こんにちは、コーディネーターの薄井です。
今日の一枚は、こちら♪
マンションの、キッチンを解体している、作業中の1枚です。
下のキャビネットは取り払われ、ステンレスの天板だけが、残っています。
なかなか、目にすることの少ない光景ですね(笑)
右にいるのが、私たちエコリフォームの現場を監理している建築士の塩谷で、
左が、水道屋さんです。
壁付けで、両側も壁に挟まれたタイプの、キッチンです。
ひと昔前のキッチンは、奥行きが55cmくらいだったりして、
今のキッチンは65cmが一般的なので、キッチンを新しくする際には、
一番よい形で設置できるように考えます。
配管やガス管の、元々の位置が、新しいキッチンの邪魔にならない位置だったり、
うまく移動・接続ができればいいのですが、それが難しくて、
今、お客様からもご要望の多い、収納が引き出しになっているキッチンが、
残念ながら設置できなかったりすることも、あります。
解体前に、予想をして計画をしますが、実際に解体してみて、初めて分かることもあります。
だから、マンションの大掛かりな工事では、できる限り、解体後にすぐ工事に入らずに、
1週間くらい、現場をあけて、計画を練り直す時間をもうけるようにしています。
(キッチンだけの取替え工事という場合には、キッチンが使える期間は
短くしなくてはいけないので、その様なことは難しいのですが)
キッチンなどは、注文してから作るのに2~3週間かかるので、
解体からすぐ工事に入る場合には、ずい分前に、キッチンの発注を
かけなければなりません。
発注後は、仕様の変更ができないことが多いので、
解体後に、やっぱりこう出来た!と分かっても、既に発注して
しまっていると、変更ができないのです。
解体後の1週間の余裕があることで、そういったことに対応できる
可能性が高くなります。
お客様が、これからずっと住まわれる空間、毎日お使いになるキッチン
ですから、可能な限り、希望に近いものに、させて頂きたいですものね♪