こんにちは。 コーディネーターの千葉です。 本日の一枚はこちらの写真です。
リビングの一角に畳スペースを設け、完全に仕切らずリビングと一体化した
和のスペースとしました。間仕切りはあえて壁にせず、
格子でやんわり空間を仕切っています。
襖紙も伝統的な和柄ではなく、モダンなデザインのものが沢山でているので、 そういったシンプルなものを選ばれると和室も洋室になじみます。 床から腰をかける程度一段和室を高くして、
少し特別感のある空間に仕上がっています。 そしてその一段上げた和室の下には引き出し式の収納を造作しました。 季節の物や頻繁に出し入れしないものをしまっておけるちょっとした収納です。 今段々と、和のスペースを確保するお家が少なくなってきていますが、
小さなお子様がいらっしゃるご家族にはとっても便利だそうですよ。
マンションリフォームで和室を残したお客様からも
残しておいて良かったというお声も頂きます。 和室=古いもの昔のもの という考えから、カッコいいものに少しずつ変わってきているのかもしれません。 そして、実は洋室の仕上げより和室の仕上げの方がより贅沢で、
作るのにも手間暇がかかります。 座るという日本の文化から、発展した和室が今少しずつ見直されてきています。
2012年5月アーカイブ
マンションの和室
2012年05月29日キッチンの選び方
2012年05月21日こんにちは。
コーディネーターの千葉です。
本日の一枚はこちらのキッチンの写真です。
タカラスタンダードのホーローキッチンです。
まぶしいくらいに真っ白なキッチンです。
通常は汚れが目立つ真っ白はお勧めしないのですが、
ホーローは、何年たってもこの白が長持ちするんです。
どんなに綺麗にお手入れしていても、
経年すると、黒ずんできたり、汚てきたりするのかと言いますと、
表面の傷に汚れが入り込み、それが黒ずみや汚れの原因になるそうです。
ホーローのキッチンは、表面によほどの衝撃を与えない限りは、
傷はつきません。
また、昔のホーローのおなべのように、割れてしまうということも
ほとんどありません。
なので、この白さが長持ちするのです。
良くリフォームのご相談を頂き、お邪魔したお宅に、
もう20年以上たった、ホーローのキッチンが
お手入れも簡単で、さっとひと拭きすれば綺麗になりますし、
金属とガラスで出来ているので、シックハウスの心配もありません。
お手入れのしやすさと安全性で、私たちは良くお客様に
このホーローのキッチンをお勧めしています。
キッチン選びって、リフォームされる際はとっても悩まれるポイントなのでは
ないでしょうか。
機能やデザイン、使い勝手・・・。
機能は年々良いものが出てきて、
食器洗い乾燥機や、ビルトイン(組み込み式)のオーブン
自動で降りてくる吊戸棚、
浄水器、水栓もセンサー付など、
見ればほしくなってしまうものばかりですよね。
でも、一番はハイスペックでもなく、
デザインでもなく、使い勝手だと思います。
使いやすくないキッチンは、どんなにデザインが良くても
ただのインテリアになってしまいます。
そして、今どんどんシステム化されていますが、
壊れにくいものは、単純でシンプルなものです。
そんな事を含めてキッチンを選んでみてください。
マンションの間仕切壁撤去の仕方
2012年05月13日こんにちは。コーディネーターの千葉です。
本日の一枚の写真は、最近こちらでよくご紹介させて頂いて
おります
江東区のK様邸のリビングの写真です。
3LDKを思いきって1LDKに変更しました。
K様は模様替えをしたい時に、
自由に出来る空間をご希望でした。
私達に良く頂くお問い合わせで
『マンションの間仕切壁の撤去』があります。
間仕切壁撤去は結構大掛かりな工事になるんです!
なぜなら、
壁だけ綺麗に取り外すことが出来ないからです。
マンションによっても違いますが、
壁を作ってから床を張っていたり、
壁を作ってから天井を作っていたりする場合、
壁を撤去してしまうと、床の補修をしなければならなかったり、
壁を撤去してしまうと天井まで落ちてしまったりする
事があります。
床のフローリングが同じ物があれば良いのですが、
同じ物が見つからない場合、そこだけ違い色になってしまいます
し綺麗に補修が出来るとは限りません。
場合によっては、そのお部屋を全部張り替える
事もあります。
床だけでなく、撤去した壁の周りのクロスも
補修をしなければなりません。
積み木のように綺麗に取り外すことが出来ないので、
1面の壁を撤去するだけでも、
床の補修・天井の補修・壁の補修がかかってきます。
その他にも、撤去する壁にコンセントなどがある場合は
その移設の工事も必要です。
こちらのK様は思い切って1LDKにされて、
自由に模様替えが出来るようにされました。
壁を撤去するより、大空間に壁を作るほうが、
工事としては簡単です。
撤去する方が、金額や手間がかからなそうですが、
ない場所に新しく壁を作るほうが
工事の期間も金額も抑えられます。
お子様の成長によって間取りなどを変更する
ご計画があるのであれば、
お子様が小さなうちは大空間で、
成長されたら、間仕切壁を作れるような
間取りにするなど、10年後20年後を見据ええた
計画をお勧めします。
一度リフォームしたのに、
また数年後にマンションの全面リフォームをしなくて良いよう
その時々によって、ライフスタイルは異なります。
その変化に対応できる住まいであることを私たちは
心がけています。
ピクチャーレールを使っておしゃれに絵を飾る
2012年05月04日こんにちは、コーディネーターの千葉です。
本日の一枚の写真はこちらです!
壁に何かレールのようなものが設置されているのが
わかりますでしょうか。
そしてワイヤーのようなものが数本ぶら下がっています。
これはピクチャーレールというものです。
ご主人様がご自分で取られた写真を飾られていたG様。
リフォーム工事の前に、そのご要望を伺っておりましたので、
ピクチャーレールをご提案して設置いたしました。
ピクチャーレールとは、
よく美術館で絵を飾るときに、
ワイヤーで高さを調節しながら飾っているのを見たことが
あると思います。
それが、ピクチャーレールです。
美術館のように大型の絵を飾らなくても
家庭用のピクチャーレールがあります。
ピクチャーレールを設置すれば、
好きな高さ、好きな場所に微調整しながら、
絵を飾ることが出来ますし、
その都度壁を傷つけることがありません。
ただ、絵は重量があるので、どこにでも設置できるわけではありません。
下地があるところに設置するか、もしくは下地を入れてから設置しなければ
ならない場合もあります。
G様邸では、ピクチャーレールを設置する予定の壁は、
クロスをすべて張り替える予定でしたので、
壁の中に下地を施工しました。
絵を飾りたい壁が、間仕切りの壁ではなく、
お隣との境のコンクリートの壁の場合は、
そのコンクリートに直接設置する事もできますが、
マンションによって、構造体であるコンクリートに
1本でもビスを打ち込むことが許されていない
マンションもありますので、
構造体(コンクリート)に設置する場合は、
一度管理組合に確認してください。
G様が写真を飾った様子がこちらです。
何枚でも(重量の規定までであれば)飾ることが出来ますし、
大きい作品や小さい作品でも自由に場所を動かすことができて、
便利です。
そろそろクロスが痛んできたし・・・と
マンションの内装リフォームをお考えの方。
その機会に是非ピクチャーレールも設置されてみては如何でしょうか。
リビングの一角にギャラリースペースを作ったり、
アクセントにする壁を決めて、そこに1枚大きなお気に入りの絵を飾って、
季節ごとに変えてみたり。
色々使い道は沢山あります。