こんにちは。
コーディネーターの千葉です。
本日の一枚はこちらの写真です。
リビングの一角に畳スペースを設け、完全に仕切らずリビングと一体化した
和のスペースとしました。間仕切りはあえて壁にせず、
格子でやんわり空間を仕切っています。
襖紙も伝統的な和柄ではなく、モダンなデザインのものが沢山でているので、
そういったシンプルなものを選ばれると和室も洋室になじみます。
床から腰をかける程度一段和室を高くして、
少し特別感のある空間に仕上がっています。
そしてその一段上げた和室の下には引き出し式の収納を造作しました。
季節の物や頻繁に出し入れしないものをしまっておけるちょっとした収納です。
今段々と、和のスペースを確保するお家が少なくなってきていますが、
小さなお子様がいらっしゃるご家族にはとっても便利だそうですよ。
マンションリフォームで和室を残したお客様からも
残しておいて良かったというお声も頂きます。
和室=古いもの昔のもの
という考えから、カッコいいものに少しずつ変わってきているのかもしれません。
そして、実は洋室の仕上げより和室の仕上げの方がより贅沢で、
作るのにも手間暇がかかります。
座るという日本の文化から、発展した和室が今少しずつ見直されてきています。