昨年末にお引渡しをさせていただいた墨田区のK様より、玄関にアクセントウォールとして施工した大谷石の黒ずみが気になるとのことでお問い合わせをいただきました。
天然石の良いところは、石の種類によって調湿してくれたり、時の経過と共に味わいが増すところですが、自然のものなのでどうしてもメンテナンスが必要になります。
早速、石屋さんに相談したところ、大谷石の黒ずみにはクエン酸を塗布すると消えることを教えてもらい早速アフターメンテナンスにお伺いしました。
▼写真左下など黒ずみが目立ちます。
今回はクエン酸を塗布し、少し黒ずんできた大谷石を元にもどす作業を行いました。
▼クエン酸を塗布した後の、大谷石の様子です。
黒ずみが薄くなり、大谷石独特の風合いに戻りました。
大谷石の変色は、大谷石に含まれる鉄分が酸化して起こるもので、錆とりに有効なクエン酸を塗布することで、中和されて黒ずみが取れるそうです。
エコリフォームでは、体にも自然にも優しい天然素材を使うことが多いのですが、工業製品よりもメンテナンスが必要だったり、お部屋の環境によっては色々な変化が出てきてしまうこともあります。
それをご説明させていただいた上で、自然素材を施工しているのですが、お手入れが必要なこと多いのは事実です。
少しずつ手を加えて、味わい深いお部屋に育てていく事が自然素材の良いところだと思います。
リフォーム後とても素敵にお住まいのK様。
色々お暮らしぶりをうかがうことができ、ありがとうございました。
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