こんにちは。田中です。
本日は台東区で行われております、スケルトンリフォームの模様を引き続きお伝えます。
こちらのお宅は両サイドがお隣に接しているため、出入り口が限られており、災害時の避難経路がつぶれてしまっては、脱出することができなくなります。
避難経路を確保するために、出入り口に強固な枠(Jフレーム)を取付け、万が一に備えます。
大きな枠なので、取付も一苦労です。
柱を立てるのも3人がかり!
土台はしっかり基礎と連結されています。
連結する際には、ドリフトピンで既存の梁にしっかりと補強されました。
断熱材を壁と1階の天井にも敷き詰めます。
こちらはパーフェクトバリアです。
ペットボトルから作られるエコな素材で、有害物質の揮発の心配もなく、燃えても有毒ガスを発生しないので、安心な素材です。
壁は構造用合板で補強していきます。
建物を「面」で支えることにより、構造強度を上げていきます。
この構造用合板は、土台から梁まで通して施工されているかどうかが強度を出すための重要なポイントになっていきます。
この上からザバーンという可変透湿シートをはります。
このシートはとても特殊な素材で、空気中の湿気の変化により、空気を通したり遮断したりします。
湿度の多いときは湿気を通さず、湿度の少ないときは湿気を通します。
この特殊な機能により、構造体の内部結露を抑制し建物の耐久性を上げることができるので、大切な工程になります。
では、またご報告致します。