エコリフォームのマンション > マンションリフォーム 費用と工期
リフォームで一番気になるのは、やっぱり費用と工期。特に初めてのリフォームなら、費用と工期がどのくらいかかるのか、知っておきたいものですよね。費用も工期もケースバイケースではありますが、大まかにこのくらい、と考える上でのヒントをご紹介します。
マンションリフォームの概算費用
過去に施工したマンションリフォームの事例を、概算費用ごとに掲載しています。
エコリフォームでは、お客様のご要望を詳しくおうかがいし、仕様や素材、オーダーの家具など、すべて個別のオリジナルなプランでリフォームを施工しています。お客様のご要望やマンションの状態、使用する素材などによって費用は大きく変わってきますので、あらかじめご了承ください。
また、私たちはできる限りお客様のご予算に合わせたご提案をしたいと考えています。詳しくは下記をご覧ください。
※お客様に配慮し、サイト上に詳細な費用は掲載しておりません。詳細費用を記載した紙の資料を用意しておりますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
100万円~300万円
■内装リフォームと洗面台の造作
リビング・ダイニングと寝室の壁に珪藻土を施工、オリジナル洗面台の造作、水まわりなどのクロス張り替え、洗面室・トイレの床をクッションフロアに変更、玄関収納の交換。
300万円~500万円
■間取り変更と可動間仕切りの設置
間取り変更、床を無垢パイン材に張り替え、ユニットバス・トイレ・キッチン・洗面台交換、オリジナル建具の造作、オリジナル収納家具の造作、その他細部工事。
500万円~800万円
■自然素材を使った全面リフォーム
間取り変更、床を無垢パイン材に張り替え(LL-45防音下地含む・塗装除く)、クロス張替え、ユニットバス・トイレ・キッチン交換、オリジナル洗面台の造作、オリジナル建具の造作、オリジナル収納家具の造作、洗面室の床をリノリウムに変更、トイレの壁を塗装、玄関をモルタル仕上げ、その他細部工事。
■2LDKを1LDKに全面リフォーム
間取り変更、床を無垢フレンチパイン材に張り替え(LL-45防音下地含む)、壁をオガファーザーに張り替え、ユニットバス・トイレ・洗面台・キッチン交換、洗面室・トイレの床をコルクタイルに変更、オリジナル建具の造作、オリジナル収納家具の造作、その他細部工事。
800万円~1000万円
■自然素材を使ったスケルトンリフォーム
間取り変更、床を無垢フレンチパイン材に張り替え(LL-45防音下地含む)、壁をオガファーザーに張替え、ユニットバス・トイレ・洗面台・キッチン交換、洗面室・トイレの床をコルクタイルに変更、オリジナル建具の造作、オリジナル収納家具の造作、その他細部工事。
■アパート2部屋を1部屋にスケルトンリフォーム
間取り全面変更、床を無垢パイン材に張り替え、壁をエコクロスに張り替え、ユニットバス・トイレ・キッチン交換、オリジナル洗面台を造作、オリジナル建具の造作、オリジナル収納家具の造作、トイレの床をコルクタイルに変更、その他細部工事。
1000万円~
■4LDKから2LDKにスケルトンリフォーム
間取り変更、床を無垢スマトラカリン材に張り替え、床を置き床工法に変更、リビング天井に珪藻土を施工、一部天井にクロスを施工、無垢材の腰壁を施工、ユニットバス・トイレ・キッチン・洗面台交換、建具の交換、オリジナル収納家具の造作、玄関ドアの塗装、その他細部工事。
■こだわりを形にしたスケルトンリフォーム
間取り変更、床を大理石調のフローリングに張り替え、リビングダイニングに床暖房設置、クロス張り替え、琉球畳を施工、掘りごたつ設置、トイレ・洗面台交換、建具の交換、収納の移設、その他細部工事。
マンションリフォームの工期:スケルトンリフォーム
マンションをスケルトンリフォームした場合の工事期間は、広さやリフォーム内容、素材によって様々ですが、 マンションを購入してスケルトンリフォームした事例の工期をご紹介します。
築20年、約60平米のマンションです。2LDKを1LDKに変更し、キッチン・ユニットバス・トイレなどの設備を交換しました。(設備の位置は変更していません)
具体的な日程が入ったスケジュールは以下のようになります。スケルトンリフォームの工事がどのように進むか、リアルにご想像いただけるのではないでしょうか。
6月25日 | マンションの決済 |
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6月26日 | リフォームのご契約 マンションの決済が済んでから、リフォームのご契約をいただきました。 同時に、マンションの管理組合へリフォームの届出を行いました。 |
6月27日 ~7月15日 |
リフォーム準備期間 リフォームのご契約から工事開始までは、2週間程度の準備期間が必要になります。 納品までに時間のかかるユニットバスなどの設備を発注したり、職人さんたちのスケジュールを調整したりする期間です。 お客様はこの間に仮住まいへお引越しされました。 |
7月16日 | 解体開始 リフォームで壊す部分と残す部分を分け、大工さんが手作業で一つひとつ解体していきます。 |
7月26日 | ユニットバスの搬入・設置 マンションのスケルトンリフォームでは、ユニットバスを一番先に搬入する場合がほとんどです。解体完了後、すぐにユニットバスを設置します。 |
7月27日 ~8月初旬 |
木工事、配線・配管工事 間仕切り壁を造るなど、大工さんの関わる工事が進みます。 水道やガス、電気の配管・配線も行い、新しいキッチンとトイレを設置しました。 |
8月初旬 ~8月13日 |
仕上げ工事 塗装したりクロスを貼ったりする仕上げ工事です。細かな機器の取付も行われました。 |
8月14日 | 完成撮影・お引渡し リフォーム完成です!午前中にカメラマンが撮影を行い、午後にお引渡しをさせていただきました。 |
8月15日 | お引越し 仮住まいから、リフォームが完成したお部屋にお引越しです。スケルトンリフォームで生まれ変わったお部屋で、快適にお過ごしください。 |
この事例ではプランニングから工事までが、かなりスムーズに進みました。それには下記のような理由があります。
お客様の希望される住空間が、エコリフォームの得意な分野だった
エコリフォームのサイトでリフォーム事例を詳しくご覧いただき、気に入ってくださったそうです。
相見積もりではなかった
リフォーム会社数社に見積もりを依頼する相見積もりの場合は、業者選定までに時間がかかります。
お見積りが予算内だった
お見積りがお客様の予算をオーバーしている場合は、内容を再検討する必要が出てきます。
引渡しや届出が問題なく進んだ
書類の不備などで問題が起こると、その分工事も遅れてしまうことがあります。
いつも問題なくスムーズにリフォームが進行するとは限りませんので、余裕のある日程でのリフォーム計画をおすすめします。
マンションリフォームの工期:部分リフォーム
スケルトンリフォームほど大きな工事は考えていないという方に、部分的なリフォームをした事例と、その工期をご紹介します。
ただし、工期の短い小規模なリフォームであっても、設備や人員の手配は大規模リフォームと同様に必要なため、リフォーム開始までにお時間をいただくことがあります。
工期 2日間
マンションの一般的なキッチンを、業務用キッチンに交換しました。キッチンの壁にはステンレスを施工し、床はコルクで仕上げました。こちらの工事では、2日間の工期をいただきました。
工期を短くするコツ
(1)プランニングを工夫する
例えば洗面台。TOTOさんやINAXさんなど、メーカーの洗面台なら設置すれば終わりですが、タイルの洗面台をオリジナルで造作するなら、そういうわけにはいきません。大工さんが形を造り、洗面器や水栓をセット。タイル屋さんが壁を施工する時間も必要です。
同じことが、空間全体にも言えます。和室を洋室に変更するとなれば、大工さんの手間がかかる分だけ時間がかかります。 和室はそのまま活かしてプランニングすれば、大工さんの手間も少なく、時間も短縮できるのです。
「時間がかかる」=「お金がかかる」ということになります。プランニングはとても大切です。
(2)工事が始まる前に、詳細について決めておく
キッチンや浴室などの設備は、細かい仕様が選べたりオプションが付けられたりします。また収納家具を造作する場合には、自由に造れる分、棚にするか引き出しにするかなど、決めることも多くなります。
事前に決められる、こうした細かい事柄を決めておくと、発注もスムーズです。 前もってしっかり計画を立てられるよう、私たちもお手伝いします。
(3)なるべく荷物のない状態にする
中古でマンションを購入された場合や、ごく小規模なリフォームの場合は問題ありませんが、今住んでいるマンションのリフォームをお考えの方は注意が必要です。
家具や家電などの荷物がたくさんあると、仮住まいへの引っ越しに手間取る上、荷物の処分にも時間を取られる場合があります。
また、仮住まいをしない場合には、お部屋の中の荷物を移動しながらリフォーム工事を進めることとなり、通常より工期が延びてしまう可能性があります。
(4)工事をしていい時間帯を確認しておく
マンションの決まりで、工事をしていい時間帯が決まっている場合があります。リフォーム工事は音が出るため、ご近隣の方への配慮として決まっているのです。
工事をしていい時間帯は、10時~17時まで、または9時~18時まで、というケースが多いですが、どちらの時間帯かによって2時間の差があるため、工期に影響してきます。
また、工事をしていい曜日も決まっていることがあります。日曜・祝祭日はリフォーム工事を禁止しているマンションが多いですが、中には土曜日の工事も禁止しているマンションがあり、その場合には工事できる日数が少ない分、工期が延びてしまいます。
マンションリフォームの前に確認しておきたいこと
マンションの管理規約
マンションでは、管理規約の中で、リフォーム時の決まりを定めているところがほとんどです。今住んでいるマンションの管理規約をしっかり確認しておきましょう。
中古マンションを購入してリフォームする場合は、不動産業者さんに管理規約を確認しておいた方がいいでしょう。
<管理規約のチェックポイント>
リフォームの届出について
届出の時期や内容、近隣の承諾が必要かどうかなど。工期にも関連してきます。
床の工事について
フローリングへの張り替えが認められていないマンションもまれにあります。
給配水管を引き直すことが可能か?
給排水管の引き直しができない場合は、キッチンなどの設備の移設が難しくなります。
お風呂に追い焚きがつけられるか?
追い焚きがついていないお風呂に追い焚き機能を追加するには、配管工事が必要となるため、許可されない場合があります。
マンション管理組合への届出
多くのマンションでは、リフォームをする際に管理組合に前もって届出を出す決まりがあります。
【届出の内容】
届出の内容はマンションによって異なりますが、管理組合に用紙が用意されていて、部屋番号や名前などの個人情報と、工事期間や内容、リフォーム会社などの工事情報を書く欄があります。
図面の添付が必要な場合や、床の防音性能を確認できる資料、近隣の方からの承諾書などの提出が求められる場合もあります。
【届出の時期】
届出の時期もマンションによって様々です。
「工事開始の前日まで」というマンションもあれば、「理事会にかけるため1ヶ月前まで」というマンションもあります。
特に中古マンションを購入してリフォームされる方は、「決済後すぐにリフォーム工事を始めたい」というご要望も多いのですが、
届出をして承認が下りるまでの期間が長い場合は、すぐに工事を始められない場合もあります。あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
【届出を出す人】
ほとんどのケースでは、私たちが届出の提出を代行しています。
売買契約の項目にリフォームが入っているような中古マンションを購入する場合は、売り主さんがリフォームの届出を提出する、ということもあるようです。また、届出の提出が必要な時点でリフォーム会社が決まっていない場合は、ご自身で手配することとなります。
私たちが代行しない場合でも、必要書類の準備など、お手伝いできることはさせていただきます。
近隣の方への配慮
マンションリフォームで、特に気をつけたいのが、近隣の方への配慮です。 リフォーム工事中は、騒音や振動、材料の搬入、ゴミの搬出などで皆さんにご迷惑をおかけすることとなります。 マンションでは、騒音や振動がコンクリートを伝わって大きく響くこともあります。
エコリフォームでは、工事が始める前と終わった後で、近隣の方へご挨拶にうかがっています。 マンションでは、左右隣と1階上の3軒、1階下と2階下の3軒のお宅を訪問することが多いです。 現在お住まいになっているマンションをリフォームするときは、お客様とご一緒に回らせていただきます。
近隣の方へご迷惑をおかけするお詫びをするとともに、ご協力をお願いし、何か問題があったときのために連絡先をお知らせしておくのも、私たちの大切な仕事です。リフォーム期間中を安心してお過ごしいただき、リフォーム後も近隣の方と良い関係を築けることが一番の願いです。