マンションリフォームでDIY!⑤に引き続き、
「マンションリフォーム 3年掛けて手に入れた理想の住まい」の
F様の事例のご紹介です。
お引渡し後、お盆や暮れにうかがうと、少しずつ、DIYを進めて
おられました。
出来上がったところの写真を、メールで送って下さったりして、
「楽しくDIYされているんだな~」と思うと、嬉しかったです。
まずは、無垢の木を貼った腰壁やドアを、白で塗装されていました。
お引渡しの時の状態がこちら↓
トイレの横の腰壁のところを白で塗装され、こんな風に♪
F様は、外国のインテリア雑誌も、お読みになっていたので、
外国のイメージでいらしたのでしょう、真っ白な腰壁に仕上がりました。
こちらの白の塗料、お客様が、「デュブロン」という塗料を選ばれました。
デュブロンは、天然成分100%の水性塗料で、紙で出来た壁紙の塗装用に
私たちも良く使いますが、木に使ったことはありませんでした。
(デュブロンを壁紙の仕上げに塗っている様子です)
販売元に聞いてみたところ、木に塗っても特段問題は無いそうですが、
下塗り材は、きちんと使った方が良いようです。
F様は、特に処理をせず、そのまま塗装をされていらっしゃいました。
デュブロンは、水とチョークなどで出来た塗料なので、ペンキの仕上がりではなく、
マットで重みのある質感で、漆喰のような、独特の仕上がりになっていました。
F様はすごく気に入っていらして、私もとても好みでした。
工業製品的な、画一的な完成された感じではなくて、
本当に、ヨーロッパのお家の、手入れしながら使われている古いバスルームのような
雰囲気です。
よくぶつかったりするところなど、表面の塗装がぺりっとはがれてしまっていても、
それはそれで、味わいに感じられました♪
無垢のドアも同じ白で塗装を。
ドアは、廊下側からは、床の色に合わせた深い赤色にするご予定で、
洗面側だけ、白で塗装をされていました。
ペンキ屋さんに言わせると、無垢のドアを、内側・外側違う塗料で
塗装をすることは、反りの原因になるので、お勧めできない!と
なりますが、DIYの場合には、その辺りは、お客様のご判断で、
自由に出来ますね。
後から、反対側も深い赤色の、デュブロンとは違う自然塗料で
塗装をしましたが、こちらのケースでは、今のところ
(もう1年くらいになりますが)、反ってしまって開閉し難い、
ということは無いようです。
ちなみに、真ちゅう(風かも?)のレバーハンドルもとっても可愛いんですよ。
こちらは、建材のアウトレットのお店で、F様と一緒に選んできたものを、
建具屋さんにつけてもらいました。
(お店にあった時の写真)
品物の値段は、ひとつ¥5,000~¥6,000くらいでした。
こういう雰囲気のものって、なかなか見つからないんですよね、
形も、角が丸くて、手によく沿います。
F様のリフォームのご紹介は、まだまだ続きます!