日曜日の楽しみ

新宿西口

日曜日は、少し朝寝坊をして9時から遅い朝食とともに テレビで「日曜美術館」を視るのが細やかな私の休日の楽しみです。

先週の日曜日は「戦後の新宿・渋谷をつくった建築家 坂倉準三」というタイトルで番組が始まりました。
とても著名な方なのでしょうが、私は存じ上げず、この番組でこの方が残した偉業を知ることとなりました。

題名のように、焼け野原と化した東京の風景、特に新宿と渋谷を作り上げた建築家です。
昨今、再開発が盛んな新宿ですが、あの穴から空の見える西口広場は、この方の設計だったのです。

他にも沢山の作品がありますが、渋谷の東急会館・東急文化会館、大倉山シャンツェや高速道路のトールゲートなどご自分の名前をあまり前に出すことをなさらなかった方のようです。

それぞれの建築物が、すでに70年を超えています、だんだんに取り壊しが進み、また都市の風景が変わっていくのでしょう。

大きく変貌を遂げる都市が、坂倉準三氏が描いた「人間のための建築」という精神をどんな風に継いでいくのか?どんな風景となるのかとても楽しみです。

この番組で、都市を見る目が少し変わったような・・・・気がします。

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