大田区F様邸 防蟻処理と窓の取付・断熱工事

大田区F様邸・2021年1月着工

エコリフォームの西澤です。
今回は大田区の戸建スケルトンリフォーム現場の進捗をお伝えします。

基礎や構造体の耐震補強が終わり、1階の壁や柱に再びシロアリが上がってこないよう防蟻剤を塗布しました。シロアリ予防に使用するのは、プロボレートというホウ酸塩の薬剤で、揮発しないので室内の空気を汚染せず、長い間効果が持続します。

▲専用の噴霧器を使って作業します。

プロボレートに含まれるホウ素は必要以上に摂取しても腎臓の働きで排出されるため、腎臓を持たないシロアリなどに効果を発揮し、人や犬・猫などの哺乳類には安全性の高い薬剤です。

▲基礎から1mくらいのところまで散布します。

1階は防蟻処理が終わった後、床下の断熱材を施工しました。

▲根太の間にパネル状の断熱材フクフォームEcoを敷き詰めました。

また、今回のリフォームでは、窓もすべて新しくしました。断熱性と耐震性を上げるため、今までよりも窓の面積を減らしています。

▲白いシートが張ってあるところが今まで窓だった部分です。
▲右側にあった窓は閉じて一面を壁にします。

夏場の暑さでお悩みだった3階の天井裏は、遮熱シートのラミパックを張りました。

▲熱を反射させて暑さが伝わらないようにします。

壁と天井には綿状の断熱材を隙間なく詰め込んで、しっかり断熱します。

▲ペットボトルの再生材で作られた断熱材「パーフェクトバリア」です。
▲壁の中に断熱材を入れたら、構造用合板で閉じていきます。
▲2階の様子。天井にもしっかり断熱材が入っています。

窓が大きいと室内は明るくていいのですが、その分外気温の影響を受けやすく、大きな開口部は建物の耐震性も低下させてしまいます。今回はF様のご要望もあり、開口部の面積を大幅に減らしました。
防蟻処理や遮熱・断熱の工事もしっかり行ったので、これから先も長く快適に暮らせるようになりますね。

それでは、また。

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