清澄の家・新築 完成しました!

清澄の家新築・2019年3月着工

エコリフォームの西澤です。
3月から着工していた木造3階建て住宅「清澄の家」が遂に完成しました!
カメラマンに依頼した写真が届きましたのでご紹介します。

まずは外観。撮影日は気持ちのいい晴天。白い塗り壁と木の外壁とのコントラストがとても美しいです。

▲木の外壁は岐阜県産の無垢材を使っています。
▲ステンレスの水切りのシャープな印象を木目が和らげていますね。

この家は玄関分離型の2世帯住宅なので、玄関が2つあります。
まずは1階の親世帯の玄関から。

▲こちら側が1階の入り口です。
▲小さな収納の付いた内玄関。

1階はワンルーム型のお部屋で、お母様がお住まいになられます。

▲ナラの無垢フローリングと畳コーナーのワンルームです。
▲キッチンはタカラスタンダードのホーローキッチン。
▲畳コーナーは壁を設けて半個室風になっています。
▲水回りは落ち着いた色合いで統一しました。

子世帯の玄関は、壁も扉も無垢材を使用。木のあたたみが感じられるエントランスになっています。

▲青森十和田の杉で作った玄関扉です。
▲玄関を入ると、お母様のお部屋に繋がる廊下と2階に上がる階段になります。

玄関から階段を上がって、2,3階が子世帯の生活スペースです。

▲山長商店の紀州杉で製作した階段。節の出ない部分を切り出しているので、上品な木目です。
▲2階LDKは幅広アッシュ材の無垢フローリングです。
▲空間の主役になるアイランド型のステンレスキッチン。
▲造作のバックカウンターには壁に大谷石を張り、BOSCH製の食洗機を組み込みました。
▲キッチンから空間全体が見渡せます。
▲仲間内で集まれる広々としたLDKです。

ところで、壁に設置されている↓のシルバーのパネル、何だか気になりませんか?

壁に設置されているこのパネルは、輻射式冷暖房「エコウィン」。中にはエアコンと連動して冷水や温水が流れるようになっていて、輻射熱で周囲の熱を調節します。夏は蔵の中にいるようなひんやりとした空間に、冬は日だまりのようにじんわりと体を温めてくれ、身体に優しい冷暖房です。
清澄の家では断熱に力を入れ、外気温に左右されない室内空間となるよう設計したので、一年中春のように心地よく過ごすことができます。

そして建築士塩谷が力を入れて作ったのがここ2階のトイレ。なのですが、実はここの写真を撮り忘れてしまったため、スタッフ撮影の写真にてご容赦ください。

▲和紙の壁紙に大谷石を張った腰壁と、古材を活用した間接照明。
▲反対側の手洗いも古材を活用して和の雰囲気溢れるトイレです。

そして3階は寝室と水回りになっています。

▲寝室のフローリングは、階段と同じ紀州杉。こちらは節のある木目です。
▲階段室の脇には書庫を設けました。
▲洗面台はフラットなカウンターに壁一面の大きな鏡を設置し、すっきりとした印象です。
▲浴室はハーフユニットを使い、壁・天井はヒノキと十和田石張りにしました。
▲広々とした屋上は様々な用途に使えそうです。

今回の清澄の家は、最新の制震技術や防火性能、温熱環境を取り入れた高性能の住宅となっています。建材には国産のものを各地から取り寄せ、伝統ある技術と最新の知識を取り入れました。
見える部分にも見えない部分にもこだわりぬいた新築住宅の出来上がりです。

リフォーム事例で詳しくご紹介しています。

技術と伝統を受け継ぐ清澄の家
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