新宿区K様邸のキッチン工事が完了したので、次に洗面台を造作した様子をご紹介いたします。
洗面台は既製品をポンと置くことはせず、カウンターを造作しその上に洗面ボールを設置するスタイルに致しました。
造作の洗面台をご提案する際には、スケッチを描いてお客様にお持ちします。
既製品の洗面台はカタログやメーカーのショールームで実物が見られるのでイメージしやすいと思いますが、造作洗面台はカタログでパーツしか確認できないですし、実物を見ることもできません。その為お客様のこうしたいというイメージと、私たちがご提案しているものに大きな差がないかどうか確認のためにスケッチを描いています。
▼ご提案時のスケッチです。
カウンターは大工さんに集成材でつくってもらい、お好みのお色に塗装していきます。
その上に洗面ボールを設置し、鏡はK様の御支給いただく事になりました。
▼リフォーム前の洗面室の様子です。
洗面ボールを解体し、まずは床を無垢フローリングを張っていきます。
▼無垢フローリングを張り終えた様子です。
▼洗面カウンターが完成しました。
塗装をしてカウンターを仕上げます。
もともと薄型の洗面台が入っていたところに造作の洗面台を設置する為、奥行きが取れず、洗面室の入口と干渉していまいます。その為、カウンターの右側の部分を隅切りし、干渉しないようにしました。
既製品との違いは、こうした細かい寸法を現場で合わせていけるところです。世界に一つだけのK様オリジナルの洗面台が完成しました。
▼洗面台完成です。
下のスペースはお客様が籠を置いたり、収納ケースを置いたり自由に使って頂けます。
シンプルでカッコいいオリジナルの洗面台が完成しました。