カビやダニは、アレルギーの原因物質のひとつですから、健康面でも安心ですね。
また、使うガラスの違いによっても、より高い効果が得られます。
例えば、「騒音がとてもとても気になる!!」、というお客様には、
防音の性能を持った『ソノグラス』、というガラスをお勧めします。
「寒くて寒くて仕方がないの。」という場合には、
ガラスが2枚合わさっているペアガラスをオススメします。
サッシは重たくはなりますが、断熱効果が高くなります。
決して目立つ製品ではありませんが、快適なマンションリフォームのための、心強い味方です。
枠のカラーも色々あります
和室にピッタリな障子風の物もあります
その他のリフォーム
各室や各場所についている火災報知機は、法令で定められ取り付けされているものです。個人で勝手に撤去したり、移動することは禁止されています。
報知機は感知機により火災を察知したり、警報を発したり、消防機関へ通報したりするものです。
感知機は使用される部屋により、熱や煙、炎などを感知し、マンションなどの管理者により火災の発生場所を知らせます。その為、管理者である管理組合との連携が重要です。
リフォームなど大規模な工事を行う際には、管理組合様と連携を取り、指示を仰ぎながら再度取り付けさせていただきます。
専門業者により撤去や取り付けを行います。
インターフォンの交換は施工的には可能ですが、こちらもマンションの規約を確認する必要があります。
オートロックの場合はもちろんエントランスと連動していますので、マンション側で指定されているインターフォンということになるかと思います。
特に指定が無ければ、カメラ付きのものなど、様々なタイプからお選び頂けます。