新宿区K様邸のキッチン工事の様子をご紹介いたします。
前回までは解体後に、給排水・電気・ガスの配管工事のお話をさせて頂きましたが今回はキッチン取付に伴い、先行して天井の板張を行いました。
K様ご夫妻は、素敵な雑貨や家具を沢山お持ちで、キッチンの雰囲気もその家具などに合うようにされたいとのご希望で、通常ビニールクロスを張る天井を焼杉の板張にされる事になりました。
焼杉とは、文字の通り杉板の表面を焦がして炭化させた板の事を言います。昔からある伝統技法で、炭化した表面部分は風雨にさらされても腐りにくくなり、杉板の耐久性を高め建物を守ります。
K様邸は、マンションですしキッチンの天井なので、雨風にあたることはないのですが、焼杉の2つ目の魅力として高い意匠性です。※K様邸は内装制限緩和のマンションです。
木の本来持っているナチュラルで優しい雰囲気に加え、焼いた部分の色は、こげ茶がカッコいい味わいのある雰囲気にしてくれます。
この焼杉の板を1枚1枚大工さんが貼っていきました。
すごく良い雰囲気!
▼天井焼杉板を張った様子です。
▼見る角度によって色合いが異なります。
少し浮造りのように凹凸があり、光の反射が柔らかくなります。
ここに明るい色のキッチンが設置されます。完成が楽しみですね!
次回はキッチン設置の様子をご紹介します。