こんにちは。エコリフォームの田中です。
ようやく暖かくなってきましたね。
本日は、目黒区で行われています、スケルトンリフォームの続きをお伝えします。
前回は生コン打設を行い、べた基礎までご報告しました。
大工さんたちによる、構造補強です。
構造計算で耐力の不足している部分には柱を増やしました。
従前の耐力が保てない柱は交換していきます。
このように土台、柱、梁が補強されたのをご覧になって、お客様も安心されていました。
どこをどのように補強していくかは、塩谷と大工さんで話し合ってきめていきます。
どの建物をとってみても、一つとして同じように作られている建物がないため、どのように作られているか、解体するまでわかりません。
建てられた年代や、建てた大工さんによっても構造が変わってくるそうです。
そこが、リフォーム工事の難しいところでもあり、面白いところでもあります。
家を支えている大切な部分で見えなくなる部分だからこそ、補強を慎重に行っています。
材料は国産(紀州)の材料を使用しています。
柱は、乾燥度合いによって、強度が変わってきます。
この材は、国産材である事と、しっかりと乾燥の度合い等も管理された柱という証明の
印字がされています。
土台が完成しましたら、木造住宅の天敵の白蟻を寄せ付けないように、防蟻処理を行います。
この過程も重要なひと手間なんです。
ホウ酸という人には害のない薬剤を分布して、建物を白蟻から守ります。
薬剤を分布しているところです。
1階の補強が終わりましたら、2階の補強に入っていきます。
また、ご報告しますね。