江東区 N様邸:配管・基礎補強工事

江東区N様邸・2025年1月着工

解体が無事に終わり、既存の配管や配線が露になりました。

今回のリフォームでは一旦スケルトン状態にするので、家が丸裸になります。
その状態の家は、インフラの他にも、どんな材料でどんな施工がなされているのかを すべて把握することができ、それを踏まえて新たな計画がなされます
これがスケルトンリフォームの醍醐味と言っても良いでしょう。

配線・配管

電気、ガス、水道の配線、配管の古い物は使わず、宅内は全て新しく施工しなおします。
一世帯の住宅を二世帯にすることもあり、全ての住宅設備が2ヵ所となります。
本管からの給水管の引き込みが、既存の物では供給が足りないと判断、給水管を太い口径に変更することとなりました。

まずは、水道設備の排水・給水・給湯管を先行して配管していきます。
スケルトンリフォームでは、宅内のインフラをほぼ新しく出来ることが大きなメリットです。
これから何十年とお使いいただくものですし、そう易々と取り換えられる物ではありませんので、これを機にしっかりと見直して施設していきます。

基礎工事

次に基礎の工事が始まりました。

既存の基礎は活かしつつ、間取りの変更によって新たに建てる耐力壁の下に、基礎を立ち上げ追加します。
建物の構造上重要な部分ですので、丁寧に正確に施工していきます。


追加する基礎の地面に砕石を敷いてならしたら、配筋をしてベースとなるコンクリートを打設します。
その上に仮枠を設置し、立ち上がりの基礎のコンクリートを流し込んでいきます。


仮枠を外し、新しい基礎が現れました。

新たな基礎の上に土台を据えて、足回りは完成です。

防湿シート

基礎の工事が終わり、土からの湿気が上がってこないよう 防湿のシートを張り巡らします。


ユニットバスの下は、平滑にコンクリートを流してその上に浴室を設置します。

材料搬入

いつもお願いしている和歌山の山長商店さんから、構造材料も届きました。
良質な紀州材です。
クレーンを使って荷下ろしです。

基礎工事・配管工事が完了したら、この材料を使って、次は構造の補強です。
既存の状態を十分に把握し、耐震性を十分に検討したうえで、構造補強工事を行っていきます。

だんだん住宅らしくなっていきますので、これからの工事の過程をお楽しみください!

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