エコリフォームの西澤です。
以前、マンションの和室とキッチン・洗面台をリフォームした葛飾区のT様より、前回は工事をしなかったトイレと浴室の交換工事をご依頼いただきました。
T様のマンションは築25年ほど。建築当時のユニットバスは壁のパネルなどにアスベスト(石綿)が含まれている可能性があります。
近年、解体時のアスベスト飛散防止対策に関連する法令が強化されたため、建材にアスベストが含まれる場合には解体前の申請や特別な処理が必須となりました。
T様邸に設置されていたナショナル製のユニットバスの場合、「壁に磁石が付かない場合はアスベスト含有として取り扱う」とのこと。今回は磁石が付かない壁でしたので、アスベスト対策を取った解体を行いました。
浴室の中にアスベストが含まれているというと、そのまま使い続けて良いのか心配になりますが、アスベストが危険なのは粉塵として飛散するときなので、通常使用には問題ありません。
ただし解体時には上記のような手間と時間がかかってしまうため、古いユニットバスのリフォームをお考えの方はご注意ください。
トイレは機器を交換して壁・床材を張り替え、手すりを新たに取り付けました。
トイレは壁の下半分にお掃除しやすいパネルを張っています。手すりや紙巻き器の上の小さな棚も追加して、より使いやすくなりました。
今回も前回と同じく、お住まいになりながらのリフォームでご不便をおかけいたしましたが、T様には工事中もご協力いただき誠にありがとうございました。
新しくなった水まわりで、より快適にお暮らしいただければ幸いです。