清澄の家・新築 内部の工事を進めています

清澄の家新築・2019年3月着工

エコリフォームの西澤です。
梅雨の間は外部工事が思うように進みませんが、室内の工事は着々と進んでいます。

今回新たな取り組みとして取り入れた制震テープですが、強力な両面テープ状になっているため、上から石膏ボードを貼っていくのがなかなか神経を使う作業で大変そうでした。

▲一度貼ってしまうとずらせないので、慎重に位置を合わせています。
▲上からビス止めをして固定します。
▲間にゴミなどがくっついてしまわないように、はく離紙をはがすタイミングも試行錯誤。

同時進行で、天井に埋め込むエアコンの設置作業も行われました。

▲配管を取り回しています。
▲きれいに仕上がりました。
▲配管が終わった1,2階の天井に断熱材のパーフェクトバリアを入れます。

ボードが張り終わったら、床のフローリング張りです。

▲部屋の形に合わせてカットしながら張っていきます。
▲キッチンになる2階のフローリングはスペリオルアッシュの無垢材です。

アッシュ材は広葉樹で野球のバットにも使われる比較的堅めの木です。スギなどの針葉樹に比べて水に強く傷が付きにくいので、キッチンを置く2階のフローリングに採用しました。

そして、一部にはこんな趣を持たせた造作を。

ここに使用した古い建具は、今年1月に惜しまれながら閉店した湯島の老舗すきやき店「江知勝」様からいただいてきたものです。
江知勝様とは以前、築60年の数寄屋造りのお店の耐震補強をさせていただいたご縁があり、今回お店が解体される際にご厚意で建具を譲ってくださいました。

江知勝様のリフォームの様子はこちらをご覧ください

>文京区湯島の数寄屋「江知勝」様の耐震補強:Part1

写真でご紹介した意匠がどの場所で使われているかは、出来上がってからのお楽しみです!

それでは、また。

リフォーム事例で詳しくご紹介しています。

技術と伝統を受け継ぐ清澄の家
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