こんにちは。エコリフォームの田中です。
本日は文京区で行われているスケルトンリフォームの模様をお伝えします。
耐震補強が終わり、防蟻処理を済ませて、今度は床を組んでいく作業に取り掛かります。通常でしたら、大引き→根太→ベニア板と組んでいきます。しかし今回は、出来るだけ空間を広くするために置き床工法を選択しました。補強した梁が天井に出てきてしまい、空間が狭く感じられることを懸念したためです。この方法はコンクリートの床下地の際によく用いられます。床下の高さが少なくで済むのでその分空間が大きく取れます。
この置き床工法にすることで、玄関からの上がり框の段差を低くすることができます。既存の玄関は「よっこらせ」と思い切り足を上げて上らなければならないくらい玄関框がありました。それを、この置き床工法にすることによって、段差が低くなり玄関から楽に上がることができます。床を低くすると浸水の問題が懸念されますがこの辺りの土地はその心配がないため、框を低くすることにいたしました。
断熱材もしっかり施工して、床下からの冷気に備えます。
もちろん、角には火打ち金物を使用して耐震補強を怠りません。
こんな感じで張り詰めていきます。
★こちらのリフォーム事例でも「置き床工法」を採用しました。ぜひあわせてご覧ください。
【築55年の狭小住宅を「パッシブデザイン」で健康・快適リフォーム】
大工さんがせっせと作業を進めてくれています。
手前に見えている線は、キッチンの水周り線です。白が給水、ピンクが給湯、灰色が排水管です。
この日は電気屋さんの登場です。
あらかじめ、お客様とお打合わせで電気配線図を決定して頂いております。その通りに電灯、コンセント、スイッチの位置に配線してくれます。
サッシも付いて着々と工事が進んでおります。次回もお楽しみに~。
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【文京区のスケルトンリフォーム・これまでの様子】
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