こんにちは。田中です。
荒川区で行われております、長屋スケルトンリフォームの着工前、解体の模様をお伝えします。
築年数ははっきりとは不明ですが、築95年ほどとのこと。
昔は3軒長屋だったところ、1軒を切り離して、現在は2軒長屋になっています。
キッチンはお家の奥にありました。
リフォーム後は前面に移動し、お風呂などの洗面周りや、トイレを奥に移動する計画です。
2階は全面和室でした。
リフォーム後は、一間を新規の畳床に、もう一間をフローリングに、壁紙は前面張替の計画です。
今回のリフォームの目的は、耐震を重視し、今後20年から30年快適に暮らせるようにしたいというご要望です。
ご予算に合わせて、1階のみのを全面スケルトンとし耐震補強工事を行い、2階は内装のリフォームをご提案させて頂きました。
リフォーム後の1階のイメージです。
お清め後、解体を行います。
築年数が経ったお宅は解体も慎重に行います。
一概に木造住宅といっても、建てた大工さんによって工法も様々です。
ある程度予測で梁の位置や、構造を考えているのですが、
解体して初めて分かることのほうが多く、この状態から建築士の塩谷が耐震方法を確定します。
それを元に大工さんの耐震工事からスタートです。
表面だけのリフォームではなく、家の基盤を強くしていく大切な工程です。
それでは、また次回。