中央区A様邸 基礎工事・柱の交換

中央区A様邸・2019年12月着工

エコリフォームの西澤です。
現在進行中のスケルトンリフォーム現場では、基礎のコンクリート打ちと柱の交換を行いました。

前回の記事では基礎の配筋作業を始めたところまででしたが、配筋後の写真がこちらになります。

▲鉄筋を決められた間隔で組み、新しい土台を固定するためのボルトを設置しています。
▲部屋の奥からコンクリートを流し込んでいきます。
▲前面道路が狭く車が入れないため、コンクリートはミキサー車から手作業で何往復も運搬しました。
▲流し込まれたコンクリートを平らにならして仕上げています。

コンクリートが乾いたら、土台や柱を設置していきます。

▲室内の柱はほぼすべて新しい木材に交換していきます。
▲柱を交換するときには仮の支柱をジャッキアップして建物を支えながら工事を行いました。
▲梁の下にはさらに新しい梁をかけて補強します。
▲2階も交換できる柱はすべて新しくしました。
▲新しい柱だけでなく、既存の接合部も金物でしっかり固定します。

解体後、屋根裏からは建築当初の幣串(へいごし)が見つかりました。

▲長い年月A様ご家族の暮らしを見守ってきた縁起物です。

幣串は上棟の際に家族の幸福や厄除けのために飾られるもので、屋根の架け替えをしないリフォームの場合は取り外さずにそのまま天井を張っていきます。
これからも末永くA様の暮らしを守っていってもらえますように。

この後、配線などが完了したら壁・天井を張って見えなくなってしまうため、 補強箇所は写真を撮って書類にまとめます。
まとめたものは耐震助成金の申請のために必要なので重要な工程の一つです!
必要に駆られて、という面もありますが、こうして家の見えない部分が記録で残るのはとても良い記念になりますね。

それでは、また。

リフォーム事例で詳しくご紹介しています。

築90年でも大丈夫!小さな長屋のスケルトンリフォーム
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