こんにちは。エコリフォームの遠藤です。
本日は、台東区S様邸マンションの
床と天井の防音工事の様子をお伝えします。
先日、大まかなお部屋の間仕切りを組んだので、
次はお部屋ごとに床を作っていく作業になります。
箱に沢山入っているのは、床の足になる部材です。
黒いゴムの部分が下になり、防音の効果を発揮します!
上の写真の部材(置床)だけでも充分、
マンションの防音規定はクリアするのですが、
まれに、この足の間の空気が反響して、
音が大きくなって伝わってしまうことがあります。
(太鼓現象と呼びます。)
その太鼓現象が起きないよう、念の為、防音材を隙間に入れていきます。
こちらの素材はパーフェクトバリアと呼ばれる断熱材です。
ペットボトルから作られるエコな素材で、
燃えても有害な物質が出ることがなく、耐久性にも優れています。
防音効果もあるので、こちらを入れていきます。
これで床の防音対策が完了です。
次に、天井の防音工事です。
今まではコンクリートに直接クロスが貼られていた状態だったので、
上の音が直に伝わっていたのですが、
今回少しだけ天井に空間を設け、そこに新しく電気の配線をし、
その間に床下と同様、パーフェクトバリアを入れていきました。
お部屋の長さにカットして、天井に敷き詰めている様子です。
工事が進み、断熱材が天井にみっちり敷き詰められた様子です。
「赤ちゃんが包まっても大丈夫」と謳っているこの素材が音を吸収してくれます。
また、朝など静かにしていると、
下水の『さらさら』と流れる音が結構響いていたので、
排水の竪管には消音対策として、断熱材を巻きつけました。
これで、以前に比べると上の階の音も軽減されると思います。
次回は、断熱工事の様子をお伝えします。
それでは。