こんにちは、コーディネーターの千葉です。
本日の一枚はこちらの写真です。
こちらのT様邸、
前オーナー様から譲りうけたアンティーク家具を
そのまま残されて、リフォーム後の空間でも
違和感無くマッチしています。
マンションの前面リフォームをして、
壁や床を解体しても
以前から使ってらっしゃった思い入れのある家具や、
大理石のカウンターなど、
リフォームした後も使いたいとのご要望を頂く事も
多くございます。
処分してしまえば、ただの産業廃棄物になってしまいますが、
こうして新しい空間でも使って頂けるのであれば、
エコでもありますし、大事に使い続けることができます。
こちらのA様邸の食器棚もそうでした。
お母様の代から大切に使い続けてきた、
無垢の食器棚を、リフォーム後にも再利用。
空間のアクセントになっています!!
先ほどご紹介したT様邸では、
家具の他にキッチン背面収納の大理石のカウンターを
再利用しました。
下の収納部分はT様がお使いやすい収納に変更し、
大理石のカウンターはそのまま残りました。
リフォームは空間をただ綺麗にするだけだとは
思っておりません。
今までその方が暮らされてきた歴史や、
今後より快適に暮らしたいという思いが詰まっています。
思い入れのある家具や材料を再利用させて頂くことで、
よりその方らしい空間作りのお手伝いができればと
思っています。
2012年8月アーカイブ
思い入れのある物を残すリフォーム
2012年08月24日和室を洋室へ その2
2012年08月06日こんにちは、コーディネーターの千葉です。
本日の一枚はこちら、
自然の光が沢山はいる明るくて、ナチュラルなリビングダイニングです。
こちらのI様邸、実は和室が基本な、内装だったんです。
マンションのリフォームで和室を洋室に変更した事例です。
写真の、右側の2部屋が一段高い和室でした。
和室が15cmほど外のお部屋より上がっていたので、
それをフラットにして、リビングとつなげたいというのがI様のご要望でした。
通常の場合畳の暑さ分だけ上がっていたりする事ががるのですが、
こちらのマンションでは15cmも上がっていました。
マンションの場合、段差があるのは、何か理由があることが多いです。
段差が解消できるかは、図面が無い限りは解体してみなければわかりません。
解体していみると・・・
中に室内のガスコックまでのガス管が和室の床を通っていました。
ガスストーブは使う予定がないとのことで、ガス管を撤去し、
和室の床を解体して、フラットにしました。
今回は、撤去しても支障のない管でしたが、
撤去するのが不可能、もしくは難しい場合、
和室の高さに合わせてリビングも高くしなければなりません。
マンションのリフォームは段差(高さ)との戦いです。
こちらのI様邸は、無事フラットにする事ができ、
明るい開放的なベランダに向かったリビングになりました。
和室仕様だった、内装は、すべて洋室の仕様に変更しました。
こちらのお宅で、小さかったお子様達がすくすくと成長されています。
また、お会いするのが楽しみです。