こんにちは。エコリフォームの梅田です。
本日は、中央区のA様邸の完成の様子をご報告致します。
こちらのお宅は昭和41年建築の建物でした。
約50年前に建てられたことになります。
木造2階建ての建物を、1階は店舗に、2階は住まいにリフォームさせて頂きました。
着工前の様子です。
昔ながらのお宅の様子でしたが、とてもきれいにお住まいでいらっしゃいました。
着工前の詳し様子はこちらです。
https://www.eco-inc.co.jp/blog_genba/1849
1階は店舗の様子です。
小料理屋さんを営まれる予定です。
今回、以前から交流のあった風祭千春建築士に設計をお願いしました。
「小上がりを作りたい」というお客様のご要望を上手に盛り込んで下さり、素敵に設計して下さいました。
出来上がった店舗の様子をご紹介します。
お店の中のカウンターなど、杉を多く使っているので、店舗の入口の扉も杉材を使用しました。
中がのぞけるように隣に小窓を設け、扉は縦格子のデザインですっきりとした印象に。
木を多く使用しておりますので、温かみある入口になったかと思います。
玄関におしゃれな飾り棚も設けました。
ダウンライトを真ん中ではなく、右側にずらして設置するのも、設計士の意向です。
かちっとしすぎず、柔らかな印象になりました。
実はこの上下の扉の中には、あるものが隠されています。
上が電気のメーターボックス、
下にはガスメーターです。見えていないだけで印象が大きく変わりますよね。
カウンターにも紀州の杉材を使用しています。
塩谷がこだわって選んだ材料です。ウレタンの塗装を施しておりますので、水に強くなっています。
奥にお客様からご要望のあった、小上がりがあります。
緑が見える、贅沢な小上がりです。ここで落ち着いてゆっくりと食事が出来たら、最高ですね。
小上がりに上がる部分はゆるやかなカーブなっています。設計士のこだわりです。
背面にはボトルを置ける棚と、コートや上着を掛けられる付長押を取付けました。
こちらの空間で、ゆったりとお食事と会話を楽しんで頂ける日が楽しみです。
2階はお母様の居住スペースです。
入口はこちら。
店舗の入口とは別に設けて、プライバシーを守っています。
玄関収納もたっぷりと設けました。
階段は無垢の杉材を使用しています。無垢の階段は、温かみがあり、木の香りがとても落ち着くんですよ。
2階の居室の床にも、紀州の杉材を使わせて頂きました。
時が経つにつれて、味わいが増してきますので、色の変化を楽しんでいただけることと思います。
空気を多く含んでいるので、とても柔らかく、温かみがあります。
年に1、2回、自然素材のオイルでメンテナンスして頂くと、汚れも付きにくく、きれいに保つことができます。
キッチンはタカラスタンダード社のものをお選びになられました。
淡いピンクでとてもかわいいです。
何より、タカラスタンダードのキッチンはお手入れがラク!
油がはねるキッチンパネルの部分や、扉の面材が琺瑯素材でできているので、汚れが浸み込むことがありません。
扉面の色が劣化により変色することもないんですよ。
お風呂もタカラスタンダード社のものをお選びになりました。
浴室では、壁面のパネルが琺瑯素材になっています。
キッチンの後ろには洗濯機置き場があります。
その洗濯機置き場に合わせて造作家具を作成しました。
棚は自由に位置を変えられるので、仕舞うものに合わせて、動かすことができます。
今回のリフォームでは、かっこいいなかにも温かみのあるお店をつくること、
また住居部分は以前よりも快適にお暮し頂けるよう工夫しました。
A様、お問い合わせから、工事完了まで、たくさんのお打合せのお時間を頂戴し、ありがとうございました。
お仕事がお忙しい中、現場にもお気遣いを頂きまして、ありがとうございました。