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素敵なマンションリフォームのこだわりポイントを写真とともにお届けします。

マンションの窓、変えることはできるの?

こんにちは、コーディネーターの千葉です。

本日の1枚の写真はこちらです。

インナーサッシ全体748.jpg
以前に何回かご紹介させていただいた、
K様邸です。

フローリングもこだわって八溝杉にされました。

でも今日は床材のお話ではなくて、
窓のお話です。

上の写真の右側にちらっと写っているこちらの窓、
実はインナーサッシといって、
窓の内側にもう一枚窓を設置しているんです。

通常、マンションでは、窓や玄関ドアの外側は共有部分とされて、
マンションの管理組合等で、この部分はいじっていはいけないと決められている事が
多いのです。

でも少し前のマンションですと、

1枚ガラスで、ここから冬の冷気が入ってきて寒い・・・
結露がひどい・・・

というご相談をいただきます。

マンションで結露というのは、けっこう厄介な問題で、
結露を放置すると、カビが生えて健康まで脅かすことになるので、
油断はできません。

でも窓はリフォームしていけないと言われているから・・・
どうしよう・・・

というお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

そこで、外側の窓はいじらずに、内部にもう一枚窓を設置しましょうというのが、
インナーサッシ(内窓設置)です。

寒い地方に行くと、窓が2重になっているのを見たことがあると思いますが、
それと同じことです。

窓を2重に設置する事により、
窓と窓の間に空気の層ができます。

空気の層があることで、外からの熱や冷気を中に伝えにくくなり、
結露もおきにくくなるのです。

寒い日に窓の近くに寄ってみるとその差は歴然です。

K様は、インナーサッシを採用されました。
設置後の様子がこちらです↓

インナーサッシ_737.jpgただ、少しデメリットもありますので、
インナーサッシをご提案する際には、このデメリットもご説明しています。

通常ですと、窓を1度開けると外(ベランダ)に出れますが、
インナーサッシをつけると、
2回開けないと外にはでれません。

動作が1つ増えてしまいます。

そして、内部に設置しますので、
少し内側に枠が出っ張ってきてしまいます。

インナーサッシ 741.jpg
このような、デメリットがあっても、
インナーサッシを設置されるメリットは十分あると思います。

今は暑さ対策として、
夏以降は寒さ対策&結露対策として、とっても有効です。


インナーサッシを採用されたK様邸の事例はこちらです↓

築30年のマンションを現代の生活に合わせてスケルトンリフォーム





プロフィール

「マンションリフォーム写真 今日の一枚」を担当している、株式会社エコリフォームのインテリアコーディネーター阿部です。
造作家具やインテリア、収納など、素敵なマンションリフォームの写真をご紹介します。
(千葉から阿部に変わりました。今後ともよろしくお願いします!)

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