文京区A様邸 屋根の断熱・遮熱工事

文京区A様・2023年5月着工

エコリフォームの西澤です。
先週から関東も梅雨入りとなりました。文京区の戸建リフォーム現場では、長雨となる前に外壁と屋根の下地工事を行いました。
屋根は太陽の熱を最も受ける場所のため、下地には断熱材に加えて遮熱材を施工しました。

外壁は古い外壁の上から重ね張りするための下地を作ります。

▲古い外壁の上に透湿防水シートを張ります。
▲隣家との間が狭いですが、職人さんががんばって作業してくれていました。

屋根も古い屋根は壊さずに重ね葺きをします。

▲古い屋根の上に垂木を取り付けています。
▲取り付けた垂木の間にボード状の断熱材を入れていきます。
▲上から遮熱シートを敷いていきます。

遮熱シートには酒井化学さんのラミパックSDを使っています。このアルミのシートで日光の赤外線をカットして、夏の暑さを防ぎます。もちろん、冬場の暖房の熱が外に逃げるのも防いでくれますよ。

▲ロフトの上の屋根部分です。
▲遮熱シートの上から野地板を張ります。
▲野地板の上に防水シートを張っています。
▲ここまで終われば雨が降っても安心です。

屋根と同じように日があたるロフトの壁も、遮熱シートと断熱材で暑さ対策をしています。

▲外側に遮熱シートを張り、内側に断熱材を施工します。
▲床・壁・天井としっかり断熱しました。
▲木の窓枠が取り付けられました。
▲秘密基地のような雰囲気ですね。

日当たりの良いロフトや3階のあるお宅では「夏は最上階が暑くて困っている」というお話をよく伺います。室内の暖かい空気が上にたまっていくのと、外からの日差しの熱が原因です。
直射日光があたるような場所は断熱材だけでなく、遮熱材も併用することで熱をしっかり遮ってくれます。室内の温度も外に逃がさないので、冷暖房効率もアップして快適に過ごせるようになりますよ。

雨が降る前の屋根下地は一段落できたので、この後は内部の工事を進めていきます。
それでは、また。

タイトルとURLをコピーしました